いちじくの食べ方は意外と簡単? 保存方法や皮のむき方を解説 By - COLLY 公開:2024-06-27 更新:2024-06-27 フルーツ料理 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ いちじくは生のままでも、調理しても楽しめる果物です。しかしいちじくは、決して身近な果物とはいえませんよね。「いちじくを食べてみたいけれど、食べ方が分からない」という人もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、簡単にできるいちじくの皮のむき方と保存方法などを解説します。 いちじくは食べ方のバリエーションが豊富で、活用方法に困ることがない果物。本記事では、いちじくを使って簡単に作れるレシピも紹介します。食べ方を理解して、いちじくをおいしく味わってください。 皮ごと食べられる?いちじくの基本的な食べ方 ※写真はイメージ いちじくはどのように食べる果物なのか、知らない人もいるでしょう。まずは、いちじくの基本的な食べ方について解説します。 乾燥させて食べる いちじくは、乾燥させてそのまま食べられる果物です。市販されたドライいちじくを、見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。市販されたドライいちじくは、皮ごと乾燥させているものが一般的です。 もちろん、自家製でドライいちじくを作ることもできます。乾燥させることで、生のいちじくに比べて日持ちがよくなり甘みも凝縮されるそうです。自家製は硬さを調節できるため、市販されたドライいちじくとはまた違った食感が味わえるのではないでしょうか。 ドライいちじくはお菓子やおつまみとしてそのまま食べたり、料理の食材として活用したりできます。いちじくの原産地や品種によって、大きさや硬さはさまざまです。食べ比べをして、自分好みのドライいちじくを見つけましょう。 生でそのまま食べる いちじくは、生で食べられる果物です。皮をむいてそのまま食べたり、料理に使ったりすることができます。またいちじくは、皮ごと食べることも可能です。しかし完全に熟していなかったり、皮が硬い品種は皮ごと食べるには適していなかったりすることもあるでしょう。無理に皮ごと食べようとはせずに、熟し具合や皮の硬さを確認して判断するのがおすすめです。 調理して食べる いちじくの食べ方は、乾燥させたり生で食べたりするだけではありません。普段の料理の材料にもなり、活用方法は豊富です。いちじくの甘さを生かしたお菓子やジャム、コンポート。ジャムは保存食として、リンゴやイチゴ、モモといった果物でも作られる料理です。 サラダや火を加えて作る料理にも、いちじくは相性がよいといわれています。炒めたり焼いたりすることで、味わったことがないメニューにも出会えるかもしれませんよ。 食べ頃いちじくの見極め方 ※写真はイメージ いちじくの旬は、夏と秋の2回とされています。傷みやすいといわれるいちじくを、旬の時期においしく食べたいですよね。いちじくを購入する時は、以下の点に気をつけて選んでみましょう。 ほんのり甘い香りが漂っているか。 ふっくらとしていて果皮にハリがあるか。 軽く指で押すと弾力があるか。 底の部分が割れているか、または割れかけているか。 いちじく全体が赤みがかっているか。 上記は、完熟したいちじくの一般的な見極め方です。いちじくの品種によっては、完熟しても赤くならないものもあります。あくまで完熟の目安として、食べ頃のいちじくを見極める参考にしてください。 おすすめの食べ方を紹介!いちじくを使った人気レシピ ※写真はイメージ ドライフルーツで味わったり生でそのまま食べたりする以外にも、いちじくは料理の材料にも生かせます。では、いちじくを使ったレシピにはどのようなものがあるのでしょうか。 食品メーカーの『味の素』が運営するウェブサイト、『味の素パーク』で掲載されているレシピをご紹介します。10分以内で調理可能なので、ぜひ挑戦してみてください。 いちじくのシロップ煮 まずは乾燥いちじくを使った、『いちじくのシロップ煮』のレシピです。いちじくを使ったレシピのなかでは調理時間が短く、作りやすい料理といえるでしょう。 材料(4人分) ・A 「パルスイート カロリーゼロ」 大さじ3(27g) ・A 水 2カップ ・A レモン・輪切り 3枚 ・干しいちじく 100g つくり方 鍋にAを入れてひと煮立ちさせ、火を止める。いちじくを加えて、そのまま冷やす(時間外)。 味の素パーク ーより引用 調理時間はわずか10分と、材料を入れて煮るだけででき上がるレシピです。いちじくを使って初めて作る料理におすすめのメニューを、ぜひ作ってみてください。 いちじくの食べジャム 続いては、生のいちじくを使った『いちじくの食べジャム』です。簡単に作れて、デザートにおすすめのレシピですよ。 材料(4人分) ・いちじく・正味 4個(360g) ・A 「パルスイート」 大さじ2 ・A レモン汁 小さじ2 つくり方 いちじくは皮をむいて、タテ8等分に切る。 耐熱ボウルに(1)のいちじく、Aを入れ、全体をザッと混ぜ合わせる。ラップをせずに、電子レンジ(600W)で5分加熱する。 アクを取ってザッと混ぜ、そのまま粗熱を取る(時間外)。 *「パルスイート」を使用したジャムは、砂糖を使用したジャムに比べて保存期間は短くなりますので、なるべく早めにお召し上がりください。 味の素パーク ーより引用 生のいちじくを利用したレシピのため皮をむく手間はありますが、調理時間は7分で完成します。本記事内で紹介している皮のむき方を参考に、ぜひ挑戦してみてくださいね。 みかんとドライいちじくのサラダ 最後にご紹介するレシピは、『みかんとドライいちじくのサラダ』。火を使用せずに作れる、副菜におすすめのレシピです。 材料(2人分) ・ベビーリーフ 1パック(50g) ・みかん 1個 ・干しいちじく 2個(20g) ・A みかん果汁・小2個分 40㎖ ・A レモン汁 小さじ1 ・A 「AJINOMOTO 健康サララ」 小さじ1 ・A 「パルスイート」 小さじ1/2 ・A 「瀬戸のほんじお」 ひとつまみ ・スライスアーモンド 適量 つくり方 みかんは皮をむいてスジを取り、ひと房ずつに分け、1房を半分に切る。いちじくは5mm幅に切る。 ボウルにAを入れて混ぜ合わせ、(1)のいちじくを加え、ドレッシングを作る。 器にベビーリーフ、(1)のみかんを盛り、(2)のドレッシングをかけ、スライスアーモンドを散らす。 *ファスナーつき保存袋に皮をむいたみかんを入れてしぼると簡単に果汁がとれます。 味の素パーク ーより引用 小さく切った干しいちじくをサラダに混ぜるだけの、調理時間10分で完成するレシピです。普段食べているサラダのワンポイントに、干しいちじくを活用してみてはいかがでしょうか。 いちじくの皮のむき方 ※写真はイメージ いちじくの皮は、簡単にむくことができます。包丁を使った場合と、手を使った場合のいちじくの皮のむき方をご紹介しましょう。 包丁を使う いちじくの皮が硬い場合は、無理に手を使わずに包丁を使ってむくのがおすすめです。包丁を使った場合、以下の手順で皮をむきましょう。 包丁でいちじくのヘタの付け根部分を切り落とす。 くし切りにいちじくをカットする。 いちじくの皮を親指で押さえながら、端から包丁を動かす。 包丁を使うと、簡単に硬い皮をむくことができます。誤ってケガをしないように、包丁の使い方には細心の注意を払いましょう。 手でむく すでに完熟しているいちじくは、包丁を使わず手で簡単にむくことができます。以下の手順を参考に、いちじくの皮をむきましょう。 いちじくのヘタを折る。 いちじくのヘタをゆっくりひっぱるようにむいていく。 皮をむききれていない部分は、包丁で取り除く。 むき終えたいちじくは、カットせずにそのまま食べられます。好みに合わせて、大きさを調節してください。ヘタをひっぱる時には、皮に果肉が付かないように意識しながらむきましょう。 いちじくの保存方法 ※写真はイメージ いちじくは、傷みやすい果物といわれています。数日以内に消費するいちじくは冷蔵保管し、食べきれない場合は冷凍にして保存するのがおすすめです。 冷蔵で保存する場合 冷蔵保存する場合は、まずは1つずつキッチンペーパーで包みます。その上で約2〜3個まとめて保存袋に入れ、冷蔵庫に保管しましょう。いちじくは、長期の冷蔵保存にはむかないといわれる果物です。約2〜3日以内を目安に、食べ切るのがよいでしょう。 冷凍で保存する場合 いちじくは、冷凍保存できる果物です。生の状態で数日以内に消費できない場合は、冷凍にして保管しましょう。まず流水で洗い、しっかりと水分を拭き取ります。さらに1個ずつラップで包み、保存袋に入れて保管しましょう。 冷凍したいちじくの解凍方法は簡単で、5分ほど常温で置くと解凍できるようです。冷凍することにより食感が変わり、生や乾燥したいちじくとは違った味わい方ができますよ。冷凍いちじくの保存は1か月程度を目安にし、早めに食べ切るようにしましょう。 いちじくの好みの食べ方を見つけておいしく楽しもう いちじくは、意外と簡単に食べられる果物です。旬の季節には、完熟したいちじくをそのまま楽しむこともできます。サラダや炒め物、甘さを生かして手作りスイーツの材料としても活用できるでしょう。 いちじくの皮むきや保存は、手間がかからず短時間で終えられます。本記事を参考に自分好みの食べ方を見つけて、ぜひ旬の季節にいちじくを味わってくださいね。 [文・構成/grape編集部] 出典 味の素パーク Share Post LINE はてな コメント
いちじくは生のままでも、調理しても楽しめる果物です。しかしいちじくは、決して身近な果物とはいえませんよね。
「いちじくを食べてみたいけれど、食べ方が分からない」という人もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、簡単にできるいちじくの皮のむき方と保存方法などを解説します。
いちじくは食べ方のバリエーションが豊富で、活用方法に困ることがない果物。本記事では、いちじくを使って簡単に作れるレシピも紹介します。食べ方を理解して、いちじくをおいしく味わってください。
皮ごと食べられる?いちじくの基本的な食べ方
※写真はイメージ
いちじくはどのように食べる果物なのか、知らない人もいるでしょう。まずは、いちじくの基本的な食べ方について解説します。
乾燥させて食べる
いちじくは、乾燥させてそのまま食べられる果物です。市販されたドライいちじくを、見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。市販されたドライいちじくは、皮ごと乾燥させているものが一般的です。
もちろん、自家製でドライいちじくを作ることもできます。乾燥させることで、生のいちじくに比べて日持ちがよくなり甘みも凝縮されるそうです。自家製は硬さを調節できるため、市販されたドライいちじくとはまた違った食感が味わえるのではないでしょうか。
ドライいちじくはお菓子やおつまみとしてそのまま食べたり、料理の食材として活用したりできます。いちじくの原産地や品種によって、大きさや硬さはさまざまです。食べ比べをして、自分好みのドライいちじくを見つけましょう。
生でそのまま食べる
いちじくは、生で食べられる果物です。皮をむいてそのまま食べたり、料理に使ったりすることができます。またいちじくは、皮ごと食べることも可能です。
しかし完全に熟していなかったり、皮が硬い品種は皮ごと食べるには適していなかったりすることもあるでしょう。無理に皮ごと食べようとはせずに、熟し具合や皮の硬さを確認して判断するのがおすすめです。
調理して食べる
いちじくの食べ方は、乾燥させたり生で食べたりするだけではありません。普段の料理の材料にもなり、活用方法は豊富です。いちじくの甘さを生かしたお菓子やジャム、コンポート。ジャムは保存食として、リンゴやイチゴ、モモといった果物でも作られる料理です。
サラダや火を加えて作る料理にも、いちじくは相性がよいといわれています。炒めたり焼いたりすることで、味わったことがないメニューにも出会えるかもしれませんよ。
食べ頃いちじくの見極め方
※写真はイメージ
いちじくの旬は、夏と秋の2回とされています。傷みやすいといわれるいちじくを、旬の時期においしく食べたいですよね。いちじくを購入する時は、以下の点に気をつけて選んでみましょう。
上記は、完熟したいちじくの一般的な見極め方です。いちじくの品種によっては、完熟しても赤くならないものもあります。あくまで完熟の目安として、食べ頃のいちじくを見極める参考にしてください。
おすすめの食べ方を紹介!いちじくを使った人気レシピ
※写真はイメージ
ドライフルーツで味わったり生でそのまま食べたりする以外にも、いちじくは料理の材料にも生かせます。では、いちじくを使ったレシピにはどのようなものがあるのでしょうか。
食品メーカーの『味の素』が運営するウェブサイト、『味の素パーク』で掲載されているレシピをご紹介します。10分以内で調理可能なので、ぜひ挑戦してみてください。
いちじくのシロップ煮
まずは乾燥いちじくを使った、『いちじくのシロップ煮』のレシピです。いちじくを使ったレシピのなかでは調理時間が短く、作りやすい料理といえるでしょう。
調理時間はわずか10分と、材料を入れて煮るだけででき上がるレシピです。いちじくを使って初めて作る料理におすすめのメニューを、ぜひ作ってみてください。
いちじくの食べジャム
続いては、生のいちじくを使った『いちじくの食べジャム』です。簡単に作れて、デザートにおすすめのレシピですよ。
生のいちじくを利用したレシピのため皮をむく手間はありますが、調理時間は7分で完成します。本記事内で紹介している皮のむき方を参考に、ぜひ挑戦してみてくださいね。
みかんとドライいちじくのサラダ
最後にご紹介するレシピは、『みかんとドライいちじくのサラダ』。火を使用せずに作れる、副菜におすすめのレシピです。
小さく切った干しいちじくをサラダに混ぜるだけの、調理時間10分で完成するレシピです。普段食べているサラダのワンポイントに、干しいちじくを活用してみてはいかがでしょうか。
いちじくの皮のむき方
※写真はイメージ
いちじくの皮は、簡単にむくことができます。包丁を使った場合と、手を使った場合のいちじくの皮のむき方をご紹介しましょう。
包丁を使う
いちじくの皮が硬い場合は、無理に手を使わずに包丁を使ってむくのがおすすめです。包丁を使った場合、以下の手順で皮をむきましょう。
包丁を使うと、簡単に硬い皮をむくことができます。誤ってケガをしないように、包丁の使い方には細心の注意を払いましょう。
手でむく
すでに完熟しているいちじくは、包丁を使わず手で簡単にむくことができます。以下の手順を参考に、いちじくの皮をむきましょう。
むき終えたいちじくは、カットせずにそのまま食べられます。好みに合わせて、大きさを調節してください。ヘタをひっぱる時には、皮に果肉が付かないように意識しながらむきましょう。
いちじくの保存方法
※写真はイメージ
いちじくは、傷みやすい果物といわれています。数日以内に消費するいちじくは冷蔵保管し、食べきれない場合は冷凍にして保存するのがおすすめです。
冷蔵で保存する場合
冷蔵保存する場合は、まずは1つずつキッチンペーパーで包みます。その上で約2〜3個まとめて保存袋に入れ、冷蔵庫に保管しましょう。いちじくは、長期の冷蔵保存にはむかないといわれる果物です。約2〜3日以内を目安に、食べ切るのがよいでしょう。
冷凍で保存する場合
いちじくは、冷凍保存できる果物です。生の状態で数日以内に消費できない場合は、冷凍にして保管しましょう。まず流水で洗い、しっかりと水分を拭き取ります。さらに1個ずつラップで包み、保存袋に入れて保管しましょう。
冷凍したいちじくの解凍方法は簡単で、5分ほど常温で置くと解凍できるようです。冷凍することにより食感が変わり、生や乾燥したいちじくとは違った味わい方ができますよ。冷凍いちじくの保存は1か月程度を目安にし、早めに食べ切るようにしましょう。
いちじくの好みの食べ方を見つけておいしく楽しもう
いちじくは、意外と簡単に食べられる果物です。旬の季節には、完熟したいちじくをそのまま楽しむこともできます。サラダや炒め物、甘さを生かして手作りスイーツの材料としても活用できるでしょう。
いちじくの皮むきや保存は、手間がかからず短時間で終えられます。本記事を参考に自分好みの食べ方を見つけて、ぜひ旬の季節にいちじくを味わってくださいね。
[文・構成/grape編集部]