7万人がジワった傑作 小5の『最強の秋の句』、実は…?
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五七五のリズムに季語を入れて、風景や心情を描く、俳句。
素敵な俳句に出会った時の感動は、心にジーンとくるものです。
有名な俳人の母校に通っていたという松本(@Franchise_Matsu)さん。小学校では、毎月俳句を詠んでいたそうです。
そんな松本さんにとって、「ずっと忘れられない」という一句がこちら。
麦ご飯 秋刀魚(サンマ)の味噌煮 きのこ汁
こちらの句は、松本さん自身の句ではなく、お兄さんが5年生の時に詠んだものだそう。
一見、料理名を3つ並べただけですが、『サンマ』と『きのこ汁』という、秋の季語が2つも入っています。
料理のおいしそうな匂いが漂ってきそうな句には、7万件もの『いいね』と、たくさんのコメントが寄せられました。
・情景が浮かんできて、笑ってしまった。最強の秋の俳句だ。
・神すぎる。これほど華麗な飯テロには、今まで遭遇したことがないかも。
・余計な表現を持たず、単語だけで秋の温かい食卓を表現するとは…恐るべき才能。
・季語が入っていて、食欲の秋を見事に表している。秀逸ではないだろうか。
このほか、「表現豊かな一句を詠めるお兄さんは、きっとグルメなのかも…!」といったコメントも。
しかし、松本さんによると、お兄さんは食にあまり興味がなく、「給食の献立表から引っ張ってきただけだった」といいます。
おまけに、「サンマの味噌煮じゃなくて、塩焼きだった気もする」というあやふやさ。
お兄さんにとっても『奇跡の一句』だった可能性はありますが、俳句の魅力と奥深さを感じるエピソードですね。
[文・構成/grape編集部]