水だけ飲んでると逆に熱中症に!? 知らないと怖い『自発的脱水』とは
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毎年、死者が出ることもある怖い熱中症。その対策として、水分を多めに摂るよう心掛けている方も多いのではないでしょうか。
しかし、喉が渇いたからといって水ばかり飲んでいると、逆に脱水症状を引き起こしてしまう『自発的脱水』になってしまう可能性が…。
自発的脱水ってナニ?
脱水時に水だけを飲んでいると喉の渇きは一旦収まります。しかし、これが厄介。
水だけ摂取した場合、体内では塩分濃度は低下するので、身体は塩分濃度を正常に保とうとしてせっかく摂った水分を尿で排泄しようとします。
身体の水分は減っていくのに、喉は渇いていないので水分を摂りたいと思わない。すると、気づかない内に脱水症状になっている、これが『自発的脱水』です。
熱中症予防の水分補給としては、スポーツ飲料や経口補水液の利用が手軽。自分で作る場合は、1リットルの水にティースプーン半分の食塩(2g)と角砂糖を数個溶かして作ると良いそうですよ。
熱中症、気を付けよう
経口補水液はサブとして
経験した方も…
水分補給のために飲む水が、逆に熱中症を引き起こす原因とならないよう注意したいですね。
これから迎える本格的な夏、対策をしっかりして乗り切りましょう!大切な方にも教えてあげてください。