lifestyle

水にさらしたタマネギ 酢を加えると? プロの教えに感動!

By - COLLY  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

※写真はイメージ

3月に入ると、みずみずしい『新タマネギ』がスーパーに並び始めます。

通常のタマネギより甘く、生のままでも食べられるので、春が来るのを心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。

甘さが強いとはいえ、タマネギ独特の辛みは多少なりとも感じます。そのような時は、シェフのアキオ(yaoya14)さんが紹介する方法で辛みを極限にまで抑えましょう。

辛みを抜いた新タマネギで作る、『新タマネギの橙色セビーチェ』のレシピもあわせて紹介します。

辛みを抑えるポイントは3つ

1つ目のポイントは、『繊維に対して垂直に切る』ことです。繊維を断ち切るように切ることで、辛み成分が外へ出やすくなります。

タマネギを繊維に対して垂直に切る様子

2つ目のポイントは、『お酢を入れた水に5分さらす』ことです。

タマネギの辛み成分『硫化アリル』は水に溶けやすい性質があり、お酢には硫化アリルを抑える効果があります。水1ℓに対して、お酢を小さじ4杯入れましょう。

切ったタマネギを酢水にさらしている様子

3つ目のポイントは、『水を切ってから空気に触れさせる』ことです。硫化アリルは揮発性の高い物質なので、乾燥させることで辛みをしっかりと抑えられます。

サラダスピナーがある場合は、ぐるぐる回して丁寧に水を切りましょう。

サラダスピナーでスライスしたタマネギの水気を切る様子

水気が取れたらザルに揚げ、しばらく置いておきます。

水気を切ったスライスしたタマネギをザルに入れた様子

辛みを抜いた新タマネギで『セビーチェ』を作ろう

『セビーチェ』は、魚介のマリネを指すペルーの家庭料理です。ペルーではブリやメカジキ、タコなどをレモンでマリネしますが、アキオさんのセビーチェはホタテをデコポンでマリネします。

まずは材料です。

<2人前>

新タマネギ 150gの物1個

ホタテ 80g

デコポン 80g

パセリなどのハーブ お好みの量

【マリネ液】

オリーブオイル 大さじ2半

りんご酢 大さじ1半

塩 小さじ4分の1強

黒胡椒 お好みの量

ハチミツ 小さじ2

初めに、新タマネギをスライスし、酢水でさらしてから乾燥させておきます。

ボウルにオリーブオイル、りんご酢、塩、黒胡椒、ハチミツを入れ、スプーンなどで混ぜましょう。

ボウルにマリネ液の材料を入れる様子

デコポンの外皮をむき、包丁で薄皮をむきます。薄皮をむいたらざく切りにし、マリネ液の入ったボウルに加えましょう。

デコポンがない場合は、ミカンやオレンジなど、別の柑橘系の果物を使ってもよいそうです。

デコポンの薄皮を包丁でむく様子

ホタテに塩を振ります。

ホタテに塩をふる様子

水分が出てきたらキッチンペーパーで包み、水気をしっかりと拭き取りましょう。

ホタテの水分をキッチンペーパーで拭き取る様子

ホタテの水気が取れたら、3㎜角にカットします。

なお、ホタテのカットサイズはお好みでいいとのこと。アキオさんは全体にホタテが感じられるよう、細かくしているそうです。

包丁でホタテを切る様子

カットしたホタテをマリネ液の入ったボウルに加え、全体を混ぜ合わせましょう。

カットしたホタテをマリネ液に入れて混ぜ合わせる様子

『マリネ液の3分の2』を新タマネギにかけ、全体を混ぜ合わせます。

スライスしたタマネギにマリネ液をかける様子

お皿に盛り付け、残りのマリネ液を上からかけましょう。

お皿に盛りつけてマリネ液をかけた様子

最後にハーブを飾れば完成です。

完成した『新タマネギの橙色セビーチェ』の写真

新タマネギの甘さとデコポンの酸味により、お箸だけでなくお酒も進みます。見た目も鮮やかなので、おもてなしの一品としてもおすすめです。

「今日はぜいたくしようかな」という日に、ぜひ作ってみてください。


[文・構成/grape編集部]

空のペットボトル

ペットボトルの底に磁石を入れて? 3時間後の結果に「次からコレ!」洗ったペットボトルを乾かす時、中だけがなかなか乾かず困ったことはありませんか。この悩みは、身近な『ある物』を使うとすっきり解決できます。牛乳パックを乾かす時にも使えるアイディアなので、ぜひチェックしてください。

タッチライトの画像

220円で部屋がおしゃれに? ダイソーの『タッチライト』がこちら!さまざまな商品が手頃な価格で手に入る、100円ショップ『ダイソー』。おしゃれなインテリアも、『ダイソー』で用意してみるのはいかがですか。

出典
yaoya14

Share Post LINE はてな コメント

page
top