冬といえば鍋! 水炊きや鍋料理をおいしく作るためのだしの取り方とは?
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- 出典
- プレミアムウォーター
『水炊き』は、シンプルながらも素材のうまみを存分に楽しめる人気の鍋料理です。
いつもの水炊きを、より本格的な味わいに仕上げる方法があれば知りたいと思いませんか。
『プレミアムウォーター株式会社』のウェブサイトでは、『水炊きをおいしく作る方法』を紹介しています。
『だし』や『水』にこだわって、ワンランク上の水炊きを作ってみましょう。
おいしい水炊きを作るコツ
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『水炊き』は、味付けをせずに水から具材を煮込む鍋料理です。お肉や野菜をじっくり煮込むと素材のうまみが引き出され、スープに溶け込みます。
水炊きといえば、博多名物という印象が強い人もいるかもしれません。しかし、水炊きは地域によって異なる文化があります。
博多風の水炊きは、鶏肉やキャベツを水からじっくり煮立てて作るのが特徴です。一方、関西風の水炊きは、だしで具材を煮込んで作ります。
鶏肉などを何時間も煮込んで作るのは、ハードルが高いと感じる場合は、昆布で『だし』を取る方法がおすすめです。
時間がない時は、水に昆布を入れて沸騰させてから取り出す方法でも問題ありません。
また、『骨付きの鶏肉』を入れるのもおすすめです。ぶつ切りにされた鶏肉を使うと、骨の髄からじっくりとうまみが溶け出し、コクのあるスープに仕上がります。ぶつ切りの鶏肉がない場合は、『手羽元』で代用しましょう。
鶏肉はそのまま煮込んでも構いませんが、『ゆでこぼし』をすることで格段においしくなります。ゆでこぼしとは、一度食材をゆでた後に湯を捨て、あくや臭みを取り除く下処理のことです。
鍋にたっぷりのお湯を沸かし、鶏肉を入れて約1分ゆでます。ゆで終わったら鶏肉を取り出し、ぬるま湯で軽く洗い流しましょう。このひと手間を加えるだけで、雑味のない澄んだスープが完成するので、ぜひ試してみてください。
水選びも重要!
『水炊き』というだけあって、使う『水』も味を左右します。
全体の味を決める『出汁』をおいしく取るには軟水がおすすめ。昆布のグルタミン酸の抽出に向いています。
また、お肉や野菜の臭み、あくを取る効果もあるので、素材のおいしさをより堪能できるでしょう。
シンプルな料理だからこそ、素材選びやひと手間で味が大きく変わるのも水炊きの魅力です。丁寧な下処理と良質な水で、おいしい水炊きを楽しみましょう。
[文・構成/grape編集部]