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意外と知らない『オレガノ』の魅力とは?特徴や活用方法を紹介!

By - COLLY  公開:  更新:

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※写真はイメージ

香辛料の一種として、広く浸透しているハーブ。そんなハーブの中でも、香りが強いとされているのが『オレガノ』です。活用方法は多様にありますが、どのように使えばよいか分からない人もいるのではないでしょうか。

そこで本記事ではオレガノの特徴や活用方法、簡単に作れるレシピを紹介しています。本記事を参考に、ぜひ日常生活にオレガノを取り入れてみてください。

オレガノとはどんなハーブ?

白いオレガノの花のアップの画像

※写真はイメージ

それでは、オレガノとはどんなハーブなのかについて解説していきましょう。オレガノの歴史や特徴、どのような種類があるのか詳しく見ていきます。

オレガノの歴史は古い

オレガノは、ヨーロッパの地中海沿いにある国々が原産地です。オレガノの学名である『Origanum』は、山の喜びを意味する『oros ganos』が語源とされています。古い歴史があり、古代から使われているといわれるオレガノ。

香りそのものを楽しむのはもちろんのこと、香辛料としても現代同様に活用されていたようです。そのほか、薬草としても使われていたといわれています。現在では、世界各地で活用されているハーブです。

オレガノの特徴

シソ科ハナハッカ属のハーブであるオレガノは、和名で『ハナハッカ』と呼ばれる多年草です。高さは、30〜80cmほどに育つといわれています。品種によってピンクや黄色、白い花が咲き、観賞用として花そのものも楽しめるハーブです。

丈夫で耐寒性があるため、家庭菜園が初めての人にも育てやすいと人気があります。ただし、高温多湿の環境に弱いので注意も必要です。収穫期間は生育環境で異なりますが、花は夏から秋、葉は春から秋にかけて楽しめますよ。

ほかのハーブと同様にオレガノの葉は、乾燥せずに生のままでも利用できます。清涼感と、わずかな苦味が特徴のオレガノ。生のままに比べて乾燥させた葉は香りが強まるため、乾燥タイプのオレガノが一般的に使われているようです。

オレガノの種類

オレガノには、複数の種類が存在します。どのような違いや特徴があるのか、詳しくみていきましょう。

オリガヌム類

オレガノは、別名『ワイルドマジョラム』とも呼ばれています。品種にも『ワイルドマジョラム』があり、一般的に広く知られている代表的なオレガノといえるでしょう。そのほかの品種には、『ゴールデンオレガノ』があります。

トマトやチーズが頻繁に使われるイタリア料理に重宝され、バジルとともに欠かせないハーブです。オリガヌム類に属するオレガノは、ハーブティーや料理に盛んに使われています。

アマラクス類

花を楽しむため、『花オレガノ』とも呼ばれるアマラクス類。食用としては活用されない、主に観賞を目的とするオレガノの種類です。アマラクス類の品種には、『ケントビューティー』や『ロタンダフォーリア』が知られています。

マヨナラ類

マヨナラ類に属するオレガノは、そのほかの種類に比べて香りが甘いのが特徴です。品種として知られているのは、『スイートマジョラム』や『イタリアンオレガノ』。甘い香りを生かし、ポプリやアロマにも使われています。

オレガノのおすすめ活用方法3選

オレガノの画像

※写真はイメージ

オレガノをどのように活用すればいいのか、迷われている人もいるでしょう。ここでは、おすすめの使い方を3つご紹介します。

料理の香りづけや臭み取りに使う

オレガノは、食材の臭み取りや香りづけのためによく使われています。特に、肉や魚の独特の臭みを取り除いてくれるハーブといえるでしょう。オレガノは、爽快感の中にも苦味を感じられる香りが強いのが特徴。

そのため、ピザやグリル料理、トマトソースなどに使われています。イタリア料理では、バジルと並んで欠かせない香辛料です。さらに、ほかのハーブとともにオリーブオイルやビネガーに漬け込めば自家製の調味料も作れます。

そのままドレッシングにしたりソース作りに加えたりと、臭みを取りつつ香りを加えてさまざまな料理に活用できるバーブです。まずは、相性がよいといわれるチーズやトマト料理に使ってみるのがおすすめですよ。

ハーブティーにする

料理の臭み取りや香りづけ以外には、ハーブティーにして楽しむこともできます。オレガノのハーブティーは、程よい辛味とすっきりとした爽快感が特徴です。また、ほかのハーブとオリジナルハーブティーを作ることもできますね。

オレガノのハーブティーは、生の葉と乾燥された葉のどちらを使うかでも風味が異なります。試しながら、自分に合うハーブティーを探してみてください。

香りを楽しむ

オレガノの活用方法は、食べたり飲んだりするだけではありません。ポプリやアロマ、香水などにして香りそのものも楽しめます。そのほかにも、入浴剤や芳香剤といったものにも使われ、活用方法は多様です。

オレガノを使ったおすすめレシピ

いろんなハーブの画像

※写真はイメージ

最後に、オレガノを使ったおすすめレシピをご紹介します。

夏野菜のミネストローネ

材料(2人分)
ベーコン 2枚
玉ねぎのみじん切り 1/4個分(50g)
ズッキーニ 1/4本
にんじん 1/4本
じゃがいも 1個
にんにくのみじん切り 少々
水 2・1/2カップ
オレガノ・ドライ 少々
「味の素KKコンソメ」固形タイプ 1・1/2個
さやいんげん 2本
トマト 1個
「瀬戸のほんじお」 少々
こしょう 少々
パセリのみじん切り 少々
粉チーズ 少々
*「味の素KKコンソメ」固形1個は、顆粒で小さじ2杯です。

つくり方
1.ズッキーニ・にんじん・じゃがいもはさいの目切りにする。
2.ベーコンは1cm幅に切り、熱した鍋で油がでるまで炒める。
3.(2)のベーコンの油が出たら、(2)の玉ねぎを加え炒め、しんなりしたら、
ズッキーニ・にんじん・じゃがいもを加え、約5分炒める。
4.(3)ににんにくを加えさらに炒め、香りが出たらA、「コンソメ」を加えて野菜がやわらかくなるまで約15分煮る。
5.さやいんげんは小口切りにし、サッと塩ゆでして冷水にとり、水きりする。トマトはさいの目切りにする。
6.(4)に(5)のさやいんげん・トマトを加えてさらに5分煮る。塩・こしょうで味を調える。
7.器に盛り、パセリ・粉チーズをふる。

味の素パーク ーより引用

こちら、味の素株式会社が運営するウェブサイト『味の素パーク』で紹介されていた『夏野菜のミネストローネ』のレシピです。暑いと食べることさえおっくうになってしまうという人には、一杯で素材の旨みと栄養がたっぷりなスープがぴったり。

作り置きにもぴったりですので、野菜がたくさん手に入ったときの大量消費にもおすすめですよ。

オレガノを日常的に使いこなそう!

本記事では、オレガノの魅力と活用方法について解説しました。オレガノは、独特の香りで料理の味を引き立たせ香りそのものも楽しめるハーブです。食材の臭みを取る以外にも、ハーブティーやアロマにすることもできます。

爽快感はありますが苦味があるため、ほかのハーブとブレンドして使ってみるのもおすすめです。オレガノを上手に使えば、普段の料理が一段と味わい深くなります。本記事を参考に、オレガノを日常的に取り入れてみてください。


[文・構成/grape編集部]

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出典
味の素パーク

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