気付いたら米に虫が… 4つの対策に「保管の仕方を間違えてた」「絶対守る」
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- 出典
- パールライス
「気付いたら、家のお米にカビが…!」「よく見たら虫がわいていた」といったトラブルを経験したことはありますか。
もちろん、そうなってしまっては食べられません。お米のトラブルを防止するための、適切な保管方法を学んでいきましょう。
お米を正しく保管するポイントとは
精米事業を行う『全農パールライス株式会社』(以下、パールライス)の公式サイトによると、お米の正しい保管方法のポイントは、全部で4つです。
密閉容器を使用する
お米を買ってきた時のパッケージ袋に入れたまま口を閉じて保管したり、適当な容器に入れて保管したりしていないでしょうか。
お米は周囲の汚れ・湿気・ニオイなどに影響を受け、劣化してしまうため、『密閉』して周囲の空気を遮断する必要があります。保管の際は密閉容器やジッパー付き保存袋に入れるなどして、周囲の空気から遮断しましょう。
また、お米の袋は通気のために穴が開いているため、未開封でも周囲の空気がお米に伝わります。お米を購入したら、すぐに密閉容器に移してください。
高温多湿、水濡れを回避
高温多湿・台所の水漏れなどによってカビや虫は発生するため、このような環境にお米を保管しておくのはNG。お米にダメージを与えます。
密閉容器でお米をガードすることも大事ですが、ジメジメした環境からお米を遠ざけること、環境を清潔にすることも重要です。
容器は常に清潔にしておく
※写真はイメージ
容器そのものを常に清潔にしておくことも大事です。密閉容器を使用していくら周囲からお米を守っても、お米がダイレクトに触れる容器の内部そのものが不潔だと意味がありません。
容器にお米を継ぎ足していくのではなく、お米がなくなったタイミングで容器を洗って清潔に保ちましょう。水分が残っているとカビが発生する恐れがあるため、しっかり乾燥させてください。
ニオイ移りを防止
お米はニオイを吸収しやすい性質なので、ニオイが強い場所に保管しないようにしましょう。灯油・洗剤・ニオイの強い食材の近くでの保管は避けてください。
また、シンク下の収納スペースに保管する人もいますが、シンク下は空気がこもりやすいうえ、下水のニオイがうつる可能性があります。
直射日光が当たらない、風通しのよい冷暗所で保管しましょう。スペースに空きがあれば、冷蔵庫での保管もおすすめです。
お米は明確な消費期限の表示はないものの、湿気やニオイの影響を受けやすい、デリケートな食材です。
正しい保管方法で、開封後は早めに食べきることで、最後までおいしく楽しめるでしょう。
[文・構成/grape編集部]