トイレスリッパの使用時と非使用時 汚れの差にゾワッ
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※写真はイメージ

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自宅のトイレに専用のスリッパを置いていますか。
「きれいにしているからいらない」と思うかもしれませんが、トイレスリッパは衛生面で大きな役割を担う必須アイテムです。
本記事では、トイレにスリッパがあるといい理由について紹介します。
専用スリッパは使わない時代に
最近のトイレは洋風化が進み、リラックスできる場所になっているためか専用スリッパを置かない家が増えているそうです。
家庭用衛生用品を数多く手がけているLION(ライオン)が運営するメディア、『Lidea』内で公開している調査結果によると、回答者の約半数が「トイレスリッパを使っていない」と答えています。
しかしトイレの床には汚れがたくさん。ライオンによれば、男性が立って用を足していると、便器周辺の床や壁に飛び散った尿が付いているのだそうです。その量は成人男性で約2千300滴にもおよびます。
スリッパを履いていないと、トイレで足の裏に付いた見えない汚れがトイレの外にまで広がっているかもしれません。
スリッパ使用時と非使用時 汚れの違いは
ライオンではスリッパを使っている家庭と使っていない家庭に分け、トイレの床とトイレの前の汚れを比較した調査結果についても載せています。
トイレの床の汚れを100%とした場合、トイレの前の汚れの割合は、スリッパを使っている家で4.5~4.8%、対してスリッパを使っていない家庭では45.5~56.4%だそうです。
ここまで具体的な数値が明らかになると、トイレ専用のスリッパを用意したほうが安心できるのではないでしょうか。
またトイレにはホコリも多いとのこと。トイレを使用するたびに服を上げ下げするため、服の繊維や服に付いていた髪の毛などが落ちやすかったり、トイレットペーパーの細かい繊維くずがホコリになって溜まったりしてしまいます。
ホコリは雑菌が繁殖する原因にもなるので、小まめに掃除して取り除くことが大切です。
トイレの床からほかの部屋へ汚れを移さないためには、トイレ専用スリッパの用意と小まめな掃除が効果的。家の清潔さをキープするためにも、これからぜひ意識してみてください。
[文・構成/grape編集部]