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耳が聞こえない友達の『声』を、『ある表現』で伝えた男の子の優しさ

By - grape編集部  公開:  更新:

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下校途中では沙希ちゃんに止められたものの、たかしくんは『沙希ちゃんの声』をどう伝えるか、家に帰ってからも悩んでいました。

すると、窓を開けた拍子に『ある表現』を思いつき、そのまま沙希ちゃんの家に電話をかけます。

電話に出たのは、沙希ちゃんのお母さん。たかしくんは、沙希ちゃんを連れて外に出てもらうよう伝えました。

「なんのこっちゃと思われるかもしれませんが」と前置きをして、沙希ちゃんにこう伝えてほしいと頼んだのです…。

「沙希の声は、この風によく似てる」

その日、たかしくんと沙希ちゃんが暮らす街には、とても優しくて、しなやかな風が吹いていました。

耳が聞こない沙希ちゃんでも、柔らかな風を肌で感じ、そこから自分の『声』をイメージすることができたのです。

沙希ちゃんは、嬉しさで胸がいっぱいになったのでした。

【ネットの声】

・漫画から音を聞くことはできないけど、たかしくんの表現を通して、私にも伝わりました。沙希ちゃんの声、優しいね。

・気持ちを言葉に表せる、たかしくんの感性の豊かさが素晴らしい。

・たかしくんの気持ちが本当に優しくて、大好きです。お昼休みに読んで、泣きそうになりました…!

直接的には言葉にできない感覚を、別のものにたとえて伝えることができた、たかしくん。

そのセンスは、たかしくん自身の優しさから生まれたものかもしれませんね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
hitsujinome

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