「遠慮しないで」 金と銀の斧をもらったけど…結果に「切ない」「涙なしには見られない」
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遠足の説明中に口を開く男子生徒 するとクラスの担任が?「身も蓋もなくて笑った」学校に通う子供たちにとって、遠足は楽しい行事の1つ。所定の金額の範囲内でお菓子を持っていけるというルールは、遠足の醍醐味といえますよね。伊東(@ito_44_3)さんは、そんな遠足を題材にした創作漫画をXで公開しました。

クラスメイトに陰口を叩かれた学生 その後の展開に「この発想はなかった」モノモース(@mono_moosu)さんがTwitterに投稿した創作漫画『ショック』をご紹介します。
- 出典
- @Air____Air
『正直者が得をする』というメッセージが込められた、イソップ物語の『金の斧 銀の斧』。
「あなたが落としたのは、金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」という女神の問いに、「鉄の斧だ」と正直に答えると、両方をもらえたというストーリーです。
もとの話では、落とし主は金と銀、そして鉄の斧の3本を持ち帰りますが、もし鉄の斧があまりにボロボロだったらどうでしょうか。
女神は気を使って、新品の斧だけを与えてくれるかもしれません…。
金の斧と銀の斧をもらったのに?
AIR(@Air____Air)さんは、『金の斧 銀の斧』が「もしこうだったら…」という創作漫画を描きました。
泉の中に、うっかりボロボロの鉄の斧を落とした人物に、女神が…。
女神の厚意で、金と銀の斧を受け取った、落とし主。しかし、その表情は暗いままです。
それもそのはず。落とし主にとって、ボロボロの鉄の斧は、思い出が詰まった大切な物だったのですから…!
女神は、ボロボロの鉄の斧を『不要な物』と思い込んでしまったのでしょう。
金と銀の斧を持ち帰る、落とし主の切ない表情に胸が締め付けられますね…。
AIRさんが描いた『金の斧 銀の斧』は反響を呼び、このようなコメントが寄せられました。
・金と銀よりも価値があるものだったんだな…。
・寝る時、斧の刃にカバーをかけてあるのが、もうね。切ない。
・遠慮とかじゃなくて、思い出が詰まった斧だったんやな…。泣けるで…。
・涙なしには見られない。いろいろ考えさせられるな。
女神に悪気がないことが分かるからこそ、落とし主も断り切れなかったのかもしれません…。
物に対する考え方は、人によって異なるものです。「新しい物と取り替えてあげる」といっても、相手がどう思うかは分からないでしょう。
たとえ善意だとしても、まずは「相手がどうしたいか」を尊重することが大切だと、考えさせられますね。
[文・構成/grape編集部]