issues

北京五輪リレーが銅から銀に!? 選手は「迷惑です」「うれしいけど…」

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

2008年に開催された北京オリンピック。陸上男子400メートルリレーに出場し、見事銅メダルを獲得した塚原選手、末続選手、高平選手、朝原選手の4人。

男子トラック種目で史上初のメダル獲得ということもあり、日本中が大きな喜びに包まれました。

21586_03

この競技で金メダルを獲得したのはボルト要するジャマイカ、そして銀メダルはトリニダード・トバゴでした。しかし、北京オリンピックから8年がたった2016年、日本が銀メダルになる可能性が浮上しています。

その原因はジャマイカチームの第一走者ネスタ・カーター選手の薬物使用疑惑。昨今のスポーツ界でドーピングが大きな問題となる中、当時のカータ選手の検体を再検査した所、陽性反応が出たというのです。

後日行われる別の検体での再検査で再度陽性だった場合にはジャマイカチームは失格、繰上げで日本が銀メダルになる可能性があるというもの。

21586_01

しかし、日本のリレーチームのメンバーの思いは複雑なようです。アンカーとしてゴールし、歓喜のあまり北京の夜空にバトンを投げた朝原選手は

「迷惑です。『何だよ』という気持ちです」

朝日新聞デジタル ーより引用

とかたり、塚原選手は

「正直複雑。聞いた時はどうすんのって思った。銀になればすごくうれしいけど、ヨーイドンで走った8チームで2番じゃない。いやー、がっかりしますよ、もう!」

日刊スポーツ ーより引用

と怒りをにじませました。

自身の全てをかけて望んだオリンピック。その最高の舞台で素晴らしい結果を残した4人の成果に水を指すような今回の出来事。

今後どのような展開となるのか注目が集まります。

100m9秒98の記録を持つ陸上選手が、50mを走ると? 結果に「速すぎる」短距離走100mの元日本記録保持者である桐生祥秀さん。50mを走ると、何秒出せるのでしょうか。

「大きな心を持つ偉大な男だ」 世界陸上で走れなくなった選手、すると…2019年9月27日からカタールのドーハで開催されている『世界陸上競技選手権大会 DOHA2019』。国境を超えたゴールシーンが誕生しました。

出典
日刊スポーツ朝日新聞デジタル

Share Post LINE はてな コメント

page
top