「私の有給休暇を寄付します」ある人に集まった、同僚たちの大切な時間
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出典:aufeminin
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秋田県のスーパーで買った鮭弁当 フタを開けたら?「笑った」「世界は広いわ」「秋田県のわりとマジでおすすめなグルメ」というコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、鬼灯すすき(@susuki_hozuki)さん。 秋田県の有名な食べ物といえば、きりたんぽや稲庭うどんなどを、思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、ほかにも秋田県の名物があるのだとか。
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犬「窓を開けて!」 入ってきたのは、犬ではなく…「笑った」「かわいすぎる」寒い冬の日でも、散歩に行きたがったり、めいっぱい遊びたがったりする犬は多いでしょう。 2024年12月、厳しい寒さにもかかわらず、全開の窓付近でくつろいでいた柴犬のとんくん。 飼い主(shibainuton)さんは、冷た...
必要なときに休める会社員の大切な時間、「有給休暇」。
フランスの国民議会は、自分の休暇を同僚に寄付できる『マティス法(Loi Mathys)』という法案を新しく取り入れました。
一人の少年から始まった『マティス法』
この法が提案されたのは、2011年。ガンのせいで、天国へ旅立ってしまった9歳の少年がきっかけでした。
出典:entrepatients
少年のそばにはいつも、一生懸命に看病をしながら見守る父のジェルメンさんがいました。しかし、息子の容体は日々悪くなるばかり…。
仕事を休んで看病にあたっていたため、有給休暇も残り少なくなってしまいます。
事情を知った会社の同僚たちは、ジェルメンさんに「何かできることはないか」と尋ねます。すると、ジェルメンさんはこう答えました。
「お金より、息子といられる時間がほしい…。」
そんなジェルメンさんのために、自分たちにできることはないかと悩み始めた同僚たち。そして思いついたのが、有給休暇を譲ってあげることでした。
そうして、ジェルメンさんが息子と一緒にいられる「170日」の有給休暇が集まったのです。
休暇を誰かに譲るという前例はありませんでした。けれど、会社側は特に問題ないと判断。おかげで、ジェルメンさんは息子を最後の最後まで、見守ることができました。
その後、ジェルメンさんはみんなからもらった大切な時間を、自分と同じ状況に置かれている人々へ返そうと決めます。
通じたジェルメンさんの思い