ジンベエザメの寿命は130歳!?平均寿命や最高寿命を詳しく解説
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「水族館にいるジンベエザメは、何歳くらいなのだろう」
「ジンベエザメは、何歳くらいまで生きられるのだろう」
このような疑問をお持ちの人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ジンベエザメの最高寿命は130歳との調査結果があり、人間よりも長生きする可能性があるようです。
ジンベエザメの寿命についての調査は、現在も世界中で行われています。
本記事では、ジンベエザメの平均寿命や最高寿命について、調査結果を基に解説しました。また、日本の水族館で飼育されているジンベエザメの推定年齢も紹介します。
ジンベエザメの寿命が気になる人は、ぜひ参考にしてください。
ジンベエザメの平均寿命は何歳?
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世界各国でジンベエザメの研究が行われていますが、その生態には不明な点が多々あります。ジンベエザメの寿命に関しても、現時点では明確になっていません。
現在推定されているジンベエザメの平均寿命は、60~100歳とのこと。また、成熟年齢は25~30歳といわれており、オスとメスでは成熟年齢が違う可能性もあるようです。
サメ類は魚のなかでも比較的長寿な生き物であり、なんと『400年以上生きたサメもいる』といわれています。
今後の研究によっては、ジンベエザメの平均寿命が明確になる可能性もあるでしょう。
ジンベエザメの寿命は最長何年?
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ジンベエザメの最高寿命に関しても、はっきりとした結果は出ていませんが、海外の大学の研究では『130歳まで生きる可能性がある』とされています。
例えば、ミナミマグロの最長寿命は45歳と考えられていますが、仮にジンベエザメが130歳まで生きるとしたら倍以上の生存力があるといえるでしょう。
また、人間の最高齢記録は122歳であるため、ジンベエザメのほうが長生きする可能性もあります。
平均寿命とともに、今後の研究によっては最長寿命も明確になるかもしれません。
ジンベエザメは絶滅危惧種に登録されるほど数が少ない
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水族館などで見ることができるジンベエザメですが、実は絶滅危惧種として登録されているそうです。
ジンベエザメの数が少ないのは、以下のことが理由だといわれています。
人間の行動や環境問題が、ジンベエザメに悪影響を与えた結果、絶滅危惧種になってしまったそうです。
また、ジンベエザメは一度に300匹ほど妊娠するといわれていますが、成熟するまでには数十年もの時間を要します。
ジンベエザメは、生育環境が整っていなければ早く寿命を迎えてしまうため、繁殖できずに数が減ることもあるでしょう。
水族館で飼育されているジンベエザメの最高寿命は何歳?
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水族館で飼育されている最高寿命のジンベエザメは、沖縄県国頭郡にある『美ら海水族館』で2025年現在も飼育されている『ジンタ』です。
『ジンタ』の推定年齢は、2023年頃に30~35歳だったため、同年現在は30代半ば~30代後半でしょう。
『美ら海水族館』で飼育が開始された時と、現在の体長差などは以下の通りです。
体長は2倍、体重は7.5倍ほどに成長しています。『ジンタ』の成長記録はジンベエザメの研究に用いられており、貴重なデータといえるでしょう。
日本の水族館で飼育されているジンベエザメは何歳?
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日本では『美ら海水族館』以外にも3府県で4頭のジンベエザメが飼育されています。
それぞれの推定年齢や、飼育期間を見ていきましょう。
『いおワールドかごしま水族館』のジンベエザメ『ユウユウ』の年齢
『ユウユウ』は『いおワールドかごしま水族館』にいる、10代目のジンベエザメです。2019年に代替わりが行われましたが、10代目『ユウユウ』の具体的な年齢は公表されていません。
というのも『いおワールド鹿児島水族館』では、全長5.5mになる前のジンベエザメしか展示していないためです。
『いおワールド鹿児島水族館』では、1頭のジンベエザメを生涯飼育し続けるのではなく、成長したら海にかえす方法を採用しています。
そのため、ジンベエザメたちは海での生活に必要なトレーニングを受けてから、放流の時を迎えているそう。
10代目『ユウユウ』は2023年時点で体長約4.7mといわれており、海にかえすまでは後数年あるとのことです。
『いおワールドかごしま水族館』の『黒潮大水槽』では、ジンベエザメが親になるまでの展示は難しいとされています。
そこから推定すると、おそらく10代目『ユウユウ』は、成熟前の年齢だと考えられるでしょう。
『のとじま水族館』のジンベエザメ『モモ』の年齢
『のとじま水族館』の『モモ』は、日本海側で唯一飼育されているジンベエザメ。2024年10月11日から飼育が開始されましたが、年齢は不明です。
『のとじま水族館』では、以前は2頭のジンベエザメが展示されていましたが、2024年元旦に起きた能登半島地震でボイラーや装置が故障した影響で亡くなりました。
『モモ』の2024年10月時点での体長は約4.4mとのことで、体長から推定すると、おそらく大人のジンベエザメではなさそうです。
今後の成長が期待されますね。
『海遊館』のジンベエザメ『遊(ユウ)』の年齢
『遊(ユウ)』は『海遊館』で飼育されているメスのジンベエザメです。
2014年8月25日の飼育開始時には、体長4.87mでした。その後2024年11月1日時点では、6m20cmに成長しています。
2024年11月1日時点での推定年齢は17~18歳といわれており、成熟するまでには後10年程度かかりそうです。
なお『海遊館』ではジンベエザメを元気に飼育するために、血液検査や身体検査、行動観察などを定期的に行っているとのこと。
日本の水族館で見られるジンベエザメとしては『美ら海水族館』の『ジンタ』に次いで2番目に大きいため、迫力のある姿を楽しめるでしょう。
『海遊館』のジンベエザメ『海(カイ)』の年齢
『海(カイ)』は『海遊館』で飼育されているオスのジンベエザメです。
2024年11月時点では、推定年齢7~8歳、体長4.7mで、メスの『遊』とは10歳ほど違うと思われます。
『いおワールド鹿児島水族館』の『ユウユウ』や、『のとじま水族館』の『モモ』と同じ程度の体長であるため、この3頭の推定年齢も同じ程度になるのかもしれません。
ジンベエザメの平均寿命は推定60~100歳!現在も調査は続いている
ジンベエザメの平均寿命は60~100歳、最高寿命は130歳と推定されていますが、現在も調査中です。
世界の水族館で、もっとも長く飼育されているジンベエザメは『美ら海水族館』に展示されている『ジンタ』で、推定年齢は30代半ば~30代後半といわれています。
ほかにも複数の水族館で飼育されていますが、推定年齢が7~8歳のジンベエザメが多く、平均寿命や最高寿命の断定は難しいでしょう。
ただし今後の研究結果によっては、ジンベエザメの平均寿命や最高寿命が明確になる可能性があるかもしれません。
[文・構成/grape編集部]