箸に付着したカレー汚れ どう落とす? 企業が教える方法に「マジか」「コレは試したい」
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- 出典
- 日清公式サイト
老若男女に大人気のカレー料理。ご飯物、麺類など幅広い種類がありますが、お箸や食器、調理器具がカレー色になってしまうという悩みは共通です。洗っても落ちないあの黄色はあきらめるしかないのでしょうか。
カレーの色移りはスパイスが原因だった
カレー料理は調理器具やカトラリーへの色移りが気になります。特に材質によっては真っ黄色になってしまい、洗っても洗ってもなかなか落ちないため、
ほかの料理で使いにくいと思うこともありますよね。
カレー食品を数多く製造・販売している「日清食品グループ」の公式サイトによると、あの黄色はカレー粉にブレンドされているスパイスの1つ「ターメリック」が関係しているそうです。
ターメリックは色素成分「クルクミン」を含んでいます。このクルクミンがカレー独特の色を出しているのですが、水に溶けにくい性質があり、水洗いでは落としきれないのだとか。
色移りしたカレー色素を落としたい場合、効果的なのは日光に当てることです。クルクミンは紫外線に比較的弱く、分解・退色が期待できるのだそう。
とはいえ、使ったお箸や調理器具をいきなり日光に当てるのではなく、まずは洗剤で油分や汚れを洗い流しておきましょう。それから日当たりのよい場所に干しておくと、自然に色が薄くなってきます。
カレーが服に付いた場合は
服の布地にカレーが付いた時には、カレーが乾く前に素早く作業をスタートさせることが重要です。時間が経てば経つほど落ちづらくなります。中性洗剤で叩くようにしてカレー成分を布地から取り出します。
衣類の場合、必ずしもきれいになるというわけではなく、時と場合によってはシミが残ってしまうこともあるようです。
そんな時には強めの漂白剤を使いたくなるかもしれませんが、あまりおすすめできません。衣類が傷んだり退色してしまう可能性があるためです。
また、強い漂白剤を使うよりは複数回の陰干しをして、それでも落ちなければクリーニングに出すなどの方法がおすすめです。もちろん、最初からクリーニングに出しても問題ありません。デリケートな素材を使った衣類なら、早い段階からプロに任せたほうがよいケースもあります。
カレーが好きな人ほど気になる色移りや汚れの落とし方ですが、紫外線の利用や素早い対処で解決できます。カレー専用の調理器具やカトラリーを用意しなくてもこれなら安心ですね。これからもおいしいカレー料理を楽しんでください。
[文・構成/grape編集部]