「山は自己責任!!」山中で見つけた貼り紙 強い口調でこう書かれていた By - grape編集部 公開:2017-05-05 更新:2018-06-08 山注意喚起登山貼り紙 Share Post LINE はてな コメント 廃道を中心に全国を冒険しており、『日本の道路120万キロ』などの本を出版している平沼義之(@yokkiren)さん。 秩父のとある山中を探索していると、木にくくりつけられた1枚の貼り紙を目にしました。 「山は自己責任!!!!!」強い口調で書かれた貼り紙 山は自己責任!!!!! (あなたは自ら選んですすんで山に来ているのですよ) 登山は自然相手!生半可な考えで来るな! ヘッドライト・雨具・非常食は絶対必要! 行き先を家族等に「書いて」伝えろ! 登山道を期待するな (整備されたところが歩きたければ山に来るな!) 道標を期待するな(地図を読めない自分が悪い!文句がある奴は二度と山に登るな!) 迷ったら戻れ (沢に下りるな尾根に上がれ!) 以上、厳しいようだが、これが分からない奴は山に登る資格なし。 では無事を祈る… ~山の遭難をなくしたい者より~ @yokkiren ーより引用 秩父の山中で見た、遭難防止の書き付け。「山は自己責任!!!!!」から始まる6つの指南は、どれも納得できるものばかりである。「では無事を祈る・・・」という締めも、親玉みたいでかっこいいな。GW中、山や廃道へ行かれる方も多いでしょうが、皆様私のように無事に帰って下さいね。 pic.twitter.com/tpsZZOhlcy— ヨッキれん/平沼義之 (@yokkiren) 2017年5月1日 貼り紙につづられていたのは、登山についての注意喚起。 「文句がある奴は山に登るな!」「山に登る資格なし」といった強い口調で書かれていますが、これは「遭難者を出したくない」という思いやりからでしょう。 「突然、天候が悪くなった」 「道に迷ってしまった」 「足を滑らせ、怪我をしてしまった」 こういった理由で、遭難してしまう人は多くいます。特に、大型連休は山岳遭難が多いため、警察も毎回注意を呼びかけています。 もちろん観光客だけではなく、登山に慣れている人ですら遭難する可能性があります。山では何が起こるか分からないのですから。 ※写真はイメージ 警視庁の『平成27年における山岳遭難の概況』によると、2016年の山岳遭難者は3043人。発生件数や遭難者、死者・行方不明者は、統計の残る昭和36年以降で最も高い数値となったそうです。 ここ数年の『登山ブーム』で、登山者は年々増えています。ですが、山は素敵な場所であると同時に、危険な場所でもあることを忘れてはなりません。 もしあなたが山に登る際は、この貼り紙に書かれた言葉を受け止め、しっかりと準備をしてください。 [文・構成/grape編集部] 出典 @yokkiren Share Post LINE はてな コメント
廃道を中心に全国を冒険しており、『日本の道路120万キロ』などの本を出版している平沼義之(@yokkiren)さん。
秩父のとある山中を探索していると、木にくくりつけられた1枚の貼り紙を目にしました。
「山は自己責任!!!!!」強い口調で書かれた貼り紙
貼り紙につづられていたのは、登山についての注意喚起。
「文句がある奴は山に登るな!」「山に登る資格なし」といった強い口調で書かれていますが、これは「遭難者を出したくない」という思いやりからでしょう。
「突然、天候が悪くなった」
「道に迷ってしまった」
「足を滑らせ、怪我をしてしまった」
こういった理由で、遭難してしまう人は多くいます。特に、大型連休は山岳遭難が多いため、警察も毎回注意を呼びかけています。
もちろん観光客だけではなく、登山に慣れている人ですら遭難する可能性があります。山では何が起こるか分からないのですから。
※写真はイメージ
警視庁の『平成27年における山岳遭難の概況』によると、2016年の山岳遭難者は3043人。発生件数や遭難者、死者・行方不明者は、統計の残る昭和36年以降で最も高い数値となったそうです。
ここ数年の『登山ブーム』で、登山者は年々増えています。ですが、山は素敵な場所であると同時に、危険な場所でもあることを忘れてはなりません。
もしあなたが山に登る際は、この貼り紙に書かれた言葉を受け止め、しっかりと準備をしてください。
[文・構成/grape編集部]