揚げ油、何回使ってる? 日清オイリオが紹介する「油の替え時チェック項目」
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※写真はイメージ
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- 出典
- 日清オイリオ
とんかつやから揚げ、エビフライなど、家でもお店でも、揚げ物料理は欠かせませんよね。そんな揚げ物の成功の要素は、材料やテクニックだけでなく、使用する油の質も重要です。
しかし家での調理時に油のコストを考えると、ついつい何度も使い回してしまいがち。料理をする人なら、油を替えるタイミングで悩んだことがあるのではないでしょうか。
ただ、使い回しの揚げ油は、料理の味だけでなく、健康に悪影響を及ぼすことがあります。というのも、酸化した油で揚げると、酸化臭でおいしさも半減してしまい、さらに体に有害な物質も生成されるのだそう。
せっかく工夫をして料理をしても、味が落ちたり健康も害するとなると、適切に無駄のないタイミングで油を変えたいですよね。
日清オイリオグループ株式会社(以下、日清オイリオ)の公式サイトでは、油の替えるタイミングを分かりやすく解説してくれています。そのポイントとは何なのでしょうか。
これが油の替え時! 見逃せない5つのチェック項目
日清オイリオによると、揚げ油の替え時は一概に回数を定めることが難しいとしたうえで、大体3~4回の使用が目安とされているとのこと。
温度や揚げる食材の種類、使用時間によっても変わるため、1つの目安として覚えておきましょう。特に、高温での調理や揚げカスを残すことは、油の酸化を早める原因となるそうなので、それも意識したいポイントです。
では、実際に揚げ油が「替え時」かどうかの判断はどうすればいいのでしょうか。日清オイリオが提供する5つのチェック法をご紹介します。
1.臭いチェック:加熱した時に枯草や塗料のような油臭さがある
2.色チェック:油の色が濃くなってきている
3.泡チェック:泡が出て、それが消えにくい
4.ねばりチェック:油の温度が下がった際にねばつきを感じる
5.煙チェック:180℃で煙が出る
ちなみに、魚を揚げると油の色は濃くなるそう。また、新しい油であっても、揚げる食材や衣によっては泡が消えにくい場合があるため、ほかのチェック項目と合わせて確認するといいでしょう。
なお、老化した油の場合は180℃程度で煙が出ますが、新鮮な油であれば、230℃程度まで煙が出ることはないとのことです。
油の使い方で、揚げ物の味は大きく変わります。日清オイリオのチェック法を活用し、最高の油のコンディションで揚げ物をしていきましょう。
油を流して捨てるのはNG
古くなった油を捨てる時、そのまま流して捨てるのはNG。排水溝の汚れや劣化の原因となり、環境にも悪影響です。
捨てる際は、温かいうちに凝固剤を使って固めたものをポリ袋などにまとめて捨てるか、冷めたものを新聞紙などに吸わせ、ポリ袋や牛乳パックに入れて捨てます。
なお、自治体によっては資源ごみとして回収している地域もあるので、まずは住んでいる地域の収集ルールを確認しましょう。
[文・構成/grape編集部]