被災地で吉野家が牛丼を提供! 被災者からも「本当にありがとう!」「素晴らしい」の声
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- 出典
- 産経ニュース
2019年9月8日の夜から9日の朝にかけて首都圏を襲った、強い台風15号『ファクサイ』。
台風15号は千葉県を中心に多くの被害をもたらし、12日現在も千葉県では30万軒が停電状態が続いています。東京電力によると、全面復旧は13日以降になるとのことです。
Twitterでは被災地から「どこも水や食料がない」「信号が壊れていて車で買い出しもできない」など、助けを求める声が相次いでいます。
吉野家、千葉県の被災地で移動販売車を使って牛丼を販売
牛丼チェーン店の『吉野家』は、移動販売車『オレンジドリーム号』を使い、被災地で牛丼を販売。
Twitterの投稿によると、富里市にある吉野家296号線富里店の駐車場で移動販売車が営業していたそうです。
※写真はイメージ
料金価格は通常と変わらず、メニューは並盛り、アタマの大盛り(具のみ大盛り)、大盛り、特盛りの4種類。
停電になった被災地では食糧不足が続いています。こうしてあたたかい食事を食べられるのは、被災者にとってありがたいでしょう。
被災地の人たちが感謝のメッセージと共にTwitterに写真を投稿すると、多くの称賛の声が上がりました。
・停電中にもかかわらず、移動販売車を使って根性で営業。その企業努力に感謝しました。
・こういった非常事態の時にこそ、企業理念が分かる。素晴らしい!
・温かくておいしいものを食べると安心できるよね。本当にありがとうございます。
・富里市は中でも被害が大きいので、助かります。ありがとう吉野家!
しかし、ネットでは一部から「非常時なんだから無料にすべき」「お金を払わせるなんてただの売名だ」という非難の声も。
そういった声に対し、「被災してお金がなくなったわけではない」「当事者じゃない人に文句をいう権利はない」などの反対意見が多数上がっています。
一刻も早くライフラインが復旧し、被災地の人たちが元の生活に戻れるようになるのを祈るばかりです。
[文・構成/grape編集部]