タルトストーンがない時の代用品8選! 選び方や使わずに焼く方法も解説 By - grape編集部 公開:2023-11-08 更新:2023-11-08 料理 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 「タルトを作りたいがタルトストーンがない」「ほかの重しで代用できないかな」「タルトをうまく焼く方法を知りたい」と、お悩みの人もいるのではないでしょうか。 タルトストーンとは、パイやタルトを焼く時に使う重石のことです。タルトストーンを使わずに焼くと、タルトが浮き上がって底が凸凹になり、見た目が悪くなってしまいます。 もしタルトストーンを用意していなくても、米や大豆、落とし蓋などで代用可能です。本記事では、タルトストーンの代用品や使い方を詳しく解説します。タルトストーンがなくても、自宅にあるものを使ってタルトを焼けるので、ぜひ最後までお読みください。 目次 1. タルトストーンとは重石のこと2. タルトストーンがない時の代用品8選2.1. 生米2.2. 乾燥小豆・大豆2.3. 金属製の落とし蓋2.4. お皿やコップ2.5. タルト型2.6. 塩や小麦粉2.7. ビー玉・おはじき2.8. 水槽用や園芸用の石2.9. アルミ箔3. タルトストーンを使わずに焼く方法4. タルトストーンを購入する時の選び方4.1. 内容量で選ぶ4.2. 値段で選ぶ4.3. 素材で選ぶ4.4. 大きさで選ぶ5. タルトストーンの代用品まとめ タルトストーンとは重石のこと タルトストーンとは、パイやタルトを焼く時などに使う重石のことです。タルト生地が浮き上がるのを防ぐために、生地の上に敷き詰めて使います。 生地だけをそのまま焼くと、空気が入って底が凸凹した形になってしまいます。見た目や仕上がりに影響があるため、重石を使って均一に焼き上げる必要があるのです。 タルトストーンはアルミやセラミック製のものが多く、大型スーパーや製菓用品専門店、ネットショップなどで購入できます。必要な量はタルトの大きさで決まっており、目安は以下の通りです。 18cm以下のタルト:330gほど 18cm以上のタルト:550gほど タルトが直径18cmを超える場合は、大きさに合わせてタルトストーンを用意する必要があります。 タルトストーンがない時の代用品8選 タルトストーンがない時は、家にあるもので代用できます。ただし、代用品にはそれぞれメリット・デメリットがあるので詳しく確認していきましょう。 生米 タルトストーンがない時は、代わりに生米を使って焼いてみましょう。生地の上にはしっかりクッキングシートを敷いて、縁まで生米を入れて焼き上げます。お米ならいつでも用意できるうえに、タルトストーンとして使った後も問題なく食べられるので、無駄がありません。 使った後のお米は普通に炊いても食べられますが、水分が飛んでいるため水を多めにして炊く必要があります。リゾットや雑炊など、水分を多く含んだ料理に使うと違和感なく食べられるでしょう。 乾燥小豆・大豆 乾燥小豆や大豆なら、お米と同じようにタルトストーンとして使えます。クッキングシートを敷いてから、重石代わりに使ってみてください。 ただし、使った後の小豆は食べられなくなってしまうため、食べる以外の方法で活用しましょう。例えば、電子レンジで温めて使ったり、ホットアイマスクなどを作ったりするのがおすすめです。 また、大豆の場合はタルトストーンとして代用した後も問題なく食べられます。例えば、炒り大豆にしたり豆ご飯にしたりするとおいしく食べられるでしょう。 金属製の落とし蓋 金属製の落とし蓋もタルトストーンの代わりになります。おすすめは伸縮性があり、サイズが変えられるタイプの落とし蓋です。100円ショップなどで購入できるうえに、取り出す時も楽です。 使う時は、くっつかないアルミホイルなどを敷いてから使うと、後片付けが楽になります。 ただし、タルト型より大きな落とし蓋は使えません。また、普通の落とし蓋を使う場合は、持ち手などにオーブンに入れられない素材が使われていないか確認してから使用しましょう。 お皿やコップ タルトストーンがない時は、耐熱性のお皿などを重石として使ってみましょう。タルトよりひと回り小さいお皿を使います。コップなどを使っても問題ありません。 生地の上に直接置くと、生地がくっついてしまいます。そのため、必ずクッキングシートやアルミホイルを敷いてから使うようにしてください。 注意点は、耐熱性があるかどうかを確認してから使うことです。また、あまり重いものを使うとタルト型に跡が残ってしまう場合があるため、タルトのサイズに合わせて重すぎず軽すぎないものを使いましょう。 タルト型 複数のタルト型を持っている場合は、ひと回り小さいものを重石として使う方法もあります。タルト型は100円ショップなどで気軽に買えるため、複数枚購入しておいて小さいものをタルトストーンとして使うのもよいでしょう。 タルトストーンの代わりになるだけでなく、ひと回り小さいタルトも焼けるようになるので、無駄がありません。また、タルト型は丸洗いできるため衛生面でも安心です。 塩や小麦粉 タルトストーンの代わりに、塩や小麦粉を重石に使ってもよいでしょう。塩は高温で焼いても溶けることがなく、焼き塩となるだけなので問題なく使用可能です。また、小麦粉も焼くことで成分が変化することがないため、代用品に向いています。 クッキングシートやアルミホイルを敷いて、タルト型の上に敷き詰めて焼いてみましょう。ただし、塩を使う場合はタルト型の上に落とさないように注意してください。タルトの味が変わってしまい、台無しになってしまいます。 また小麦粉は重さがないため、やや多めの量を敷き詰めなければなりません。風で飛んだり撒き散らしたりしないように、注意して扱ってください。 ビー玉・おはじき 家にビー玉やおはじきがあるなら、タルトストーンの代用品として使えます。ビー玉やおはじきはガラス製なので、オーブンで焼いても問題ありません。 丁寧に洗った後、煮沸消毒してから使いましょう。煮沸消毒できない時は、丁寧に洗った後きれいに乾燥させてから使うようにしてください。 ビー玉やおはじきは100円ショップなどでも購入できるので、タルトストーンを購入するより費用を安く抑えられます。タルトを滅多に焼かない人におすすめの方法です。 水槽用や園芸用の石 100円ショップに売っている水槽用や園芸用の石も、代用品として使えます。できるだけ小粒で均等な大きさのものを選びましょう。また、一度でも使ったものは、いくらキレイに洗ったとしてもタルトストーン代わりに使ってはいけません。 水槽用や園芸用の石をタルトストーンとして使う場合は、未使用でも必ず一度丁寧に洗い、キレイに乾燥させましょう。買ったものをそのまま使うのは衛生上よくありません。 また、生地と石がくっつかないようクッキングシートなどを敷いて使用してください。 アルミ箔 アルミホイルやクッキングホイルなどのアルミ箔も、タルトストーンの代用品として使えます。アルミ箔は軽いため重しとしては使えませんが、タルト型を維持できる強度があるため、生地の上に貼り付けることでタルト型が膨らむのを防げます。 アルミ箔を使う時は、タルト生地に接する面に薄くバターなどを塗り、ピッタリくっつくように貼り付けましょう。アルミ箔を代用品に使う時は、タルト生地をよく冷やしてから焼き上げると、生焼けになってしまう心配はありません。 途中でタルト生地が浮いてきてしまった時は、いったん取り出して凹ませてから、もう一度オーブンに入れて焼き上げてみてください。 タルトストーンを使わずに焼く方法 どうしてもタルトストーンが用意できない場合は、重石を使わずに焼き上げる方法もあります。タルトがいびつな形になってもかまわないのであれば、ぜひ実践してみてください。 タルトストーンを使わずにタルトを焼く方法は、以下の通りです。 タルトの型に生地を丁寧に敷く。 敷き詰めた生地にフォークなどを使って全体的に穴を開ける。 冷蔵庫で30分ほどよく冷やす。 レシピ通りに焼く。 焼いている途中でタルト生地が浮き上がってしまったら、つまようじや竹串などを刺して空気を抜いてみてください。オーブンから取り出して空気を抜く時は、オーブンやタルト生地の温度が下がらないように短時間で行うのがポイントです。 調理中のオーブンやタルトはとても熱くなっているので、取り出したり穴を開けたりする時は火傷をしないよう十分注意してください。 タルトストーンを購入する時の選び方 頻繁にタルトを作るなら、タルトストーンを持っておくと便利です。タルトストーンを選ぶ時のポイントを見ていきましょう。 内容量で選ぶ タルトのサイズによってどのタルトストーンを選ぶべきか決まります。18cm以下の小さいタルトなら330gあれば十分です。それ以上大きなタルトを焼きたい場合は、550g以上あるタルトストーンを選んでください。 一度に複数枚のタルトを焼くことも考えられるため、金銭的な問題がなければ大容量のタルトストーンを選んでおけば間違いないでしょう。 大容量のタルトストーンは、保管袋やケースがついたものを選ぶと衛生的に保管できて便利です。 値段で選ぶ タルトストーンは、安価なものから本格的なものまでさまざまなバリエーションがあります。あまり使用する機会がないなら、100円ショップなどで買える代用品でも十分です。家にあるもので代用するのもよいでしょう。 ただし、代用品を使う場合は消毒などの手間がかかります。また、うまく焼き上げられなかったり形がいびつになったりする可能性もあるので、使用頻度が多いならタルトストーンを購入するほうが賢明です。 いきなり高価なものを購入すると「買わなければよかった…」と後悔する可能性もあるため、まずは安いもので使い勝手などを確かめてみましょう。実際に使ってみて便利だと感じてから、本格的なものを購入するのがおすすめです。 素材で選ぶ タルトストーンの素材には、アルミニウムやセラミックなどが使われています。素材によって特性が異なるため、それぞれの違いを知ったうえで選ぶと失敗しません。 例えば、アルミニウムは熱が伝わりやすく破損しづらいという特徴があります。金属を使うのが気になる人は、セラミック製がおすすめです。セラミック製はやや高価ですが、丈夫で長持ちするうえに、デザインがおしゃれなものもあります。 特に、数珠のようにつながっているものは敷き詰めたり外したりしやすくて便利です。目的に応じて、使い勝手がよいと感じるものを選びましょう。 大きさで選ぶ タルトストーンの大きさは、タルトのサイズに合わせるのがおすすめです。例えば、普段から大きめのタルトを焼くことが多い人は、粒の大きいタイプを選ぶと敷き詰めたり外したりする時に手間がかかりません。 一方、小さなタルトをよく焼く人は、粒が小さいタイプを選ぶと隅までしっかり敷き詰められます。タルトの大きさに合わせて、使いやすいタルトストーンを選びましょう。 タルトストーンの代用品まとめ タルトストーンがない時は、家にあるもので代用できます。おすすめはお米やお皿、塩などです。新たに代用品を購入する必要がなく使い回しができるため、無駄なく活用できるでしょう。 また、落とし蓋やビー玉など、100円ショップで気軽に買える重しもおすすめです。家にあるビー玉を使う場合は、煮沸消毒をしてよく乾燥させてから使ってみてください。どうしても代用品が用意できない場合は、タルトストーンを使わない方法で焼き上げるのも1つの手です。 タルトを頻繁に焼く人は、タルトストーンの購入も検討しましょう。タルトストーンを購入する時は、サイズや素材、使い勝手などを考慮しながら選んでみてください。 [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな コメント
「タルトを作りたいがタルトストーンがない」「ほかの重しで代用できないかな」「タルトをうまく焼く方法を知りたい」と、お悩みの人もいるのではないでしょうか。
タルトストーンとは、パイやタルトを焼く時に使う重石のことです。タルトストーンを使わずに焼くと、タルトが浮き上がって底が凸凹になり、見た目が悪くなってしまいます。
もしタルトストーンを用意していなくても、米や大豆、落とし蓋などで代用可能です。本記事では、タルトストーンの代用品や使い方を詳しく解説します。タルトストーンがなくても、自宅にあるものを使ってタルトを焼けるので、ぜひ最後までお読みください。
タルトストーンとは重石のこと
タルトストーンとは、パイやタルトを焼く時などに使う重石のことです。タルト生地が浮き上がるのを防ぐために、生地の上に敷き詰めて使います。
生地だけをそのまま焼くと、空気が入って底が凸凹した形になってしまいます。見た目や仕上がりに影響があるため、重石を使って均一に焼き上げる必要があるのです。
タルトストーンはアルミやセラミック製のものが多く、大型スーパーや製菓用品専門店、ネットショップなどで購入できます。必要な量はタルトの大きさで決まっており、目安は以下の通りです。
タルトが直径18cmを超える場合は、大きさに合わせてタルトストーンを用意する必要があります。
タルトストーンがない時の代用品8選
タルトストーンがない時は、家にあるもので代用できます。ただし、代用品にはそれぞれメリット・デメリットがあるので詳しく確認していきましょう。
生米
タルトストーンがない時は、代わりに生米を使って焼いてみましょう。生地の上にはしっかりクッキングシートを敷いて、縁まで生米を入れて焼き上げます。お米ならいつでも用意できるうえに、タルトストーンとして使った後も問題なく食べられるので、無駄がありません。
使った後のお米は普通に炊いても食べられますが、水分が飛んでいるため水を多めにして炊く必要があります。リゾットや雑炊など、水分を多く含んだ料理に使うと違和感なく食べられるでしょう。
乾燥小豆・大豆
乾燥小豆や大豆なら、お米と同じようにタルトストーンとして使えます。クッキングシートを敷いてから、重石代わりに使ってみてください。
ただし、使った後の小豆は食べられなくなってしまうため、食べる以外の方法で活用しましょう。例えば、電子レンジで温めて使ったり、ホットアイマスクなどを作ったりするのがおすすめです。
また、大豆の場合はタルトストーンとして代用した後も問題なく食べられます。例えば、炒り大豆にしたり豆ご飯にしたりするとおいしく食べられるでしょう。
金属製の落とし蓋
金属製の落とし蓋もタルトストーンの代わりになります。おすすめは伸縮性があり、サイズが変えられるタイプの落とし蓋です。100円ショップなどで購入できるうえに、取り出す時も楽です。
使う時は、くっつかないアルミホイルなどを敷いてから使うと、後片付けが楽になります。
ただし、タルト型より大きな落とし蓋は使えません。また、普通の落とし蓋を使う場合は、持ち手などにオーブンに入れられない素材が使われていないか確認してから使用しましょう。
お皿やコップ
タルトストーンがない時は、耐熱性のお皿などを重石として使ってみましょう。タルトよりひと回り小さいお皿を使います。コップなどを使っても問題ありません。
生地の上に直接置くと、生地がくっついてしまいます。そのため、必ずクッキングシートやアルミホイルを敷いてから使うようにしてください。
注意点は、耐熱性があるかどうかを確認してから使うことです。また、あまり重いものを使うとタルト型に跡が残ってしまう場合があるため、タルトのサイズに合わせて重すぎず軽すぎないものを使いましょう。
タルト型
複数のタルト型を持っている場合は、ひと回り小さいものを重石として使う方法もあります。タルト型は100円ショップなどで気軽に買えるため、複数枚購入しておいて小さいものをタルトストーンとして使うのもよいでしょう。
タルトストーンの代わりになるだけでなく、ひと回り小さいタルトも焼けるようになるので、無駄がありません。また、タルト型は丸洗いできるため衛生面でも安心です。
塩や小麦粉
タルトストーンの代わりに、塩や小麦粉を重石に使ってもよいでしょう。塩は高温で焼いても溶けることがなく、焼き塩となるだけなので問題なく使用可能です。また、小麦粉も焼くことで成分が変化することがないため、代用品に向いています。
クッキングシートやアルミホイルを敷いて、タルト型の上に敷き詰めて焼いてみましょう。ただし、塩を使う場合はタルト型の上に落とさないように注意してください。タルトの味が変わってしまい、台無しになってしまいます。
また小麦粉は重さがないため、やや多めの量を敷き詰めなければなりません。風で飛んだり撒き散らしたりしないように、注意して扱ってください。
ビー玉・おはじき
家にビー玉やおはじきがあるなら、タルトストーンの代用品として使えます。ビー玉やおはじきはガラス製なので、オーブンで焼いても問題ありません。
丁寧に洗った後、煮沸消毒してから使いましょう。煮沸消毒できない時は、丁寧に洗った後きれいに乾燥させてから使うようにしてください。
ビー玉やおはじきは100円ショップなどでも購入できるので、タルトストーンを購入するより費用を安く抑えられます。タルトを滅多に焼かない人におすすめの方法です。
水槽用や園芸用の石
100円ショップに売っている水槽用や園芸用の石も、代用品として使えます。できるだけ小粒で均等な大きさのものを選びましょう。また、一度でも使ったものは、いくらキレイに洗ったとしてもタルトストーン代わりに使ってはいけません。
水槽用や園芸用の石をタルトストーンとして使う場合は、未使用でも必ず一度丁寧に洗い、キレイに乾燥させましょう。買ったものをそのまま使うのは衛生上よくありません。
また、生地と石がくっつかないようクッキングシートなどを敷いて使用してください。
アルミ箔
アルミホイルやクッキングホイルなどのアルミ箔も、タルトストーンの代用品として使えます。アルミ箔は軽いため重しとしては使えませんが、タルト型を維持できる強度があるため、生地の上に貼り付けることでタルト型が膨らむのを防げます。
アルミ箔を使う時は、タルト生地に接する面に薄くバターなどを塗り、ピッタリくっつくように貼り付けましょう。アルミ箔を代用品に使う時は、タルト生地をよく冷やしてから焼き上げると、生焼けになってしまう心配はありません。
途中でタルト生地が浮いてきてしまった時は、いったん取り出して凹ませてから、もう一度オーブンに入れて焼き上げてみてください。
タルトストーンを使わずに焼く方法
どうしてもタルトストーンが用意できない場合は、重石を使わずに焼き上げる方法もあります。タルトがいびつな形になってもかまわないのであれば、ぜひ実践してみてください。
タルトストーンを使わずにタルトを焼く方法は、以下の通りです。
焼いている途中でタルト生地が浮き上がってしまったら、つまようじや竹串などを刺して空気を抜いてみてください。オーブンから取り出して空気を抜く時は、オーブンやタルト生地の温度が下がらないように短時間で行うのがポイントです。
調理中のオーブンやタルトはとても熱くなっているので、取り出したり穴を開けたりする時は火傷をしないよう十分注意してください。
タルトストーンを購入する時の選び方
頻繁にタルトを作るなら、タルトストーンを持っておくと便利です。タルトストーンを選ぶ時のポイントを見ていきましょう。
内容量で選ぶ
タルトのサイズによってどのタルトストーンを選ぶべきか決まります。18cm以下の小さいタルトなら330gあれば十分です。それ以上大きなタルトを焼きたい場合は、550g以上あるタルトストーンを選んでください。
一度に複数枚のタルトを焼くことも考えられるため、金銭的な問題がなければ大容量のタルトストーンを選んでおけば間違いないでしょう。
大容量のタルトストーンは、保管袋やケースがついたものを選ぶと衛生的に保管できて便利です。
値段で選ぶ
タルトストーンは、安価なものから本格的なものまでさまざまなバリエーションがあります。あまり使用する機会がないなら、100円ショップなどで買える代用品でも十分です。家にあるもので代用するのもよいでしょう。
ただし、代用品を使う場合は消毒などの手間がかかります。また、うまく焼き上げられなかったり形がいびつになったりする可能性もあるので、使用頻度が多いならタルトストーンを購入するほうが賢明です。
いきなり高価なものを購入すると「買わなければよかった…」と後悔する可能性もあるため、まずは安いもので使い勝手などを確かめてみましょう。実際に使ってみて便利だと感じてから、本格的なものを購入するのがおすすめです。
素材で選ぶ
タルトストーンの素材には、アルミニウムやセラミックなどが使われています。素材によって特性が異なるため、それぞれの違いを知ったうえで選ぶと失敗しません。
例えば、アルミニウムは熱が伝わりやすく破損しづらいという特徴があります。金属を使うのが気になる人は、セラミック製がおすすめです。セラミック製はやや高価ですが、丈夫で長持ちするうえに、デザインがおしゃれなものもあります。
特に、数珠のようにつながっているものは敷き詰めたり外したりしやすくて便利です。目的に応じて、使い勝手がよいと感じるものを選びましょう。
大きさで選ぶ
タルトストーンの大きさは、タルトのサイズに合わせるのがおすすめです。例えば、普段から大きめのタルトを焼くことが多い人は、粒の大きいタイプを選ぶと敷き詰めたり外したりする時に手間がかかりません。
一方、小さなタルトをよく焼く人は、粒が小さいタイプを選ぶと隅までしっかり敷き詰められます。タルトの大きさに合わせて、使いやすいタルトストーンを選びましょう。
タルトストーンの代用品まとめ
タルトストーンがない時は、家にあるもので代用できます。おすすめはお米やお皿、塩などです。新たに代用品を購入する必要がなく使い回しができるため、無駄なく活用できるでしょう。
また、落とし蓋やビー玉など、100円ショップで気軽に買える重しもおすすめです。家にあるビー玉を使う場合は、煮沸消毒をしてよく乾燥させてから使ってみてください。どうしても代用品が用意できない場合は、タルトストーンを使わない方法で焼き上げるのも1つの手です。
タルトを頻繁に焼く人は、タルトストーンの購入も検討しましょう。タルトストーンを購入する時は、サイズや素材、使い勝手などを考慮しながら選んでみてください。
[文・構成/grape編集部]