知らなかった! 1人用アルミ鍋の『NG行動』をメーカーに聞いた
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※写真はイメージ
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「クッキーを焼きまーす」 焼く前と後の変化に「すごすぎてビビる」「ときめいた」「焼きまーす」というコメントを添えて、Xに写真を投稿し、話題となったのは、お菓子作りが趣味の、あっぽー(@anbutter6250)さん。 公開したのは、自宅で作ったクッキーの焼く前と焼いた後。クッキーがどんな見た目をしているのか、気になりますね。
- 取材協力
- 東洋アルミエコープロダクツ株式会社
スーパーマーケットなどで、1人用の『寄せ鍋』セット、『すき焼き鍋』セットといった商品を見かけますよね。
アルミの鍋に具材が入っており、後はコンロにかけるだけという便利な惣菜です。このアルミ鍋は『銀鍋』と呼ぶこともあります。
使った後は各自治体のルールに従って捨てればいいので、「鍋を洗うのが面倒くさい」という人には実に便利なものでしょう。
この『アルミ鍋』はどのように使うのがいいのでしょうか。
『サンホイル』でおなじみの東洋アルミエコープロダクツ株式会社に聞きました。同社はこのアルミ鍋も製造販売しています。
アルミ鍋を使う時の注意点とNG行為
同社に聞いたところ、以下の注意ポイントを教えてもらいました。
1.使用中はアルミ鍋が熱くなるので、やけどに注意してください。
2.空だきはしないでください。アルミ鍋が溶けたり、穴があいたりすることがあります。アルミ箔の耐熱温度は660℃です。
3.アルミ鍋が高温になりすぎると、食材がこびり付きやすくなります。
4.アルミ鍋が変形している場合は、焼切れる恐れがありますので、使用しないでください。
5.炎に直接当たると、アルミ鍋が溶けたり、穴が空いたりすることがあります。
6.内容物が重いと型崩れすることがあります。持ち上げる時はご注意ください。
7.この製品は簡易調理鍋です。繰り返しの使用はおやめください。
8.梅干し・味噌・醤油など、酸分や塩分の強い食品を長時間入れておくと、変色したり、浸食されて穴が空いたりすることがあります。
9.電子レンジでは使用できません。
10.IHクッキングヒーター対応のアルミ鍋も増えていますが、一部のIH機種によっては加熱できないことがあります。その場合はガスコンロで調理してください。
特に注意したいのは、火に掛ける時です。スーパーマーケットの惣菜として並んでいるアルミ鍋にも書いてありますが、最初は弱火にしてコンロに掛けましょう。
冷凍タイプやスープがゼラチン状になっている製品は、それらが溶けて液体になると空焚きにはならなくなる構造です。最初から鍋に穴が空くほどの強火にするのはやめましょう。
画像提供:東洋アルミエコープロダクツ株式会社
また、中にはアルミ鍋を使い回す人がいるかもしれませんが、アルミ鍋はあくまでも『簡易調理器具』。使い回しは推奨できません。
そもそも使い終わったら簡単に捨てられるのがアルミ鍋のメリット。洗ってまた使うなら、最初から普通の鍋を使ったほうがいいですね。
IH調理器で使う場合には、アルミ鍋が対応しているかどうかをよく確認しましょう。
アルミ鍋はとても便利ですが、注意点をよく確認してから使うようにしてください。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]