「危なかった!」「今すぐやめる」 食中毒のリスクをあげてしまう意外なお弁当作り
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食中毒のリスクが高まるこの季節。家で作るお弁当は、より一層注意が必要ですよね。お弁当を作る前に手をしっかり洗ったり、お弁当袋に保冷剤を入れたりなど、対策している人も多いはず。
しかし、お弁当に詰め込む時の何気ない行為が、実は食中毒のリスクを高めてしまっていることを知っているでしょうか。
農林水産省が公開しているウェブサイトでは、お弁当づくりの際の食中毒予防について、さまざまな情報を発信しています。
その中から、特に日常生活で知らず知らずのうちにやってしまいがちなNG行為をお伝えします。これを見て、自分のお弁当づくりに気を付けてみましょう。
今すぐやめて! 食中毒のリスクをあげるNG行為
それでは食中毒のリスクを高める、やってしまいがちなNG行為をご紹介します。
NGその1 熱々のまま蓋を閉める
時間のない中で作るお弁当は、早く蓋を閉めて完成させてしまいたいですよね。しかし、熱々のまま閉めてしまうと、湯気が水滴となって蓋に付着します。この水分はまさに食中毒菌を増やす一因。お弁当の蓋は、おかずやご飯が冷めてから閉めましょう。
NGその2 ミニトマトのへたを付けたまま入れる
お弁当の彩りに便利なミニトマトは、その赤色とへたの緑色で、パッと華やかさが出ますよね。しかし、ミニトマトのへたの周りはくぼんでいるため、洗っても細菌が残りやすいのだとか。
お弁当に使う時には、必ずへたを取ってから水洗いし、しっかりとペーパータオルで水分を拭き取って入れればOKです。
NGその3 冷蔵庫から作り置きのおかずを出してそのままお弁当箱に入れる
忙しい朝に作り置きのおかずは非常に助かりますよね。一度作った後に冷蔵庫でしっかり冷やされ保管されているので安心してしまいがちです。
しかし、冷蔵庫から取り出したおかずをそのままお弁当箱に入れてしまうのと、持ち運びの間に食中毒菌が増えてしまう可能性があるのだそう。お弁当に詰める前にしっかり再加熱し、冷ましてからお弁当箱に入れることを心がけましょう。
お伝えしたように、食中毒菌が増える主な原因は、水分、栄養、温度の3つです。今回ご紹介した以外にも、お弁当を作って詰める工程から、持ち運んで食べるまでの間でも、常にこの3つに気を付けることが大切です。
これらのNG行為、「知らなかった」「やってしまっていた」という人も多いかもしれません。こうした注意点を心掛ければ、この季節でもお弁当が痛むリスクは軽減できます。これらのNG行為を避けて、安全で美味しいお弁当を楽しみましょう。
[文・構成/grape編集部]