みそが残った容器にお湯を入れて溶かすのはアリ? 企業の回答によると
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- 出典
- ハナマルキ
容器に入ったみそがわずかな量になった時、残ったみそをすべて消費するため容器にお湯を入れる人もいると思います。
果たしてこの行為はやっていいことなのでしょうか。
本記事では、みそ商品の有名メーカーであるハナマルキ株式会社(以下、ハナマルキ)からの回答を引用して、詳しく解説していきます。
みその容器にお湯を入れる行為、企業の回答は?
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容器に残ったわずかなみそを消費するためお湯を入れるのは、問題ない行為なのでしょうか。
ハナマルキの公式サイトにある質問ページでは、この件についての解説が掲載されていたので、引用します。
質問ページでははっきりと「使用はしないでください」と回答されていました。
容器に熱湯を入れるとどうなる?
先述した質問では「容器に耐熱性がない」という回答がありましたが、なぜ耐熱性がない容器にお湯を入れてはいけないのでしょうか。
それは、熱により容器の形が歪んでしまうこともありますが、『有害物質が発生する恐れ』があるからです。
容器にお湯を入れると、容器から発生した有害物質がお湯に溶け込んでしまう恐れがあります。それを摂取すると体内に有害物質が侵入し、ガン発生や免疫力低下のリスクなど、健康を害する症状のリスクが高まるのです。
また、容器を構成するプラスチックは環境ホルモン作用があるといわれています。環境ホルモンとは、体内のホルモンの働きや分泌を乱す作用を持つ物質といわれており、生殖能力の低下などを招く危険性があるのです。
みそを最後まで使い切る方法は?
容器にわずかに残ったみそは取りづらいですが、お湯を入れるとすべて溶けて使い切ることが可能です。しかし、先述したように容器にお湯を入れると有害物質が発生して、体に害をおよぼす可能性があります。
では、みそを使い切るにはどのような方法があるのでしょうか。
おすすめなのがゴムヘラで取り除く作業です。スプーンなどほかの食器では、容器にわずかにこびり付いたみそを取るのは難しいですが、ゴムヘラであればしっかりとすくい取ることが可能になります。
また、みそを購入したらほかの容器に入れ替えるのもおすすめです。陶器やガラス容器であれば、最後にお湯を入れてみそを溶かすこともできます。
[文・構成/grape編集部]