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みかんとオレンジには違いがある!?特徴や栄養価の違いについて解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

「みかんとオレンジって、ほぼ同じに見えるけれど何が違うのだろう」

「柑橘系の果物を使ってジャムなどを作りたいけれど、みかんとオレンジのどちらがよいのだろう」

みかんとオレンジは見た目が非常に似ているため、呼び方が違うだけだと思っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、みかんとオレンジには明確な違いがあり、味や見た目だけでなく栄養価や適した保存方法も異なります。

当記事では、みかんとオレンジの違いについて解説します。それぞれの違いや、生で食べる以外の方法を知ることで、料理のレパートリーも増えるでしょう。

みかんとオレンジの違い

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みかんとオレンジは、明確に違う果物です。違いを理解することで、購入する際の参考になるでしょう。

ここでは、産地、見た目、味、栄養価の観点から、みかんとオレンジの違いをご紹介します。

産地

みかんとオレンジはもともとインドで誕生した果物で、どちらも温暖な気候で育ちやすいのが特徴です。

みかんは日本を中心に、オレンジは海外を中心に生産されています。しかし、日本でまったくオレンジが生産されていないわけではありません。

例えばバレンシアオレンジは、和歌山県が国内トップの生産量を誇る品種です。

日本では、古くから冬にみかんを食べる風習があります。

一方海外では、ジュースなど加工品の材料としてオレンジの需要が高いため、このように産地が分かれたのでしょう。

見た目

みかんは、オレンジと比較すると、若干小さく平たい円形になっています。

また、皮を手で剥いて食べられる点が特徴です。薄くて柔らかい皮のため、ナイフを使用しなくとも手軽に剥けます。

一方オレンジは、きれいな円形でみかんよりも大きめのサイズです。重量も、みかんが80~150gほどに対してオレンジは200~250gほどと、2~3倍の重さがあるといわれています。

またオレンジは、果物ナイフを使用すると皮が剥きやすくなります。みかんと比べて皮に厚みがあるため、品種によりますが、手で剥くのは難しいかもしれません。

色味も品種によって違いますが、みかんのほうが『濃い橙色』という印象が強いでしょう。

みかんは収穫の時期によって、酸味と甘味のバランスが変化します。収穫が早い時期のみかんは強い酸味、遅い時期のみかんは強い甘みが特徴です。

香りと味、サイズ感も相まって、パクパク食べられるでしょう。

一方オレンジは、酸味、甘味ともにしっかりしており濃厚な味わいです。香りも非常に強いため、少量でも満足感を得られます。味もしっかりとしており、加工品としても好まれるようです。

栄養価

みかん、オレンジともに、ビタミンCが多く含まれる果物です。ビタミンCには、免疫機能の維持や抗酸化作用などの効果が期待でき、美容にもよいとされています。

また、みかんにはビタミンAのβ-クリプトキサンチンも豊富です。この栄養素は、骨粗しょう症の予防や脂質代謝の維持にも効果的といわれています。

ほかにも、薄皮やスジに含まれるポリフェノールには、中性脂肪の分解や肥満予防が期待できるでしょう。

一方オレンジには、アミノ酸が多く含まれています。

アミノ酸が不足すると、必要なたんぱく質が体内で作られないため、筋力の低下や肌荒れにつながりかねません。

また、オレンジには葉酸が多く含まれており、赤血球の形成や胎児の健康的な成長をサポートするために役立つといわれています。

みかん、オレンジともに健康によい成分が含まれているため、体調に合わせて選ぶとよいでしょう。

みかんとオレンジの違いを理解し使い分ける方法

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みかんとオレンジは、見た目や栄養価だけでなく味の特徴も異なり、それぞれに向いている調理法があります。

使い分けを覚えておけば、みかんやオレンジでおいしいデザートを楽しめるでしょう。

例えば、みかんを使ったデザートなら、みかん飴やみかん大福が人気です。みかんのほどよい酸味や甘味を生かしつつ、さらに甘さを追加すると子供でも食べやすいデザートになります。

オレンジの場合は、ジャムやソース、ケーキなどに使うのがおすすめです。味も風味も強いため、素材を最大限に生かせるジャムなどに向いています。

また酸味、甘味ともにしっかりとあるため、味のアクセントにもぴったりです。

どちらもさまざまな調理法があるため、レシピサイトなどを見ながら使い分けてみましょう。

みかんとオレンジの保存方法

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みかんとオレンジは、保存方法にも若干違いがあります。適切な保存方法を知っておくと、おいしい状態を長く保てるでしょう。

ここでは、みかんとオレンジの保存方法をご紹介します。

みかんの保存方法

旬である冬の時期は、常温で3週間程度の保存が可能です。暖房が効いていない玄関や廊下での保存が推奨されています。

常温保存する際は、通気性のよい入れ物を用意し、キッチンペーパーを敷いてからみかんを並べましょう。上に重ねる際は、再度キッチンペーパーを被せてからみかんを置きます。

また乾燥を防ぎ、みずみずしい状態を保つには、へたを下にするのがポイントです。

ダンボールに入れる場合も同様に、新聞紙やキッチンペーパーを敷いてからみかんを並べましょう。重ねて入れる場合は、カビや潰れを防ぐため、週に一回ほど段を入れ替えるのがおすすめです。

冬以外は冷蔵庫の野菜室で保存すると、2週間程度持ちます。野菜室で保存する際は、乾燥を防ぐことが大切です。

1つずつキッチンペーパーで包み数個をポリ袋にまとめたら、へたを下にして保存します。すぐに食べない場合は、冷凍庫で保存するとよいでしょう。

オレンジの保存方法

オレンジは、常温で2週間程度日持ちします。常温保存する場合は、風通しがよく、日光の当たらない状態で保管しましょう。

オレンジは、みかん以上に乾燥しやすいため、ポリ袋や新聞紙に包みジューシーさを保つのがポイントです。また、高温な場所や直射日光の当たる場所で保存すると、味の低下につながるため注意しましょう。

夏には、みかんと同様に冷蔵庫の野菜室で保存すると、みずみずしさや味を保てます。冷凍保存する場合は、皮をむいて1房ずつばらしてラップに包む方法がおすすめです。

ラップに包んだら、ポリ袋に入れて保存しましょう。冷凍すればおいしい状態で1か月ほど持つため、大量に購入した場合やもらった場合は、ぜひ試してください。

『オレンジアレルギー』に、みかんは含まれるのか

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オレンジアレルギーの場合、『みかん』は対象に含まれません。というのも、みかんとオレンジは同じ柑橘属ですが、分類は『みかん類』と『オレンジ類』で分かれるためです。

オレンジアレルギーには『ネーブルオレンジ』や『ベルガモット』などが該当します。

ただし「みかんはオレンジアレルギーに含まれないから、食べても問題ない」という考えは危険です。

みかんとオレンジは同じ柑橘属の分類であり、栄養価も非常に似ています。

そのため「みかんだから大丈夫」と考えず、一度医者に相談すると安心です。食物アレルギーの場合は、アレルゲンを含む食品を食べると、蕁麻疹や唇の腫れといった症状が出ます。

『みかん』と『オレンジ』には明確な違いがある

みかんは、酸味と甘みのバランスが収穫時期によって変化し、手軽に食べられる果物です。生活習慣の予防につながる栄養も豊富に含まれているため、健康を維持したい人にもよい食べ物でしょう。

一方オレンジは、濃厚な味と香りが特徴で、皮が厚いためナイフなどを用いて食べます。身体に必要なたんぱく質を構成するアミノ酸が豊富に含まれていることから、疲労を軽減したい人、筋力の低下を防ぎたい人におすすめです。

今回ご紹介したようにそれぞれの違いを知ることで、よりおいしくみかんやオレンジを楽しめます。

特徴によって調理法を変えると、子供も食べやすいデザートができるため、ぜひ試してみてください。


[文・構成/grape編集部]

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