After about a day and a half, he needed a little nudge. Officers cut out a portion of the deck railing to give him an exit. The sheep was able to finally leave the house, but he stopped by our trail cam for one last goodbye. pic.twitter.com/AJphBomG3e
自然が豊かなアメリカのコロラド州にはさまざまな野生動物が生息しています。
そんなコロラド州の国立公園と野生動物を管理している、州の公園野生動物局に助けを求める通報が入りました。
民家の屋根の上から顔を出していたのは?
通報してきた住人の家に到着した職員の目に、びっくりする光景が飛びこんできます。
なんと民家の屋根の上からビッグホーン、別名オオツノヒツジといわれる動物が顔を出していたのです!
この家の住人が、屋根の上から変な音がするのに気付いたのだとか。
そして屋根のほうを見ると、ビッグホーンが立ち往生していたといいます。
屋根に上って捕まえるわけにもいかず、職員たちはビッグホーンが降りてくるのを期待していました。
すると、ビッグホーンは家のデッキまで下りてきたのだそう。
しかし、そこからまったく動かなくなってしまいます。
それから約1日半が経ち、「少し後押しする必要があるな」と感じた職員は、デッキの手すりの一部を切り取ることにします。
すると、出口を作ってもらったビッグホーンは、デッキから出て行きました。
『コロラド州公園野生動物局』はX(Twitter)に、「ヒツジはようやく家を出ることができましたが、最後のお別れをするために私たちのトレイルカメラに立ち寄りました」と、カメラ目線のビッグホーンの写真を投稿。
投稿は拡散され、驚きの声が上がっています。
・自分で降りられないのに、どうやって上ったんだろう?
・この写真、何度見ても笑ってしまう!
・早く到着しすぎたトナカイが、変装しようとしたのかもよ。
屋根の上から顔を出すビッグホーンの姿は、何ともいえずシュールです。
野生動物を見かけるのが珍しくないコロラド州でも、ビッグホーンが民家の屋根に上ることは滅多にないそう。
大自然に囲まれた町ではこんなハプニングが起きることもあるのですね。
[文・構成/grape編集部]