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「沸騰してから入れないで!」 企業が『鍋の作り方』をアドバイス

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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キノコの写真

※画像提供:ホクト株式会社

冬は鍋物がおいしい季節。帰宅したらほかほかの鍋料理を食べて、身体の内側から温まりたいものですね。

具材はうま味の出るキノコを入れるのがおすすめですが、いつ鍋に入れるのがよいのでしょうか。

マイタケ、エリンギ、ブナシメジなど各種キノコを製造・販売しているホクト株式会社(以下、ホクト)協力のもと、紹介します。

キノコは水から入れる!

キノコを入れるタイミングは「鍋がふつふつと煮立ってきたら」という人が多いかもしれません。

ホクトによると、この入れ方はもったいないそうです。

キノコを鍋に入れるタイミングは「お湯がふつふつして温まってきたくらい」「お湯が沸騰したら」という人が多いかもしれません。

しかし、実はこの入れ方は、キノコのうま味を生かしきれていない、もったいない入れ方です。

キノコのうま味は加熱によって増えるのですが、特に60~70℃あたりでうま味が急増するのです。

この温度帯をゆっくり通過すると、キノコのうま味がどんどん増えていきます。逆に、温度が高すぎるとうま味がうまく増えません。

つまり、キノコをもっとおいしく食べるには『水から入れる』のが正解です。

キノコを水から入れてじっくり加熱すれば、後は塩や醤油など少しの調味料を加えるだけで、おいしい料理ができます。

キノコが入った鍋の写真

※写真はイメージ

キノコは複数の種類を使ったほうがいい!

また、キノコは複数の種類を使ったほうがおいしくなるそうです。

ホクトからこのようなアドバイスがありました。

キノコはうま味の強い食材ですが、その主な成分はグルタミン酸やグアニル酸です。それらが含まれる割合などはキノコの種類によって異なります。

中でもグルタミン酸とグアニル酸は、2つを掛け合わせることで『うま味の相乗効果』が起こり、よりうま味を強く感じられるという特徴があります。

キノコは単体でもうま味を強く感じられますが、さまざまな種類のキノコを組み合わせることで、より料理がおいしくなります。

キノコ鍋をはじめ、いろいろな料理にキノコを使う場合は、ぜひ1種類ではなく複数のキノコを使ってみてください!

キノコを鍋に入れる時には水から入れて、できるだけいろいろな種類のキノコを使うのがおすすめです。

寒い冬はキノコをうまく使って、おいしい鍋を味わってください!


[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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出典
ホクト株式会社(記事協力)【なるほど!きのこ】「お湯が沸いたらきのこを入れる」はNG!?

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