チョコレートは冷蔵室に入れないで! 解説に「意外だった」「場所変えます」
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- 出典
- 明治
チョコレートは非常に繊細なお菓子です。家庭で保存する際には温度変化に注意して、そのおいしさを守りましょう。
特に夏の暑い時期には、「チョコレートが溶けてしまうのを防ぐため、冷蔵庫に入れて保管している」という人も多いのではないでしょうか。
優れた方法のように思えますが、実は注意するべきポイントも多くあります。
さまざまなチョコレート菓子を販売する株式会社明治(以下、明治)の公式サイトから、チョコレートを冷蔵庫で保存する場合の注意点を解説。ぜひ参考にしてみてください。
チョコレートを保存する際の基礎知識
チョコレートは、高温多湿に弱い食べ物。28℃以下の涼しい場所で保管することが大切です。
製造、出荷の段階から、メーカーは徹底した温度管理を行っています。品質低下を防ぐためには、家庭でも注意が必要です。
とはいえ、むやみやたらと寒い場所や冷たい場所を選ぶ必要はありません。夏の暑い時期以外は常温での保存も十分に可能なことを、しっかりと頭に入れておきましょう。
また、冷蔵庫に入れたからといって、それで安心というわけではありません。明治公式サイトによると、冷蔵庫での保存にもいくつかの注意点があるそうです。
チョコレートを冷蔵庫から出した後、常温に戻るまでの時間は15~30分程度です。食べたいタイミングに合わせて、少し早めに準備しておくとよいでしょう。
冷蔵室よりも野菜室を選ぶべき理由は?
※写真はイメージ
明治は公式サイトで、チョコレートを冷蔵庫で保存するなら、野菜室をおすすめしています。
その理由は、野菜室は冷蔵室よりも温度が高く、冷やしすぎによる品質低下を予防できるからです。
また使用頻度の高い冷蔵室は、扉の開閉回数も多くなりがち。庫内で繰り返し温度変化が起きれば、チョコレートにも影響があるでしょう。
野菜室は冷蔵室よりも開閉回数が少なく、安定した環境をキープしやすいという特長があります。
ネギやニラなど、においの強い野菜からにおいが移らないよう、チョコレートは密閉できる袋に入れ、保管場所をできるだけ離すといった方法で対策するのがおすすめです。
冷蔵庫に野菜室がない場合は、チョコレートを冷やしすぎない対策を行ったうえで、冷蔵室で保存するようにしてください。新聞紙で全体を包み、冷風口付近を避けた場所で保管すれば、品質を維持しやすいでしょう。
食べかけのチョコレートが溶けないように、そのまま冷蔵庫に入れて保管しているという人も多いのではないでしょうか。その行動が、味や風味を低下させる原因になっているのかもしれません。
最後までおいしく食べ切るためには、冷蔵庫のどこでどのように保存するのかにまで、気を配ってみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]