トーストの焼き色 上下で違うのはなぜ? 理由に「納得」「そういうことか」
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食パンを焼く時の『向き』が決め手? 焼きむらを防ぐ裏技に「早く知りたかった」トーストの焼きムラが気になる人もいるのではないでしょうか。その悩みは、食パンの『向きを変える』ことで解決します。ちょっとした裏技を取り入れて、いつものトーストの完成度を高めましょう。
- 出典
- パナソニック公式サイト
朝食用の食パンをトースターで焼いた時、「上面と比べて下面の焼き色が薄い」と感じた経験はありませんか。全体に均一に火が通っていないことに、なんとなくモヤモヤしてしまいがちです。
なぜこのような事態が発生するのか、家電メーカーとして知られるPanasonic(パナソニック)の公式Q&Aサイトの情報から解説します。
上下で焼き色が異なる原因は主に3つ
オーブントースターは、上下にそれぞれ熱源を持ち、均一に加熱できるという特長があります。オーブントースターの故障以外で上下の焼き色が異なる場合、以下の3つの原因が考えられるそうです。
1つ目はオーブントースター内部の汚れ。パンくずをキャッチするためのトレイや下ヒーターが汚れていると、パンの下面をうまく加熱できません。
2つ目は「厚切りパン」を焼いている場合です。4~5枚切(厚さ約2.1~3cm)の食パンは、「厚切り」に分類されます。パンに厚みがあるぶん、上ヒーターとの距離が縮まり、下面よりも火が通りやすくなるでしょう。
3つ目はトースター内部でもち焼き網や受け皿を使っている場合です。トースターを焼く時に、これらのアイテムは必要ありません。網やトレイを使うと加熱の具合が変わり、うまく火が通らなくなってしまいます。
これら3つの原因に当てはまる点がないかどうか、ぜひ自宅のオーブントースター使用状況を確認してみてください。
焼き色を同じにするためのポイントとは
「トーストを焼いた時、上面と比べて下面の焼き色が薄い」というお悩みを解決するための対処方法は以下のとおりです。
・オーブントースター内をきれいに掃除する
・厚切りパンを焼く時は「厚切りモード」を使う
・オーブントースターの使い方を確認する
オーブントースターの下ヒーターは、加熱中に落下した食材やパンくずで汚れがちです。汚れに気付かないまま放置すると、焦げ付いて落としづらくなってしまう可能性も。
できるだけこまめに確認して、清潔な状態をキープしましょう。ヒーターがきちんと働くことで、上面と同じように焼き色を付けられます。
厚切り食パンが好みという場合は、オーブントースターの「厚切りモード」を使用しましょう。厚切りパンの使用を前提として上下ヒーターの具合を調整してくれるので、タイマーをセットするだけで上下ともにこんがりと、おいしい状態に仕上げてくれます。
また、パンをオーブントースターに入れる際は食パンの上部分を手前にして入れると、よりまんべんなく焼けて、おいしく仕上がるよう。これは、食パンは上端の部分(山形など)が焦げやすいことに対し、オーブントースターは奥のほうが熱が伝わりやすいためです。
さらに、オーブントースターを軽く予熱しておくのも効果的。冷めた状態からパンを入れると焼き初めにどうしても低温状態が生まれるため、そのうちにパンが乾燥してしまいます。あらかじめオーブントースターの中を温めておくことで、サクサク・しっとりに仕上げることができます。
オーブントースターの使い方は、製品それぞれで異なるもの。パナソニック公式情報も参考にして、上下ともに美しい焼き色の付いた、おいしいトーストを楽しんでみてください。
[文・構成/grape編集部]