リンゴを切ったらやってみて! JA相馬村が教える『変色を防ぐ5つの方法』
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- 出典
- JA相馬村
リンゴを切ってしばらくすると、断面が茶色くなってくるもの。
味が変わるわけではありませんが、「きれいな見た目をキープしたい」と思う人は多いでしょう。
相馬村農業協同組合(以下、JA相馬村)のウェブサイトでは、リンゴの変色を抑える5つの方法を紹介しています。
お弁当や食後のデザートにリンゴを使う時にも役立つので、ぜひチェックしてください。
リンゴの変色防止にはさまざまな方法がある
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リンゴの変色を防ぐ定番の方法といえば『塩水』ですが、JA相馬村によると、定番の塩水に加え『意外すぎる4つの物』を使った方法を紹介していました。
「塩水に漬けると、少し味が変わってしまいそう…」と避けていた人も、試せる方法があるはずです。
1.塩水に漬ける
まずは定番の『塩水に漬ける』方法。リンゴの表面に膜を張り、酸化を防ぎます。
400ccの水に食塩を1g入れて塩水を作り、その中にリンゴを2〜3分漬け込みましょう。
リンゴの切り口がしっかり塩水に浸かる必要があるので、リンゴが浮かないよう、上からラップで押さえるといいでしょう。
リンゴに塩味が付いてしまいますが、対比効果により甘さを感じやすくなります。
2.砂糖水に漬ける
砂糖水は塩水より粘度が高いので、リンゴの表面をよりしっかり覆います。
漬ける時間は5〜10分が目安です。塩気のあるリンゴが苦手な人は、砂糖水を使ってみてはいかがでしょうか。
3.ハチミツを溶かした水に漬ける
砂糖水よりさらに粘度が高いハチミツも、変色防止に効果があります。そのままだと使いにくいので、水に溶かしてからリンゴを漬けましょう。
砂糖と同様、200ccの水に大さじ1杯程度のハチミツを加えて溶かし、5分ほどリンゴを漬け込みます。
なお、リンゴにはハチミツが付着するため、1歳未満の子供には食べさせないようにしましょう。
4.レモン水に漬ける
レモンのビタミンCが、リンゴのポリフェノール酵素と結合することで、変色を防げます。
漬ける時間は2〜3分が目安です。レモンのさっぱりとした味わいを楽しめる一方、入れすぎると酸っぱくなるので、入れる量に注意しましょう。
5.炭酸水に漬ける
リンゴが変色するのは、果肉に含まれるポリフェノールが空気中の酸素に触れて酸化するためです。
この酸化反応を遅らせるうえで有効なのが、酸性の液体に漬けること。
酸性の特性を持つ炭酸水にリンゴを5分ほど漬け込んでおくと、変色を抑えられるでしょう。
また使用済みの炭酸水にリンゴの風味が移るので、ドリンクとしても楽しめて無駄になりません。
炭酸水のほか、炭酸ジュースでも同じ効果を得られます。
リンゴの変色を抑えられるのは塩水だけではありません。漬けた後の味の違いも楽しめるので、リンゴを食べる時に試してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]