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「意味ないと思ってた」「さすがだわ」 『赤いアレ』に込められた、吉野家のこだわりがすごい

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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※写真はイメージ

牛丼といえば紅しょうがは欠かせませんよね。「たっぷり添えて食べるのが好き!」という人も多いでしょう。

では、そもそもいつから牛丼に紅しょうがを添えるようになったのかは気になりませんか。

添えることになった理由も含めて、調べてみることにしました。

牛丼に紅しょうがを添えるスタイルは『吉野家』から始まった

いつから紅しょうがを添えるようになったのかを、日本の牛丼文化を切り開いた牛丼チェーン店である『吉野家』に聞いてみました。

120年以上の前のことなので、断定することは難しい状況ですが、牛丼に紅しょうがを添えるというのは当社発祥といえるかと思われます。

当社では、創業当時から牛丼に紅しょうがを添えるスタイルで提供していました。

『吉野家』は1899年創業なので、牛丼に紅しょうがを添えて食べるという形は120年前から存在していたということですね。

紅しょうがを添えた理由とは

『吉野家』の牛丼は1899年に東京都中央区の日本橋で誕生しました。丼スタイルでの提供について、当時のことを聞いてみると…。

有田焼の丼に盛り付けられた上質なバラ肉を使った牛丼は、牛肉とご飯を仕事の合間にさっとかき込める江戸っ子らしい粋な食べ方として、魚河岸で働く人々の間で瞬く間に評判になりました。

当時の牛丼はバラ肉、玉ねぎ以外に、タケノコや糸こんにゃく、焼き豆腐などが入っていました。

ここに紅しょうがを合わせる理由は、丼にいろどりを加えるのと同時に、箸休めとしての意味もあったかと思われます。

実際に赤い紅しょうがを添えた粋な色合いは、魚河岸で働く人々に評判だったそうですよ。

また、紅しょうが以外だけでなく、牛丼に欠かせない七味も『吉野家』では昔から取り入れていたとのこと。

2023年現在、店舗で提供されている七味は、一般的な七味とは異なり、ミカンの皮である陳皮(ちんぴ)、唐辛子、ゴマ、アオサで構成された、『吉野家』の牛丼に合うオリジナルの配合になっているといいます。一般的な七味の違いと食べ比べてみるのもいいかもしれませんね。

牛丼に紅しょうがを添える場面になったら、この雑学を披露してみてはいかがでしょうか。もしかしたら食事の場が盛り上がるかもしれませんよ!

ちなみに、『吉野家』の紅しょうがと七味は公式通販ショップで買えます。「家でもあの紅しょうがを楽しみたい!」という人はチェックしてみてください。


[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]

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