休業について貼り紙で告知した、老舗銭湯 一番下に書かれた『一言』に心打たれる
公開: 更新:
道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
オモチャが品切れに… 売り切れ表記に「勉強になります」「素晴らしい」2024年12月15日、「本当に何気ないことなんだけど、こういう製品の『世界観』を大切にした配慮っていいよね」とコメントをつづったのは、しぶちょー(@sibucho_labo)さん。しぶちょーさんは、あるオモチャが品切れになっている様子を見て、こう思ったといいます。その時の1枚とは…。
インターネットが発達し、世界中に情報を拡散できるようになった現代社会。
便利である一方で、これまで行われていた人と人との直接的な関わりが減り、少しさびしい気持ちを覚えることもあります。
また、パソコンの普及に伴って、手書きの文字を見る機会も減った現代だからこそ、『アナログなコミュニケーション』に対し、ひと昔前以上に温かみを感じるのではないでしょうか。
『休業中の銭湯』の貼り紙に…
そんな『アナログなコミュニケーション』の温かみが伝わる光景をTwitterに投稿したのは、ヒデ(@TOKYOSNOWDOME)さん。
ある日、東京都荒川区にある銭湯『帝国湯』の前を通ったところ、店が貼り紙を掲示しているのを目にしました。
1916年に開業し、『レトロ銭湯』として親しまれている同施設。メンテナンスのため、2022年4月から休業をしています。
店頭には、利用者に向けた、営業再開に関する手書きの貼り紙が。そして、貼り紙の一番下に目をやると…。
レトロかつ温かみのある雰囲気で、地元住民を含む多くの『銭湯好き』に愛されている、同施設。
貼り紙につづられた「営業再開に向けて準備をしている」という告知に対し、利用客は喜びを伝えずにはいられなかったのでしょう。
「わーい!お待ちしています!」というメッセージからは、施設への深い愛や、営業再開に対する期待が伝わってきますね。
利用客からの温かい声援は、ちゃんと施設の耳にも届いているようで、『帝国湯』のTwitterアカウントはこのようにコメントをしています。
営業再開に向けて、着々と準備を進めている『帝国湯』。
メンテナンスを終えたあかつきには、きっとまた、施設を訪れた人たちに癒しと笑顔を与えてくれるのでしょう!
[文・構成/grape編集部]