知名度が高まった『ピーポくん』 警視庁が「次は?」と考えたことに「笑った」「発想好き」
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みなさんは『ピーポくん』をご存じでしょうか。『ピーポくん』は、頭のアンテナと大きな耳が特徴の警視庁のマスコットキャラクターです。
1987年から警視庁のPRに貢献し続けているので、知っている人のほうが多いかもしれませんね。
そんな『ピーポくん』には、実は家族がいるのです。
顔そっくりすぎ!ピーポくんファミリー
早速紹介しましょう。これがピーポくんファミリーです。
まさかの全員同じ顔!
ピーポくんファミリーは1988年1月に登場しました。1987年の『ピーポくん』誕生後、警視庁のシンボルマスコットとして定着してきたことから、庁内外から『ピーポくん』のファミリー誕生の機運が高まり、制定することになったそうです。
現在は7人家族ですが、誕生当初は5人家族だったとのこと。家族の呼び名は下記の通りです。
父親:ピーポくんの『おとうさん』
母親:ピーポくんの『おかあさん』
妹:ピーポくんの『いもうと』
弟:ピーポくんの『おとうと』
その後、家族に『おじいさん』と『おばあさん』が加わり、現在のように7人家族になりました。
『ピーポくん』以外は長らく名前はありませんでしたが、1989年7月に、『いもうと』は『ピー子』、『おとうと』は『ピー太』という名前が付けられました。
「『いもうと』と『おとうと』に愛称を付けてほしい」との要望が多数寄せられたことに加え、より効果的な活用を図るために、愛称を定めたそうです。
『ピーポくん』はなぜ誕生したのか
そもそも、なぜ『ピーポくん』が生まれたのでしょうか。誕生の経緯を警視庁に聞いたところ、このような理由があったといいます。
多くの職員から、「都民に親しまれる警視庁独自のシンボルマスコットを作ったらどうか」との意見が出ました。
また、都民に警視庁をより身近なものとして感じてもらい、『親しまれ信頼される警視庁』を一層深めていくために、警視庁と都民との接点で活用する『警視庁シンボルマスコット』を作成して、イメージアップを図ろうということになりました。
※写真はイメージ
その後、1987年1月頃にプロジェクトチームを立ち上げ、『ピーポくん』を制作するにいたったそうです。
ちなみに、『ピーポくん』は大きな耳やアンテナが特徴ですが、これにはどんな意味があるのでしょうか。
同じく警視庁に聞いたところ、このような回答がありました。
・耳は都民の声を幅広く聞くため。
・アンテナは社会全体の動きを素早くキャッチするため。
・目は社会の隅々まで見渡すため。
・デザインはいろいろな動物のかわいらしい部分をイメージ化している。
何か特定の動物をモチーフにしているのではなく、いろいろな動物のチャームポイントをデザインに取り入れているようです。
警視庁のマスコット『ピーポくん』の家族をご紹介しました。まさかの同じ顔に驚いた人もいるでしょう。
『ピーポくん』にまつわる裏話はトリビアとして、覚えておいてくださいね。警視庁のイベントなどでピーポくんを見かけた際に近くの人に教えたら、盛り上がるかもしれませんよ!
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]