エアコンはなるべく試運転して! 掃除業者の助言に「今日からやる」
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梅雨に入ると、窓を開けての換気が難しくなります。気温と湿度が上がると部屋の中が蒸し暑くなり、「そろそろエアコンを使おう」と思うでしょう。
住んでいる地域にもよりますが、多くの地域では3月頃には暖房を付けなくなり、エアコンを動かさなくなります。
エアコンを使わなくなってから再び冷房を付けたいと思うまで2〜3か月しか経っていなくても、試運転をしたほうがよいのでしょうか。
この素朴な疑問の答えを、掃除のプロであるおそうじ本舗(osoujihonpo_official)がInstagramで解説しています。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
エアコンの試運転はやるに越したことはない
購入したばかりならまだしも、ずっと使っているエアコンに試運転は必要なのでしょうか。
そもそも、エアコンの試運転とは『エアコンを本格稼働させる前に不具合がないかを確認する作業』のことで、ユーザー自身が簡易的に点検をします。
エアコンを試運転することで発見できるのは、次のようなトラブルです。
・エアコンの効き具合
・異臭
・水漏れ
エアコン業者は夏が繁忙期となるので、トラブルに気付いたタイミングによっては、すぐに修理に来てもらえない可能性もあります。
そのため、本格的に使う前に一度試運転することがおすすめだそうです。
夏本番を気持ちよく迎えられるよう、家族が集まるリビングはもちろん、寝室のエアコンもしっかりチェックしましょう。
試運転のチェックポイント
エアコンの試運転でチェックするのは、大きく分けて3つです。エアコンを動かして、1つずつ確認しましょう。
1.冷風が出るかの確認
最初に確認するのは、冷たい風がしっかりと出るか、異常ランプが点灯していないかです。設定温度を16〜18℃にして、10分ほど運転させましょう。
2.水漏れや異音、異臭がないかの確認
エアコンを動かしている間に、エアコン本体から水が漏れていないか、異音や異臭がないかを確認します。
1の確認に必要な10分に加え、これらを確認するために30分運転させましょう。
3.エアコン稼働に必要なパーツの確認
エアコンをしっかり使えるように、運転に必要となるさまざまなパーツを確認します。
まずは、電源プラグに変色や汚れがないかを確認しましょう。次にリモコンを見て、しっかりと表示されているか、操作ができるかを確認します。
次は、エアコン本体と室外機の確認です。エアコンフィルターを取り出し、埃がたまっていないか、破損がないかを確認します。
室外機は、上や前に物が置かれていないかを確認しましょう。
エアコン本体や室外機などの汚れは個人でも掃除できますが、ひどい汚れはクリーニング業者に依頼したほうがスムースです。
クリーニング業者は5月中旬〜9月上旬に繁忙期を迎えるので、依頼する場合は早めに予約しておきましょう。
[文・構成/grape編集部]