停止させても動き続けるエアコンのルーバー 仕組みに「初めて知りました」「そんな役割が」
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※写真はイメージ

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- 出典
- パナソニック
エアコンの運転を停止しても、ルーバーが開いたままの場合があります。
壊れてしまったのかと心配になりますが、すぐに閉じないのには理由があるのだそう。ルーバーが閉まらない理由と対処法を紹介します。
エアコンのルーバーが閉まらない理由
『Panasonic』(以下パナソニック)の公式サイトでは、エアコンのルーバーが閉まらない理由について詳しく解説しています。
パナソニックによると、エアコンの冷房や除湿を30分以上運転した後に停止した場合、ランプが点灯し『内部クリーン運転』が始まります。
内部クリーン運転とは、エアコン本体の内部を高温で加熱し乾燥させることで、内部のカビの繁殖を抑える機能です。
『内部クリーン運転』はなぜ必要なのか
エアコンで冷房や除湿の運転を行う際、エアコン内部の空気が冷やされて結露します。
結露によって発生した水分はドレンホースから排出されますが、エアコン内部の湿度は高いままのため、カビが発生しやすい状態に。
そこで、内部クリーン運転によって内部を乾燥させる必要があるのです。
内部クリーン運転中はルーバーは開いた状態ですが、運転が終了したら自動で閉まるため問題はありません。機種によっては、暖房の運転後にも内部クリーン運転が行われるものもあります。
なお、一時的な誤作動でルーバーが締まらないこともあります。以下のような場合は注意が必要です。
このような場合は、本体をリセットしてから停止ボタンを押して、ルーバーが閉じるか確認してください。
本体をリセットする方法は、次の3つです。
1.リモコンの本体リセットボタンを爪楊枝などの先の細いもので押す。
2.電源プラグをコンセントから抜く。
3.エアコン専用のブレーカーを下げる。
本体をリセットしても改善しない場合は、点検・修理を行う必要があります。購入した販売店かパナソニック修理相談窓口に依頼しましょう。
エアコンのルーバーが閉まらない理由は、『内部クリーン運転を行っているため』ということが分かりました。しかし、誤作動によって閉まらないこともあるので、困った時は相談窓口に問い合わせてみるといいでしょう。
[文・構成/grape編集部]