「私の有給休暇を寄付します」ある人に集まった、同僚たちの大切な時間
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
必要なときに休める会社員の大切な時間、「有給休暇」。
フランスの国民議会は、自分の休暇を同僚に寄付できる『マティス法(Loi Mathys)』という法案を新しく取り入れました。
一人の少年から始まった『マティス法』
この法が提案されたのは、2011年。ガンのせいで、天国へ旅立ってしまった9歳の少年がきっかけでした。
出典:entrepatients
少年のそばにはいつも、一生懸命に看病をしながら見守る父のジェルメンさんがいました。しかし、息子の容体は日々悪くなるばかり…。
仕事を休んで看病にあたっていたため、有給休暇も残り少なくなってしまいます。
事情を知った会社の同僚たちは、ジェルメンさんに「何かできることはないか」と尋ねます。すると、ジェルメンさんはこう答えました。
「お金より、息子といられる時間がほしい…。」
そんなジェルメンさんのために、自分たちにできることはないかと悩み始めた同僚たち。そして思いついたのが、有給休暇を譲ってあげることでした。
そうして、ジェルメンさんが息子と一緒にいられる「170日」の有給休暇が集まったのです。
休暇を誰かに譲るという前例はありませんでした。けれど、会社側は特に問題ないと判断。おかげで、ジェルメンさんは息子を最後の最後まで、見守ることができました。
その後、ジェルメンさんはみんなからもらった大切な時間を、自分と同じ状況に置かれている人々へ返そうと決めます。
通じたジェルメンさんの思い