今が旬の『あの山菜』が簡単パスタに! 「これはリピ確定」「渋みがアクセント」
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3~6月に旬を迎える山菜の1つである、タラの芽。
あまりメジャーな食材ではないですが、和食料理店などで旬の野菜天ぷらの1つとして目にしたことがある人もいるでしょう。
そもそもタラの芽は、ウコギ科のタラノキの新芽のことを指す呼び名なのだとか。
実はタラノキは日本全国に自生している植物で、そのため古くからタラの芽は、『春を告げる山菜』として親しまれてきました。
ほのかな苦みと、もちっとした食感が特徴で『山菜の王様』とも呼ばれているそう。
※写真はイメージ
先日、蕎麦店に行った時に頼んだ天ぷらそばで、初めてタラの芽を食べた筆者。とてもおいしかったのが印象に残っています。
そこで今が旬のタラの芽を使って「自分でも調理してみたい!」と思ったのですが、天ぷら以外の調理方法が思い浮かびません…。
そこで、ネットで調べてみると『タラの芽のスープパスタ』というレシピを発見!おいしそうだったので、早速昼ご飯に作ってみることにしました。
タラの芽のスープパスタの作り方
『タラの芽のスープパスタ』の材料は、タラの芽、パスタ、ニンニクのほか、冷蔵庫を物色して見つけた桜エビ、ちくわ。
アクセントにミョウガも追加すれば、うま味が出ること間違いなしです!
調理の前に、まずは、タラの芽の下処理から始めましょう。外側の固い皮であるハカマを手でむくのがポイント。
もし茶色く変色しているところがあれば、包丁で切り落としておくといいそうです。
続いて、アク抜きをします。
天ぷらの時にはアク抜きは不要ですが、今回のようにパスタなどに使う際はえぐみが出てしまうので必須。方法としては下茹でをするか、塩を入れたお湯に1分ほど浸しておきましょう。
タッパーにお湯と塩を3つまみほど入れ、タラの芽を1分ほど放置してアク抜きをしました。
下準備が整ったら、早速作っていきましょう!まずはフライパンに油を引いてニンニクを軽く炒め、続いてタラの芽とちくわを投入。
火が通ったら、一旦皿に出しておきます。
ちなみに怠け者の筆者は、「少しでも洗い物を少なくしたい!」というのが切なる願い。パスタを作る時は、フライパン1つで作ります。
次にフライパンに450㎖の水を入れて沸騰させ、お湯が煮えたら半分に折ったパスタを投入。ここでポイントなのは表記時間よりも茹でる時間を1分短くすることです!
今回用意したパスタは茹で時間7分との表記がされていたので、6分間にタイマーを設定しておきました。
パスタが茹ったら、スープに味付けをしていきましょう。
筆者は白だし大さじ2、醤油小さじ1、塩をひとつまみで味付けをしました。お好みで、中華だし、めんつゆを使ってもおいしいかもしれません。
続いて、先ほど皿に取り出しておいた具材をフライパンに戻し、一煮立ちさせたらでき上がり!
仕上げに桜エビとミョウガを少々散らしたら、お昼ご飯にぴったりの『タラの芽とちくわの桜エビスープパスタ』の完成です。
食べてみると、タラの芽のちょっぴり渋い苦みと、桜エビの香ばしさが相まって深みのあるぜいたくな味わいに!
一緒に入れたちくわも歯応えがよくおいしくて、スープまで飲み干してしまいました。
下処理が難しいと考えてしまいがちな山菜ですが、タラの芽は下処理も調理も簡単にできます。
旬の時期にはスーパーマーケットにも売っているので、みなさんも『タラの芽パスタ』に挑戦してみてはいかがでしょうか。
[文/キジカク・構成/grape編集部]