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「遠慮しないで」 金と銀の斧をもらったけど…結果に「切ない」「涙なしには見られない」

By - grape編集部  公開:  更新:

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AIR(@Air____Air)さんの漫画

『正直者が得をする』というメッセージが込められた、イソップ物語の『金の斧 銀の斧』。

「あなたが落としたのは、金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」という女神の問いに、「鉄の斧だ」と正直に答えると、両方をもらえたというストーリーです。

もとの話では、落とし主は金と銀、そして鉄の斧の3本を持ち帰りますが、もし鉄の斧があまりにボロボロだったらどうでしょうか。

女神は気を使って、新品の斧だけを与えてくれるかもしれません…。

金の斧と銀の斧をもらったのに?

AIR(@Air____Air)さんは、『金の斧 銀の斧』が「もしこうだったら…」という創作漫画を描きました。

泉の中に、うっかりボロボロの鉄の斧を落とした人物に、女神が…。

AIR(@Air____Air)さんの漫画

女神の厚意で、金と銀の斧を受け取った、落とし主。しかし、その表情は暗いままです。

それもそのはず。落とし主にとって、ボロボロの鉄の斧は、思い出が詰まった大切な物だったのですから…!

女神は、ボロボロの鉄の斧を『不要な物』と思い込んでしまったのでしょう。

金と銀の斧を持ち帰る、落とし主の切ない表情に胸が締め付けられますね…。

AIRさんが描いた『金の斧 銀の斧』は反響を呼び、このようなコメントが寄せられました。

・金と銀よりも価値があるものだったんだな…。

・寝る時、斧の刃にカバーをかけてあるのが、もうね。切ない。

・遠慮とかじゃなくて、思い出が詰まった斧だったんやな…。泣けるで…。

・涙なしには見られない。いろいろ考えさせられるな。

女神に悪気がないことが分かるからこそ、落とし主も断り切れなかったのかもしれません…。

物に対する考え方は、人によって異なるものです。「新しい物と取り替えてあげる」といっても、相手がどう思うかは分からないでしょう。

たとえ善意だとしても、まずは「相手がどうしたいか」を尊重することが大切だと、考えさせられますね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@Air____Air

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