桃太郎の『本当の母』とは? 思いもよらぬ正体に「切ない…」
公開: 更新:


「昔話をこんな視点で読むなんて…」 “桃太郎×犬”の関係性が、もはや『バディ漫画』昔話『桃太郎』といえば、主人公の桃太郎が家来に犬、サル、キジをつけて鬼ヶ島へ向かうことで有名な話。ただ、本家の『桃太郎』において、家来たちの心境までは描かれていませんよね。中村輪吾(@Night_Owl808)さんが描き、Xに投稿した『桃太郎』には、犬のとある心境が描かれていました。

母親「気づいてしまったことがある」 パーカーの紐を引っ張ろうとした赤ちゃんが…「本当にえらい」日々の暮らしの中で、感情任せに怒鳴り散らす人や、店員に対して横柄な態度を取る人を見かけることはありませんか。こうした『少し残念』な行動を取る大人を、反面教師にする人は少なくないでしょう。1児の母親である犬石(@100nichigo_neet)さんも、そんな『大人の残念な行動』に敏感な1人です。
- 出典
- @ruru_ie






日本を代表する昔話『桃太郎』。
ある日、おじいさんとおばあさんが川で桃を拾い上げます。その桃の中から生まれた少年が、犬とサル、キジとともに鬼をやっつけるという物語です。
そんな『桃太郎』をオマージュし、思いもよらぬ視点で描かれた4コマ漫画に、SNSで反響の声が上がっています。
桃太郎の『母』の正体は…?
Xで自作の漫画を公開している留々家(@ruru_ie)さんが、『母』と題して描いた作品。
おじいさんとおばあさんが見守る桃の中から、のちに桃太郎となる赤ん坊が生まれます。
ここまでの展開は原作と同じですが…。
なんと、桃には人間のような意識が宿っており、桃太郎となる赤ん坊を『私の赤ちゃん』だと認識していたのです!
しかも、赤ん坊の名前の候補をいろいろと考えていたといい、母親としての思いの強さを感じます。
『幻』に終わった名前には、どんな候補があったのかも気になるところです…。
意識のある桃を中心に描いた切ない作品には、さまざまなコメントが寄せられました。
・すごい視点…!
・なんか、マジで悲しくなってきた…。
・入れ物や乗り物じゃなく、ちゃんと親子だったのか…。切ないね。
その後、鬼退治に成功し、多くの人が知る存在となった桃太郎。
『本当の母親』である桃が名付け親になることはできませんでしたが、桃自身の心の中では、自慢の息子であり続けたことでしょう…!
[文・構成/grape編集部]