lifestyle

テーブルは水拭きしないほうがいい? 今日から実践できる『正しい拭き方』

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

※写真はイメージ

食事の前後に、自宅のテーブルをきれいに拭く人は多いでしょう。

目に見えるホコリや汚れを拭き取ったテーブルを見て「きれいになった」と感じるのは、勘違いかもしれません…。

『エリエール』などで知られる、家庭用品メーカーの大王製紙株式会社が、テーブルの正しい拭き方をまとめていました。

間違ったテーブルの拭き方と正しい方法

同社いわく、間違った拭き方をしてしまうと、テーブルに付着した雑菌を広げてしまう恐れがあるのだとか。

よくある誤ったテーブルの拭き方について、次のように解説しています。

「食事の前後は必ず水拭きをする」は間違い

食事の前と後に、テーブルを水拭きする習慣がある方も多いはず。ですが、テーブルの水拭きは実はNG。ぬれた台ふきんでテーブルを拭くと、テーブルに付着している雑菌を台ふきんが吸着し、そのまま動かすたびに雑菌を塗り広げてしまうのです。

また、台ふきんを水洗いしただけでは、雑菌を落としきることはできません。そのため、食事後に使用した台ふきんを水でもみ洗いして室内干ししても、時間の経過とともに、台ふきんに残った雑菌が猛烈なスピードで増殖してしまいます。夜、水洗いして干しておいた台ふきんを朝に使うことは、雑菌をテーブルの上に塗り広げているのと同じ、といってもいいでしょう。

「台ふきんを往復させて丁寧に拭く」は間違い

ひと昔前は、たたんだ台ふきんを手のひらでぐっと押さえて、力を込めてテーブルを拭き上げるやり方が一般的でした。特に汚れている所は、台ふきんを何度も往復させてゴシゴシ拭いたり、ぐるぐると回転させながら拭いたりしていたのではないでしょうか。ですが、現在では雑菌を広げてしまうため、良くない拭き方とされています。

テーブルを拭くときは、力を入れる必要はなく、動かす方向を変えずに直線的に拭きましょう。一度拭き取った汚れを置き去りにせず、テーブルの外まで連れていくようなイメージで拭き上げるのがポイント。具体的には、「一方向拭き」と「コの字拭き」がおすすめです。

大王製紙 ーより引用

テーブルの水拭きをする行為は、雑菌を塗り広げてしまうため、NGなのだとか。

台ふきんを往復させて拭く行動も、雑菌を広げるよくない拭き方だと、同社はつづっています。

そのため、片側から反対側へと往復させず一方向に動かす方法である『一方向拭き』と、一筆書きを描くようにテーブルを拭き上げる『コの字拭き』がおすすめだそうです。

上記の注意点をまとめた、正しい拭き方が以下の通り。

正しいテーブルの拭き方は、「水拭きをしない」「動かす方向を変えずに直線的に拭く」の2点がポイントです。テーブルを拭くときは「一方向拭き」や「コの字拭き」など、一度拭き取った汚れを置き去りにせず、テーブルの外まで連れていくようなイメージで拭き上げます。

大王製紙 ーより引用

また、布製の台ふきんは何度も洗って繰り返し使えるのが利点であるものの、除菌などをしっかりと行わないと、雑菌の温床となってしまう可能性が

テーブルを拭く時は台ふきんではなく、除菌ができるアルコールタオルなどで拭くことを推奨していました。

ただし、テーブルの素材によっては、アルコール類が使えないこともあるため、注意が必要です。

食器はもちろん、スマホやパソコンなど、外で雑菌が付着した電子機器なども置くことがあるテーブル。

家族や自分の健康のためにも、正しいテーブルの拭き方を今日から実践してみてはいかがですか。


[文・構成/grape編集部]

蓋が閉まった洗濯機

洗濯機の蓋は開けておく?閉める? 企業の回答に「反省」「逆やってた」洗濯機のお手入れをしていますか。洗濯槽の裏側は見られませんが、しっかりとお手入れしていないとカビが繁殖してしまいます。カビを防ぐ方法を確認して、定期的に洗濯槽の掃除をしましょう。

洗濯機にお湯を注いでいる様子

洗濯は『お湯』がいいって本当? 事実に「マジか」「危ないところだった」洗濯槽のカビ対策にお湯を使いたい時はありませんか。お湯のほうが効果が高そうで…と思うかもしれませんが、実際の効果や適切な湯温について日本電機工業会が公式サイトで解説していました。ぜひ参考にしてみてください。

出典
大王製紙

Share Post LINE はてな コメント

page
top