『米のとぎ汁』でヨーグルトを作る方法 「意外と簡単!」「コクがすごい」
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日本人の国民食ともいえる米。今も昔も、米は多くの人たちに愛されてきました。
筆者も1日3食、必ず食べるほどの米好き。
朝夕に米をとぐのが日課なのですが、調べてみたところ『米のとぎ汁で豆乳ヨーグルトができる』という情報を入手!早速挑戦してみることにしました。
まずは、普段どおり米をとぎます。
次に、いつもは捨てているとぎ汁を使って、ヨーグルトに必要な乳酸菌を作っていきましょう。
ヨーグルト作りにおいて重要なのは、あらかじめ使用する容器などを、しっかりと煮沸消毒しておくこと。
容器などに雑菌が付いたままだと、食中毒になったり、ヨーグルトがうまく固まらなかったりするので十分注意してください。
きれいに洗った空のペットボトルの中に、米のとぎ汁を500mlほど注いでいきます。
おすすめは一番最初の米のとぎ汁。濃ければ濃いほど成功率があがるそうです。
次に塩を小さじ1杯、砂糖を小さじ2~4杯ほど投入。砂糖の分量は、お好みに合わせて変えてくださいね。
シャカシャカとよく振ってから、常温で数日眠らせます。
でき上がりの目安は、フタを開けた時、プシュッと炭酸飲料のような音がするタイミング。
それまでは根気強くフタを開け、1日1回ペットボトルを振って中身を混ぜる作業を繰り返してくださいね。
「たったこれだけで乳酸菌が作れるのかな」と、やや不安な気持ちにはなりますが、このまま経過を見守っていきます。
筆者の場合は5日後にプシュと音が出ました!これで乳酸菌は完成です。
続いて豆乳ヨーグルト作りにチャレンジしていきます。
用意するものは、豆乳500ml、乳酸菌50ml。豆乳と乳酸菌の割合は10:1が一般的で、タッパーに豆乳と乳酸菌を入れたらよく混ぜるのがポイントです。
常温で6~8時間ほど置いておけば完成なのですが、季節によって固まるまでの時間は異なるので、始めのうちはマメにチェックしたほうがいいかもしれません。
筆者は冬季に作り、10時間経ってから確認してみたところ、見事に豆乳ヨーグルトが完成していました!
食べてみるとコクがあってとってもおいしい!ぬかの臭みもなく、大豆の風味が楽しめるクセの少ないヨーグルトに仕上がりました。
舌触りもクリーミーで、ジャムなどと合わせてもおいしいかもしれません。
そもそも米のとぎ汁には、ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、ミネラルなどの成分が含まれており、栄養豊富だそう。
それらの栄養素を無駄にせず、コスパのいい自家製豆乳ヨーグルトを作れるなんて、まさに一石二鳥といえるのではないでしょうか。
身体にも優しい栄養たっぷりの豆乳ヨーグルト。ぜひ一度試してみてください。
[文/キジカク・構成/grape編集部]