パック型洗剤、どこに置いてる? 思わぬ危険性に「ゾッとした」
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- 出典
- 国民生活センター
洗濯機に放り込むだけで使える便利な洗濯用パック型洗剤。
使いやすいように洗濯機のそばで保管している人も多いでしょう。
しかし、思わぬ事故が発生しているため、国民生活センターは置き場所について注意喚起をしています。
洗濯用パック型洗剤は、置き場所に注意!
便利な洗濯用パック型洗剤は毎日の洗濯に欠かせませんが、置き場所に注意したことはありますか。
洗濯用パック型洗剤は水溶性のフィルムに包まれていることや、手軽なそのサイズ感などから、置き場所によっては思わぬ事故が起きてしまう可能性があります。
国民生活センターが令和6年5月にリリースした『くらしの危険』によると、洗濯用パック型洗剤の事故は約10年間報告され続けているそうです。
報告事例では以下のようなものがありました。
・子供が触っていてフィルムが破れ、内容物が目に入った
・棚に保管していた洗剤を、子供が箱から1つ取り出して遊んでいたところ飲み込んだ
いずれも病院を受診する結果になっており、その重大性が分かります。
洗濯用パック型洗剤の中身は濃縮された液体洗剤で、中には柔軟剤や漂白剤などが混ざっているものもあります。
誤って体内に入れば健康被害が起こりかねません。
このような被害を防ぐためには、保管場所に気を使う必要があります。
国民生活センターでは以下のような保管場所を提唱していました。
今まで洗濯用パック型洗剤の危険性を意識していなかった人も、国民生活センターの注意喚起を参考に保管場所を見直してみてはいかがでしょうか。
もしも洗濯用パック型洗剤の内容物が目や口に入ったら
どれほど気を付けていても、事故が起こってしまうこともあります。
もしも洗濯用パック型洗剤が破裂したり、誤って飲み込んでしまったりした時には、できるだけ早めに対処しましょう。
対処法
口に入った場合:口をすすぎ、水または牛乳を少し飲ませて受診する
目に入った場合:こすらずに流水で10分以上洗い流して、受診する
皮膚についた場合:すぐに大量の流水で洗い、付着した衣類は脱ぐ
異常を感じる場合には、国民生活センターの注意喚起通り、すぐに病院を受診してください。
目や口に入った洗濯用パック型洗剤の成分が分かるよう、パッケージなども可能な限り持って行きましょう。
事故の報告を聞いていると怖くなり、「これから使わないほうがいいのかな」と思う人もいるかもしれません。
しかし、保管場所に気を付けて適切な管理をしていれば、安全で便利に洗濯できるアイテムです。
製品の性質や安全に使う方法を理解して、洗濯用パック型洗剤を上手に使いこなしていきましょう。
[文・構成/grape編集部]