日本の寄付したワクチンが台湾に到着 総統からのメッセージに「最高の友人」の声
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大地震の台湾、日本の支援に感謝 コメントに「涙が出た」「頑張れ!」2024年4月3日に発生し、マグニチュード7を記録した台湾東部沖地震。日本が100万ドル(約1億5100万円)の緊急無償資金協力による支援を実施することを発表し、台湾から感謝の声!

「日本有事はつまり台湾有事です」 支援に14万人が感謝「泣けてくる」2024年1月5日に、台湾の蔡英文(さい・えいぶん)総統はX(Twitter)を更新。令和6年能登半島地震による被災地支援と復興協力のため、6千万円の寄付を決めたことを報告しました。
- 出典
- @iingwen
2021年6月4日、日本は国内で製造したワクチンを台湾に無償提供しました。
同年5月中旬から新規感染者数が急増し、ワクチンの迅速な確保が困難な状況だった台湾。
これまで災害時に支援を行ってくれた台湾への恩返しも込めて、日本は国内で製造した英アストラゼネカ製のワクチン約124万回分を贈ることにしたのです。
同日午後、輸送されたワクチンは台湾北部の桃園国際空港に到着。台湾の蔡英文(さい・えいぶん)総統は、Twitterに日本語字幕を付けた動画を投稿しました。
日本からの支援に感謝の意言葉を告げ、日本と台湾の友好の絆が強まったことをいい表した蔡英文総統。
これまでも日本と台湾は、災害などで国が困難な状況に立たされた時、お互いに助け合ってきました。
蔡英文総統の投稿には、台湾に住む人たちから「日本は大切な友人です。感謝します!」「事態が収束したら日本に遊びに行きたいです」といった、日本人に宛てたメッセージが寄せられています。
ワクチンの寄付について、茂木敏充外務大臣は「台湾との重要なパートナーシップ、友情を踏まえた提供になる」とコメント。
今後も、困った時は支え合えるような素敵な友人関係を築くことを、日本と台湾に住む多くの人が願っているでしょう。
[文・構成/grape編集部]