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キャンプブームも、知られていない? 缶詰の調理方法に注意喚起

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

新型コロナウイルス感染症の流行により、『三密』を避けて楽しめるアウトドアとして、再び注目を集めたキャンプ。

一方で、キャンプ中の食事として活躍する『缶詰』の取り扱いに関して、『公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト食品協会』が注意喚起を行っています。

缶詰の直火かけは危険!

手軽においしい料理が作れるとして、キャンプには欠かせない『缶詰』の食品。

しかし、缶詰の中に入った食品を温める際、いくつかの注意点があるといいます。

缶詰の容器である金属缶は、密封容器として、保存・流通を目的として設計されており、調理用バーナーや炭火、コンロなどで直火加熱することは想定致しておりません。

公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト食品協会 ーより引用

キャンプでの調理は、炭火や調理用バーナーが多用されます。その際、缶詰を直火にあてて、温めてはいけません。

缶詰の内面は、中の食品を保護する目的で金属に塗料やフィルムなどの有機膜で被覆されております。この有機膜は、缶詰の加熱殺菌(一般的に110~120℃で30~90分)中に金属からの脱離や、有害な物質が食品中に溶け出さないように設計されておりますが、直火のような極めて高温で加熱された場合、有機膜からの分解物や溶出物に対する有害性については、容器製造企業として保証することはできません。

公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト食品協会 ーより引用

また、缶詰を未開封の状態で加熱すると、缶の内圧が異常に上昇して、缶が破裂したり、缶を開けた際に高温の食品が吹き出したりする危険性があるといいます。

「知らなかった」「やってたわ…」と知らずに缶詰をかけていた人からは、自身の行いを反省する声も。

缶詰はキャンプに限らず、自宅でも活用できます。だからこそ、正しい取り扱いを知り、安全に楽しみたいものですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト食品協会

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