トイレはどこから掃除してる? プロ解説の掃除法に「なるほど」「次からコレ」
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ひと口に『トイレ掃除』といっても、壁、便器、床など掃除する場所はさまざま。
雑菌を広げず衛生的に掃除を進めるためには、掃除する『順番』が大切です。
ハウスクリーニングのプロが解説する掃除方法を見てみましょう。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
トイレ掃除は『上から下へ』を意識して
分かりやすい掃除術を多数発信しているのは、現役ハウスクリーニング業者のさき(housecleaning_2022)さん。
さきさんによると、トイレ掃除は『上から下』という順番を意識しておこなうのがおすすめだそうです。
以下の手順を参考にしてみましょう。
なおパーツによっては使えない洗剤があります。掃除の前に、トイレの各場所の取扱説明書を見て、使っていい洗剤・使ってはいけない洗剤を確認してください。
1.電灯・換気扇
トイレの一番『上』に該当するのは、電灯や換気扇。
付着したホコリを取ってから、ウタマロなどの中性洗剤を使って拭きましょう。
2.棚、窓
棚や窓には意外にホコリが溜まっています。『上から』を思い出してホコリを取り除き、中性洗剤で拭きましょう。
3.壁
トイレの壁は尿はねの汚れが付きやすい場所。特にトイレットペーパーホルダーから下に付きやすいとされています。
尿汚れはアルカリ性なので、しっかり落としたければ酸性の洗剤を使いましょう。
4.タンク
手洗い用のタンクも、さまざまな汚れが溜まりやすい場所です。手洗い用の鉢部分は、クリームクレンザーを使ってこびり付いた汚れを落としましょう。
タンクの中の汚れも気になるところですが、メーカーによっては蓋を外して掃除することを推奨していない場合があります。
事前にタンク内の掃除をしても問題ないか、使える洗剤が何かを確認してから掃除を始めてください。
5.便器
便器はフチや裏の部分に見えない汚れが溜まっている場合があります。
便器の中をすみずみまで掃除したら、便座、蓋、便座の外・裏も拭き、汚れを落としましょう。
洗剤によっては、便器の素材を傷める可能性があるので注意が必要です。
6.床
もっとも下にある床は雑巾やお掃除シートを使い、トイレの手前から奥へと向かって掃除します。溜まったホコリや尿汚れなどをしっかり取り除きましょう。
7.扉
トイレの出入りの際に必ず触れる扉も、意外に汚れている場所です。
薄めた洗剤を布に付けて、ドアノブや扉全体を拭きましょう。
トイレを心地いい空間にするためには、細部までの掃除が大切です。
上記で紹介した順番で掃除を進めれば、雑菌を広げずにトイレ全体をきれいにできます。
普段の掃除は便器と床、時間のある時に天井から扉まで丸ごと掃除をするなど、工夫しながらお手入れしてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]