迷惑行為撮影した動画も影響 回転寿司『すし銚子丸』の発表に、別れを惜しむ声
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回転寿司チェーン店『すし銚子丸』が2023年3月3日に発表した内容に、消費者から悲しみの声が寄せられています。
回転寿司の『すし銚子丸』から無くなるもの
新鮮なネタを、職人が手で握った本格的な寿司が味わえることで人気の『すし銚子丸』。
それでいて価格は回転寿司のお手ごろさなのも、『すし銚子丸』が人気の理由の1つでしょう。
そんな回転寿司チェーン店の中でも高い人気を誇る『すし銚子丸』ですが、回転レールを使用した商品の提供を順次終了し、全店でタッチパネルを使用したフルオーダーシステムに変更することを発表しました。
今回のフルオーダーシステムへの変更は、フードロスや昨今の飲食業界に大きなダメージを与えている迷惑行為への対策によるもの。
同年1月、回転寿司チェーン店の店内で撮影された迷惑行為の動画がSNS上で拡散されたことで、安全性や衛生面に対する不安の声が、消費者の間で広がっていました。
各店がそれぞれの対応を打ち出す中、『すし銚子丸』ではフードロスの観点からも、回転レールの使用をなくすことに。今後、レールには商品を紹介するPOPを流す形で活用されていくといいます。
回転しなくなることに、「やはりさびしさがあります」と『すし銚子丸』スタッフも正直な思いを明かしており、消費者からも別れを惜しむ声が寄せられました。
・昨今の出来事を考えれば仕方がないのかな。これからどんどん回っている店がなくなるのは、なんだか悲しいですね。
・このまま世の中から回転寿司がなくなってしまうんでしょうか。
・まだ回ってる間に行かなくては!
いまや「日本の食文化の1つ」とまでいわれるようになった、回転寿司。要ともいえる回転レールがなくなることに、さびしさを覚えるのは当然です。
一方で「これからも、応援します」「すし銚子丸の味が大好きだから、通い続けます」と応援の声も。それは、『すし銚子丸』が築き上げてきたブランド力のたま物でしょう。
なお、『すし銚子丸』は、同年4月26日までに、順次回転レールを使用しての商品提供を終了していくとのこと。最後の『回る寿司』を見に、多くの客がつめかけそうです。
[文・構成/grape編集部]