電子レンジの掃除方法5選! 庫内が汚れる原因・理想の掃除頻度も By - grape編集部 公開:2022-06-08 更新:2022-06-08 掃除 Share Post LINE はてな コメント 電子レンジ庫内に付着した汚れを長期間放置している人は少なくありません。 電子レンジの庫内は知らないうちに油汚れなどがこびり付きやすく、そのまま使い続けると焦げやカビの原因になります。 しかし、いざ掃除をしようと思っても、具体的な方法が分からず困っている人もいるでしょう。 この記事では、電子レンジの汚れの原因や掃除手順、理想の掃除頻度についてご紹介します。 電子レンジ専用の掃除道具なしで簡単に実践できる方法ばかりなので、ぜひ参考にしてください! 目次 1. 電子レンジが汚れる原因は?2. 電子レンジの掃除方法5選2.1. 中性洗剤やクレンザーを使う方法2.2. 重曹を使う方法2.3. クエン酸を使う方法2.4. オレンジの皮を使う方法2.5. レモンを使う方法3. 電子レンジの理想的な掃除頻度4. まとめ 電子レンジが汚れる原因は? 電子レンジの汚れの原因は、食品の油分や水分が庫内に付着することです。 電子レンジで食品を温めていると、ラップが破裂したり、中身が吹きこぼれたりすることも少なくありません。 汚れをすぐに拭けば問題ありませんが、汚れを放置したまま電子レンジの使用を続けると、焦げ付きやカビの原因になります。 庫内の汚れがひどい場合は、加熱効率が下がり、電子レンジの故障を招く恐れがあります。 また、汚れや焦げが食品とともに温められ、熱が集中して発火する可能性もあるため注意が必要です。 電子レンジの汚れは放置せず、定期的に掃除しましょう。 電子レンジの掃除方法5選 電子レンジは身近なアイテムで手軽に掃除できるため、汚れが気になる人はこまめにお手入れしましょう。 掃除の際の注意点として、感電や火傷を防ぐために、電源プラグを抜くこと、庫内が冷めてからお手入れすることが大切です。 ここでは、電子レンジの具体的な掃除方法を5つご紹介します。 中性洗剤やクレンザーを使う方法 電子レンジの汚れを落とすには、中性洗剤やクレンザーを使うのが効果的です。 中性洗剤は油分に強いため、汚れがひどい場合にはぜひ試してください。 <道具> ・中性洗剤 ・クレンザー ・布巾 <手順> (1)中性洗剤を布巾に含ませて、庫内全体を拭き掃除します。 (2)落ちにくい汚れがある場合は、クレンザーで拭いた後、水で濡らして固く絞った布巾で拭いてください。 電子レンジの掃除というと庫内の掃除を思い浮かべますが、油汚れは電子レンジの外側にも付着しています。 庫内の掃除をするついでに中性洗剤を含ませた布巾で拭き、最後に乾拭きをしましょう。 重曹を使う方法 重曹には消臭効果があるため、汚れだけでなく嫌な臭いの軽減も可能です。 また、焦げ付きがひどい場合にも有効です。 <道具> ・重曹 ・耐熱容器 ・布巾 ・キッチンペーパー <手順> (1)耐熱容器に重曹大さじ1と水1カップを入れてよく混ぜたら、掃除したい電子レンジで5分加熱します。 (2)加熱が終わったら電源プラグを抜き、扉を閉めたままで20分ほど置きます。 (3)耐熱容器に残った重曹水をキッチンペーパーに含ませて絞り、庫内全体を拭きましょう。 (4)最後に庫内を水拭きして、乾いた布巾で水気を拭き取ります。 焦げ付きを放置して電子レンジの使用を続けた場合、頑固な汚れとなり重曹水では落ちないケースもあります。 焦げ付きが残った場合は、重曹ペーストを付けた歯ブラシで優しく擦るか、焦げ付き部分に重曹ペーストを乗せ、その上にラップをかけてしばらくパックしましょう。 重曹ペーストは、水と重曹を1:2で混ぜて作ります。ただし、厳密に比率を守る必要はなく、ペースト状になっていれば問題ありません。 重曹に少しずつ水を加えて、固さを調整しましょう。 クエン酸を使う方法 クエン酸は、庫内の水垢掃除に効果的なアイテムです。 <道具> ・クエン酸 ・耐熱容器 ・布巾 ・キッチンペーパー <手順> (1)耐熱容器にクエン酸大さじ1と水1カップを入れてよく混ぜたら、掃除したい電子レンジで5分加熱します。 (2)加熱が終わったら電源プラグを抜き、扉を閉めたままで15分ほど置きます。 (3)耐熱容器に残ったクエン酸水をキッチンペーパーに含ませて絞り、庫内全体を拭きましょう。 (4)最後に庫内を水拭きして、乾いた布巾で水気を拭き取ります。 頑固な水垢汚れは落ちにくいため、クエン酸水で拭いても汚れが残るケースもあります。 汚れが完全に取れなかった場合には、クエン酸による掃除を繰り返し行いましょう。 電子レンジの加熱後に庫内を拭く場合は、必ず庫内が冷めていることを確認します。 オレンジの皮を使う方法 オレンジなどの柑橘系の果物には『リモネン』と呼ばれる成分が含まれており、油汚れを落とす際に効果的です。 また、リモネンには消臭効果もあるため、庫内の嫌な臭いがすっきりするでしょう。 リモネンはオレンジの身の部分よりも皮に多く含まれているため、電子レンジ掃除の際には皮だけ使用します。 <道具> ・オレンジの皮 ・耐熱容器 ・布巾 <手順> (1)耐熱容器にオレンジの皮と水1カップを入れ、掃除したい電子レンジで3分加熱します。 (2)加熱が終わったら電源プラグを抜き、扉を閉めたままで15分ほど置きます。 (3)油汚れが気になる部分にはオレンジの皮を直接擦り付け、汚れを浮かせましょう。 (4)最後に庫内を水拭きして、乾いた布巾で水気を拭き取ります。 汚れがひどい場合は、直接オレンジの皮で擦るのがおすすめです。 レモンを使う方法 レモンもオレンジと同様に、リモネンの効果を利用して油汚れをきれいに掃除できます。 また、レモンにはクエン酸が多く含まれており、水垢汚れにも効果的です。 <道具> ・半分にカットしたレモン ・耐熱容器 ・布巾 <手順> (1)耐熱容器に水を入れ、そこにカットしたレモンを絞って果汁を入れます。絞った後の皮も耐熱容器に入れたら、電子レンジで5分加熱します。 (2)加熱が終わったら電源プラグを抜き、10分ほど置きます。 (3)油汚れが気になる部分にはレモンの皮を直接擦り付け、汚れを浮かせましょう。 (4)最後に庫内を水拭きして、乾いた布巾で水気を拭き取ります。 電子レンジ掃除に使用するレモンは、消費期限が切れていても、また多少傷んでいても問題ありません。 レモンが傷み食材として使えなくなったら、電子レンジの掃除に活用しましょう。 カットしたレモンは1つでも構いませんが、丸1個分使用するとさらに効果が上がります。 また、オレンジの皮を使用する場合と同様に、頑固な油汚れにはレモンの皮を直接擦り付けるのがポイントです。 電子レンジの理想的な掃除頻度 電子レンジの頑固な汚れは、中性洗剤や重曹を利用することで落とすことができますが、毎日こまめに掃除をしておけば、汚れが蓄積して落ちにくくなってしまうこと自体を防げます。 庫内の汚れがひどくなる前に、定期的にお手入れをしてきれいな状態を保ちましょう。 汚れを見つけたらすぐに拭き取るのが理想ですが、難しい場合は1週間に1度掃除をするだけでも汚れの蓄積を防げます。 また、食品を温める際にはラップやタッパーの蓋を使用するなどして、油分や水分が庫内に飛び散らないよう工夫しましょう。 ただし、ラップをきつくかけると破裂の原因になるため、端を開けたり小さな穴を開けたりしておくのがおすすめです。 まとめ 電子レンジの汚れは、食品の油分や水分が飛び散ることで付着します。 汚れを放置して電子レンジの使用を続けると、故障や発火につながる恐れがあるため注意しましょう。 電子レンジの掃除には、中性洗剤や重曹、クエン酸、オレンジやレモンなどを使用しましょう。 庫内に付着している汚れの種類を確認して、最適な掃除アイテムを選んでください。 レモンには、油汚れに強いリモネンと、水垢汚れに強いクエン酸が含まれているため、油と水垢のどちらの汚れも気になっている人におすすめです。 電子レンジの汚れは、付着したらすぐに拭き取るのが理想です。 頻繁に掃除するのが難しい場合でも、週に1度のお手入れを習慣にしましょう。 [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな コメント
電子レンジ庫内に付着した汚れを長期間放置している人は少なくありません。
電子レンジの庫内は知らないうちに油汚れなどがこびり付きやすく、そのまま使い続けると焦げやカビの原因になります。
しかし、いざ掃除をしようと思っても、具体的な方法が分からず困っている人もいるでしょう。
この記事では、電子レンジの汚れの原因や掃除手順、理想の掃除頻度についてご紹介します。
電子レンジ専用の掃除道具なしで簡単に実践できる方法ばかりなので、ぜひ参考にしてください!
電子レンジが汚れる原因は?
電子レンジの汚れの原因は、食品の油分や水分が庫内に付着することです。
電子レンジで食品を温めていると、ラップが破裂したり、中身が吹きこぼれたりすることも少なくありません。
汚れをすぐに拭けば問題ありませんが、汚れを放置したまま電子レンジの使用を続けると、焦げ付きやカビの原因になります。
庫内の汚れがひどい場合は、加熱効率が下がり、電子レンジの故障を招く恐れがあります。
また、汚れや焦げが食品とともに温められ、熱が集中して発火する可能性もあるため注意が必要です。
電子レンジの汚れは放置せず、定期的に掃除しましょう。
電子レンジの掃除方法5選
電子レンジは身近なアイテムで手軽に掃除できるため、汚れが気になる人はこまめにお手入れしましょう。
掃除の際の注意点として、感電や火傷を防ぐために、電源プラグを抜くこと、庫内が冷めてからお手入れすることが大切です。
ここでは、電子レンジの具体的な掃除方法を5つご紹介します。
中性洗剤やクレンザーを使う方法
電子レンジの汚れを落とすには、中性洗剤やクレンザーを使うのが効果的です。
中性洗剤は油分に強いため、汚れがひどい場合にはぜひ試してください。
<道具>
・中性洗剤
・クレンザー
・布巾
電子レンジの掃除というと庫内の掃除を思い浮かべますが、油汚れは電子レンジの外側にも付着しています。
庫内の掃除をするついでに中性洗剤を含ませた布巾で拭き、最後に乾拭きをしましょう。
重曹を使う方法
重曹には消臭効果があるため、汚れだけでなく嫌な臭いの軽減も可能です。
また、焦げ付きがひどい場合にも有効です。
<道具>
・重曹
・耐熱容器
・布巾
・キッチンペーパー
焦げ付きを放置して電子レンジの使用を続けた場合、頑固な汚れとなり重曹水では落ちないケースもあります。
焦げ付きが残った場合は、重曹ペーストを付けた歯ブラシで優しく擦るか、焦げ付き部分に重曹ペーストを乗せ、その上にラップをかけてしばらくパックしましょう。
重曹ペーストは、水と重曹を1:2で混ぜて作ります。ただし、厳密に比率を守る必要はなく、ペースト状になっていれば問題ありません。
重曹に少しずつ水を加えて、固さを調整しましょう。
クエン酸を使う方法
クエン酸は、庫内の水垢掃除に効果的なアイテムです。
<道具>
・クエン酸
・耐熱容器
・布巾
・キッチンペーパー
頑固な水垢汚れは落ちにくいため、クエン酸水で拭いても汚れが残るケースもあります。
汚れが完全に取れなかった場合には、クエン酸による掃除を繰り返し行いましょう。
電子レンジの加熱後に庫内を拭く場合は、必ず庫内が冷めていることを確認します。
オレンジの皮を使う方法
オレンジなどの柑橘系の果物には『リモネン』と呼ばれる成分が含まれており、油汚れを落とす際に効果的です。
また、リモネンには消臭効果もあるため、庫内の嫌な臭いがすっきりするでしょう。
リモネンはオレンジの身の部分よりも皮に多く含まれているため、電子レンジ掃除の際には皮だけ使用します。
<道具>
・オレンジの皮
・耐熱容器
・布巾
汚れがひどい場合は、直接オレンジの皮で擦るのがおすすめです。
レモンを使う方法
レモンもオレンジと同様に、リモネンの効果を利用して油汚れをきれいに掃除できます。
また、レモンにはクエン酸が多く含まれており、水垢汚れにも効果的です。
<道具>
・半分にカットしたレモン
・耐熱容器
・布巾
電子レンジ掃除に使用するレモンは、消費期限が切れていても、また多少傷んでいても問題ありません。
レモンが傷み食材として使えなくなったら、電子レンジの掃除に活用しましょう。
カットしたレモンは1つでも構いませんが、丸1個分使用するとさらに効果が上がります。
また、オレンジの皮を使用する場合と同様に、頑固な油汚れにはレモンの皮を直接擦り付けるのがポイントです。
電子レンジの理想的な掃除頻度
電子レンジの頑固な汚れは、中性洗剤や重曹を利用することで落とすことができますが、毎日こまめに掃除をしておけば、汚れが蓄積して落ちにくくなってしまうこと自体を防げます。
庫内の汚れがひどくなる前に、定期的にお手入れをしてきれいな状態を保ちましょう。
汚れを見つけたらすぐに拭き取るのが理想ですが、難しい場合は1週間に1度掃除をするだけでも汚れの蓄積を防げます。
また、食品を温める際にはラップやタッパーの蓋を使用するなどして、油分や水分が庫内に飛び散らないよう工夫しましょう。
ただし、ラップをきつくかけると破裂の原因になるため、端を開けたり小さな穴を開けたりしておくのがおすすめです。
まとめ
電子レンジの汚れは、食品の油分や水分が飛び散ることで付着します。
汚れを放置して電子レンジの使用を続けると、故障や発火につながる恐れがあるため注意しましょう。
電子レンジの掃除には、中性洗剤や重曹、クエン酸、オレンジやレモンなどを使用しましょう。
庫内に付着している汚れの種類を確認して、最適な掃除アイテムを選んでください。
レモンには、油汚れに強いリモネンと、水垢汚れに強いクエン酸が含まれているため、油と水垢のどちらの汚れも気になっている人におすすめです。
電子レンジの汚れは、付着したらすぐに拭き取るのが理想です。
頻繁に掃除するのが難しい場合でも、週に1度のお手入れを習慣にしましょう。
[文・構成/grape編集部]