蝋燭の芯は代用できる?代用する時の注意点や使えるアイテムなどを解説!
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「蝋燭(ろうそく)の芯がなくなってしまったけど、どうすればよい?」
「途中で埋まった芯は、ほかのアイテムで代用できる?」
蝋燭を作る時や使用する時に、蝋燭の芯がなかったり芯だけ取れてしまったりして、このような悩みを持った経験がある人もいるかもしれません。
蝋燭の芯は、別のアイテムで代用できるともいわれています。ただし、専用の蝋燭の芯と比較すると、燃え方が変わる可能性があるでしょう。
本記事では、蝋燭の芯に代用品を使ってもよいのかや、代用できる可能性があるアイテム、代用品を使用する時の注意点などについてご紹介します。蝋燭の芯に代用できるアイテムを知りたい人は、参考にしてみてください。
蝋燭の芯は代用品を使ってもよい?
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蝋燭の芯は、タコ糸などでも代用できる場合があります。しかし、可能であれば専用の蝋燭の芯を使用したほうがよいでしょう。代用品を芯に使うと、燃えにくくなったりススが出たりする可能性があると考えられているためです。
蝋燭は、固形の蝋が熱で溶けて液状になり、液体になった蝋を芯が吸い上げて気化します。そして、気体になった蝋が燃えて火が灯り続けるというのが、蝋燭が燃える仕組みなのだとか。
蝋燭の芯を別の素材で代用すると、蝋がうまく気化しにくい場合があるそうです。蝋をあまり吸い上げられなければ、気体になる量も減るため、蝋燭の火も小さくなったり燃えなかったりするでしょう。
なお、まったく使用できないわけではないので、専用の芯が入手できない場合や、手作りキャンドルなどですぐに蝋燭の芯を使用したい時は、代用品を使うことも選択肢の1つです。
蝋燭の芯の代用品にできるアイテム
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蝋燭を使っている途中で芯が折れたり、ロウに埋まったりして火がつけられなくなった場合の代用品として、タコ糸が挙げられます。100円ショップなどで手軽に入手できるため、蝋燭の芯の交換や蝋燭の自作費用をおさえたい場合にも向いているでしょう。
先に述べたように、代用品を使用する場合、専用の蝋燭の芯とは異なり、そのままでは液体になった蝋を吸いにくい可能性があるとされています。そのため、代用品の芯には先に蝋を染み込ませておきましょう。
タコ糸の芯を用いた蝋燭の作り方は、以下の方法があるようです。
1.長めのタコ糸を用意する。
2.使用する蝋燭の蝋を溶かす。
3.タコ糸を溶かした蝋に浸す。
4.割り箸や竹串などを使用して、蝋燭の容器にタコ糸を真っ直ぐ垂らす。
5.蝋燭の容器に蝋を流し入れる。
6.固まったら容器を外して、タコ糸の芯を適度な長さに切れば完成。
なお、アロマキャンドルなど、蝋燭を作る際に芯を代用する時は、蝋燭用や耐熱性の瓶に蝋を入れ、容器から外さずに使用する場合もあります。
蝋燭の芯が折れたりなくなったりしたらどうすればよい?
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蝋燭の芯が折れたりなくなったりして火がつけられなくなった場合、どうすればよいでしょうか。
蝋燭の芯が折れて蝋燭内部に芯が残っている場合、中にある芯を取り出せれば芯を交換したり蝋燭を作り直したりする必要はないでしょう。
芯が折れて内部の芯を取り出すには、まず芯周りの蝋を溶かして芯を露出させるようです。その後、溶けた蝋をキッチンペーパーなどで拭き取り、糸の周りの蝋はつまようじなどで取り除きます。
なお、蝋が溶けている時は高温なので、やけどなどのケガに注意しましょう。
専用の芯を持っていない時は、先にご紹介した代用品を使うことも方法の1つです。
蝋燭と芯の代用品は停電時にも利用できる
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ちなみに、災害時に停電が起こり、懐中電灯も電池が切れそうといった状態の時は、蝋燭を電気の代用にできるといわれています。もし蝋燭本体を持っていなくても、家に置いてあるようなアイテムを活用すれば、簡易的な蝋燭作りもできるようです。
そこで、材料別に簡易蝋燭の作り方をいくつかご紹介しましょう。
【サラダ油、ティッシュ、皿や空き缶、アルミホイル】
1.ティッシュを巻いた後にねじり、『こより』と呼ばれるひも状にする。
2.サラダ油を皿や空き缶など、油を入れた熱に耐えられる容器に入れる。
3.先端を5mm程度出した状態で、こよりにしたティッシュにアルミホイルを巻きつけて芯を作る。(もしくは、細く切ったアルミホイルを二つ折りにして、折り目に穴をあけて穴にこよりを通す)
4.サラダ油の入った容器に芯を入れる。
5.着火する。
【ツナ缶、キッチンペーパー】
1.キッチンペーパーを2cm程度の細さに切って、こよりにする。
2.ツナ缶のふたを少し開け、隙間からキッチンペーパーを差し込んで数分待ち、油を吸わせる。
3.キッチンペーパーの先に着火する。
なお、ツナ缶の蝋燭は、使い終わった後に中身を食べられるため、非常食としても有効です。
蝋燭の芯はタコ糸やティッシュなどで代用できる
蝋燭の芯は、タコ糸やティッシュなどで代用できるとされています。もしタコ糸やティッシュで代用して蝋燭の芯にする時は、芯に蝋や油を染み込ませてから使用すると、火が燃えやすくなるそうです。
本記事で紹介した方法も参考に、蝋燭の芯を代用して蝋燭を作ってみるのもよいでしょう。
ただし、専用の芯を使用した場合よりもあまり燃えなかったり、燃えた時のススが出たりする可能性もあるそうです。
そのため、芯がなくなった場合は、できるだけ新しい蝋燭専用の芯を用意するようにしましょう。残った蝋を溶かし、芯を入れればもう一度蝋燭として使用できる可能性があります。
[文・構成/grape編集部]