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いたみやすい大葉を長持ちさせる保存方法を紹介! 大葉を使ったおすすめレシピも

By - COLLY  公開:  更新:

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※写真はイメージ

揚げ物やふりかけなど、さまざまな料理のアクセントとして大活躍する食材が大葉です。すっきりとした風味とほどよい苦みが特徴で、さまざまな料理に活用できるため、大葉を使った多彩なレシピが開発されています。

大葉を保存したい時、「どのような保存方法をするのがベストなのかが分からない」という人も多いのではないでしょうか。そこで今回の記事では、大葉のベストな保存方法と、大葉を使ったおすすめレシピを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

おいしい大葉の選び方

大葉

※写真はイメージ

保存方法を解説していく前に、おいしい大葉の選び方を紹介します。おいしい大葉を選ぶ時は、葉先にハリが感じられ、変色が一切ない濃い緑色でみずみずしく、香りが強く感じられるものを選ぶのがポイントです。

上記のポイントをしっかりと満たしている大葉は鮮度がいい証拠で、生の状態で食べても大葉の風味や苦みといった魅力をすべて堪能でき、料理に使用することでさらに完成度を高めることにも貢献します。

大葉を始めとした香味野菜は鮮度が大切であり、鮮度が落ちてしまうと野菜が持つ風味や味が一気に落ちてしまうのです。

鮮度が落ちることで独特の香りやみずみずしさはなくなってしまい、パリッとした食感も消えて苦みとアクが強く感じられるような味に変わってしまいます。

そのため、大葉を選ぶ時には上記のポイントをしっかり意識した上で、おいしい大葉を選んで料理に活用するようにしてください。

大葉の保存方法

大葉

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おいしい大葉の選び方を紹介したところで、ここからは大葉の保存方法について解説していきます。これから紹介する2つの保存方法を行うことで、時間が経過しても大葉の鮮度が落ちることなく、新鮮に近い状態の大葉を楽しめるでしょう。

常においしい大葉を堪能するための参考にしてみてください。

冷蔵保存

最初に冷蔵保存の方法について解説します。冷蔵保存の場合は1週間から2周間ほど保存ができ、葉もしなしなにならず、新鮮な状態の大葉が楽しめます。最初に大葉を数枚持ち、茎を2mmほど切りましょう。

茎を切る時は水の中で切ることで、切った箇所に空気が入ってしまうのを防げるので、なるべく水の中で切ることを意識してください。

茎を切り終わったら、次に大葉全体が収納できる容器を準備し、大葉の茎まで浸るほど水を入れてください。そして大葉を入れる時は、茎を下にして、入れるようにしましょう。

大葉を入れた後は、容器に蓋をして完全に密封できれば、保存の準備は完了です。冷蔵庫に収納しておくことで、1週間から2週間は保存ができます。注意点として、冷蔵庫の収納場所は野菜室に入れるようにしてください。

最悪の場合大葉が低体温症を発症してしまい、葉が真っ黒になってしまうことがあります。また、容器に入れた水は3日ごとに入れ替えないと、大葉が痛む要因になるので、3日ごとおきに入れ替えるようにしましょう。

冷凍保存

次は冷凍保存の方法を解説します。最初に大葉を洗って水気をとりつつ、そのまま大葉をみじん切りか千切りにします。カットができたら、冷凍保存用の容器を用意し、葉が潰れないように意識しながら大葉を入れて、蓋を閉じれば後は冷凍庫に入れて完了です。

冷蔵保存が1週間から2週間ほど保存できるのに対して、冷凍保存の場合は3週間から1か月ほど保存できます。保存方法の関係上大葉をカットする必要があるので、カットしないそのままの大葉を楽しみたい場合には注意しましょう。

また、味自体は変わりませんが、冷蔵保存と比べて葉の変色がしやすく、完全に新鮮な状態で食べるのは難しいので、なるべく新鮮な状態で保存したいという場合は冷蔵保存をおすすめします。

しなびてきた大葉を復活させる方法!

大葉

※写真はイメージ

前述した冷蔵保存や冷凍保存を行うことで、長期保存ができる大葉ですが、期間がすぎると、葉に元気がなくなってしまい、しなびてしまうことがあります。この状態の大葉は、もう食べられないように見えますが、簡単な方法で復活させることが可能です。

そこで、ここではしなびてしまった大葉の復活方法を解説します。新鮮さを維持しながら保存したい人はぜひ参考にしてください。

水につける

しなびてしまった大葉を復活させる方法は簡単で、氷水に浸しておくだけです。約10分ほど氷水に大葉を浸しておくことで、新鮮な大葉と同じく、みずみずしくハリのある大葉に復活させられます。

復活した大葉は優しく水分を拭き取り、ふたたび保存していた容器に戻しましょう。

大葉を使ったおすすめレシピ5選

新鮮な大葉

※写真はイメージ

大葉の保存方法や復活方法を解説してきたところで、ここからは大葉を使ったおすすめレシピを5選紹介します。大葉は程よい苦みと香りが特徴的な野菜であり、意外とさまざまな料理にも生かされることが多いです。

お肉料理のアクセントとして加えたり、さっぱりした風味の料理に彩りとして入れたりなど、アクセントを加える目的で入れるのもおすすめです。

また、パスタやピザといった、一見相性が悪そうな料理に大葉を加えることで、一気に和の風味を足すこともでき、和風料理をつくる時にも重宝します。キッコーマン株式会社のウェブサイトで紹介されているレシピにも、大葉の魅力がしっかり生かされたレシピがあるので、ぜひ参考にしてください。

鶏ごぼうの青じそむすび(うちのごはん使用)

材料(2人分)

ご飯(温かいもの) 1合分(340g)

『キッコーマンうちのごはん 鶏ごぼう』 1袋

青じそ 4枚

たくあん 適宜

つくり方

温かいご飯に混ぜごはんの素1袋を加え、むらなくよく混ぜ合わせる。

4等分に分け、おにぎりをつくり、青じそで巻く。同様に計4個つくる。

皿に盛り、好みでたくあんを添える。

キッコーマン ーより引用

鶏ごぼうの炊き込みご飯に大葉をくるんで食べるおむすびです。炊き込みご飯が炊けていればたった5分でつくれるレシピとなっており、朝ごはんや時間がない時の食事に最適なレシピとなっています。

玉ねぎと青じその無敵漬け

材料(2人分)

玉ねぎ 1/2個

青じそ 5枚

『キッコーマンいつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ』 大さじ1

つくり方

玉ねぎは縦に幅5mmに切り、水に10分さらして、水けをよくきっておく。青じそはせん切りにする。

(1)をポリ袋に入れしょうゆを加え、全体になじませて15分程漬ける。

キッコーマン ーより引用

玉ねぎと大葉に醤油を漬け込むだけというシンプルな料理です。しかし、ご飯のお供として大活躍してくれるレシピで、誰でも簡単につくれるので、料理初心者にもおすすめな料理となっています。

塩さばと大葉の炊き込みご飯【調味料1つで!お魚をおいしく】

材料(4人分)

米 2合

塩さば(切り身・骨取り済のもの) 2切れ

しょうが 2片

『マンジョウ米麹こだわり仕込み本みりん』 大さじ2

塩昆布 20g

青じそ(せん切り) 10枚

つくり方

米は洗っておく。塩さばはキッチンペーパーで水気を拭き取る。しょうがはせん切りにする。

炊飯器に米、みりんを入れ、2合の目盛りまで水を注ぎ、塩さば、しょうが、塩昆布を加えて炊飯する。

炊き上がったら混ぜ合わせ、器によそい青じそをちらす。

キッコーマン ーより引用

さばが入った炊き込みご飯に大葉をちらして完成するレシピで、さばのやさしい甘みと大葉の程よい苦みをバランスよく楽しめます。タンパク質も効率よく摂取できるので、健康面に気をつけている人にもおすすめです。

青じそ卵黄しらすつゆ【そうめん・そば・うどんの簡単つけつゆ】

材料(2人分)

卵黄 2個

しらす(釜揚げ) 大さじ2

(A)

『キッコーマン濃いだし本つゆ(濃縮4倍)60ml』 水180ml

きざみ青じそ(チューブ入り調味料) 小さじ2

つくり方

ボウルなどに(A)を合わせてよく混ぜ、冷蔵庫で冷やしておく。

器に注ぎ、しらす、卵黄を入れ、好みできざみ青じそ(分量外)をのせる。

キッコーマン ーより引用

しらすと黄身の甘みに大葉の苦みが加わることで、そうめんとの相性抜群なつゆが堪能できるレシピとなっています。暑い季節にぴったりなレシピなので、工夫したそうめんつゆをつくりたい時におすすめです。

大葉の保存方法を理解しよう

今回の記事では、大葉の保存方法やおすすめレシピの紹介をしてきました。大葉はおいしく味わう上で鮮度がとにかく重要であり、少しでも鮮度が落ちてしまうと味や香りが落ちてしまう繊細な野菜です。

しかし、保存方法をしっかり理解して適切な保存を行うことで、新鮮さを維持しつつおいしい大葉を楽しめ、具材としても大葉ならではの香りや苦みを料理に生かせます。

紹介した保存方法は冷蔵庫や冷凍庫があれば簡単にできるので、大葉を長期保存したい時はぜひ本記事で紹介した保存方法を実践していただき、紹介したおすすめレシピを参考に料理をつくってみてください。


[文・構成/grape編集部]

出典
キッコーマン

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