「水を飲みたい」という患者に「できない」の一点張りな看護師 後日ハッとしたワケが?
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
人は経験を積み重ねて、成長していくもの。仕事や生活、人間関係など、どんなことでも経験による『気付き』が学びにつながるでしょう。
17年間、看護師として働いている、SKY BLUE(@skyblue_nurse)さんがSNSに投稿した、新人の頃に考えさせられたエピソードをご紹介します。
新人看護師が、先輩の行動にハッとしたワケ
投稿者さんが新人だった頃、手術が終わった患者に「お水をもらえませんか」と聞かれたことがありました。
全身麻酔をするなどの手術をした場合、医師の指示があるまで、飲水できないことが多いのだとか。
投稿者さんが「お水は飲めないんです」と伝えるも、患者は「喉がカラカラでつらい」と、何度か訴えてきたそうです。
手術後の飲水にリスクがあることを知る投稿者さんは、その時は「できない」と伝え続けることしかできなかったといいます。
しかし、先輩の看護師は違いました。
※写真はイメージ
別の日、先輩の看護師が担当している患者が、同じように「水を飲みたい」といっている場面を見た、投稿者さん。
「できない」と伝えるのだろうと思いきや、こんなふうに声をかけていたといいます。
「喉が乾きますよね。お水は飲めないんですが、うがいなどで口の中を潤すことならできますよ」
患者の気持ちに寄り添ったほか、代わりの案を伝えて対応していたのです。
「あ~、少し楽になった。ありがとう」と感謝する患者を見た投稿者さんは、こんなふうに感じたといいます。
「この対応を見て、できないことを『できない』で終わらせるのではなく、どうしたら患者さんの苦痛を軽減できるのかを考えて、『できる方法』を探すことが大切だと学んだ」
できないことを「できない」というのは確かに正論で、そういった対応をすることも間違いではありません。
しかし、仕方がないことだと分かっていても、ただ「できない」といわれるだけでは、きっと患者も腑に落ちない気持ちになってしまうでしょう。
もちろん、うがいができないケースもあるようですが、大切なのは少しでも患者に寄り添って考えることだと気付いた、新人時代の投稿者さんなのでした。
投稿者さんの『気付き』には、さまざまなコメントが寄せられています。
・いいエピソード。できる選択肢を探すことは大切ですね。
・これはすべてに通ずる。仕事や人との関わり方でもいえることだと思う。
・私も職種は違いますが、同じことを心がけています。自分だけの考えじゃなかったことに感銘を受けました。
仕事はもちろん生活をする中で、別の手段を考える行動をとるだけでも、得られるものは多いはずです。
投稿者さんのエピソードには、改めて考えさせられた人もいたのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]