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お気に入りの服がいつの間にか色あせてしまったり、色落ちしてしまったりするとがっかりしますよね。経年劣化は仕方ないとしても、比較的新しい服でもそんなことが起こっていませんか。原因と対策をご紹介します。
色あせや色落ちの原因はおもに3種類
色あせや色落ちが起きた服は元に戻りません。そのため、予防することが大切です。まずは原因を知ることが大切です。
エステーによると、色あせや色落ちの原因は3種類あるそうです。紫外線、排気ガスやキッチンのコンロ・石油ストーブなどの燃焼ガス、水道中の塩素が該当するのだそう。
排気ガスや燃焼ガスは生活のなかでどうしても触れるものですし、水道中の塩素も洗濯の時に触れざるを得ません。この2つの予防は少々難しいでしょう。
となると、紫外線に注目してみるとよいかもしれません。なぜ紫外線が色あせや色落ちの原因になるのでしょうか。
紫外線が衣類の染料を破壊してしまうとは驚きです。特に夏場は紫外線が強いため、ほかの季節より心配になってしまいます。
また、エステーは続けてこんな原因も教えてくれました。
夏場の汗を想像した人も多いのではないでしょうか。汗をかいた衣類は早めに洗濯するのがベストですね。
また、綿、シルク、リネンのような天然素材は摩擦に弱いため、毛羽立ちが起きて白っぽくなってしまい、変色したように見える原因になるのだそう。素材によっても注意が必要なようです。
具体的な対策を取り入れて変質を防ごう
気になる色落ちや色あせは、洗濯方法や干し方、収納方法の工夫で予防できます。
洗濯は衣類を裏返しておこないましょう。摩擦による傷みの軽減につながります。
また、干すときにも同じく裏返しがおすすめです。紫外線が表面に当たらないため、染料の破壊が防ぎやすくなります。そして長時間干し続けるのはNG! できるだけ紫外線に当たる時間を短かくするのが大切なコツです。
収納する前に洗濯物をチェックして、汗や皮脂が残っていないか確かめましょう。残った汚れは変色の原因です。
普段なにげなくこなしている洗濯ですが、少し工夫するだけで色落ちや色あせが防げます。夏の紫外線に注意しながら、お気に入りの服をきれいにキープしてくださいね。
[文・構成/grape編集部]