タクシー運転手の言葉に、女性が涙した理由 言動に「泣いた」「素晴らしい」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- amore_naniwa
カナダのバンクーバーでタクシーの運転手に心を救われたという、なにわ(amore_naniwa)さん。
当時、パニック障害の発作が多かったなにわさんは、移動する際によくタクシーを利用していました。
パニック障害は、人ごみや電車、バスなどの空間でめまいや動悸、呼吸困難などの症状を起こしやすいため、タクシーは比較的リスクが低かったのです。
パニック障害と闘っていることを口にしてしまったなにわさんが、相手に気を遣わせないよう自虐をし始めていると…。
パニック障害で日常生活が困難な状態にもかかわらず、相手に気を遣わせないよう「バカげてる」と自虐をしたなにわさん。
そんな彼女に対し、タクシーの運転手は真剣に「君は頑張っていてすごい。恥ずかしことなんかじゃない」と告げたのです。
この後、運転手は笑顔でこういいました。
「お仕事、楽しんでおいで!頑張らなくていいから。これはとても大事なことだよ」
パニック障害の正確な原因は分かっていませんが、ストレスが大きな影響を及ぼすとされています。
早く回復をするために無理をすると、症状が悪化する可能性も。だからこそ、運転手は優しくそう声をかけたのでしょう。
運転手の言葉に心打たれたなにわさんは、何度もお礼の言葉を告げてタクシーを降りました。その後は、とても安心して出勤をすることができたといいます。
漫画には、同じように病気で苦しんでいる人から「泣いた…」「なんて素晴らしい運転手なんだろう」といった声が寄せられました。
言葉は時に、誰かの心身に染み渡る『薬』になるのですね。
[文・構成/grape編集部]