無塩バターの代用品はマーガリンだけじゃない!ほかに使えるアイテムを6つご紹介
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「無塩バターの代用品にマーガリンは使えないのかしら」
「マーガリン以外にも代用できるものがあれば知りたい」
無塩バターのストックがない時に、代用できるものがあればより気軽にお菓子づくりやお料理を楽しめるでしょう。
代用品の1つに『マーガリン』がありますが、実はほかにも無塩バターの代わりになるものがあるのです。
そこで本記事では、無塩バターの代用品としてマーガリンが使用できるのかを解説しつつ、使用に適した場合と適さない場合をご紹介します。
マーガリン以外にも代用品として利用できるものを6つご紹介するため、無塩バターの代用品をお探しの人はぜひ参考にしてください。
無塩バターの代用にマーガリンは使用可能!軽い仕上りに
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無塩バターの代用として、マーガリンの使用は可能です。
バターを使った場合よりも、あっさりとした軽い仕上がりが期待できます。
ただし、風味やコクに違いが出るため、濃厚さを求める人には物足りなく感じることがあるかもしれません。
またメニューによっては、マーガリンがバターの代用品として適していない場合も。
ここではマーガリンについて解説し、マーガリンが無塩バターの代用品として適している場合と適していない場合についてご紹介します。
マーガリンはバターの代用品として誕生したもの
マーガリンはバターの代用品として、日本では明治時代にあたる1869年にフランスで誕生しました。日本に入ってきたのは明治時代の中頃です。
当時は牛脂と牛乳を混ぜて作っていたようですが、改良を重ね、現在ではコーン油や大豆油などの植物油脂が主な原料となっています。
バターと比べあっさりとした風味が特徴で、安価で手に入りやすいことから、食卓でもおなじみの食材として親しまれているでしょう。
バターの代用品として誕生したマーガリンは、家庭でも多く見かける食材の1つです。
無塩バターの代用にマーガリンが適している場合
無塩バターの代用品としてマーガリンが適しているのは、バターと比べて軽い食感を求める場合です。
バターのような濃厚な味わいを求める人にはあまりおすすめできませんが、クッキーやスポンジケーキなどでコクを求めたい場合には、アーモンドプードルなどを加えるとよいでしょう。
ホワイトソースを作る際にも、マーガリンなら軽い口当たりが期待できます。少し物足りない場合には、コンソメやチーズをプラスしましょう。
また、マーガリンにはバターと比べると冷えた状態でも柔らかく、ほかの食材と混ぜやすい特徴があります。
ポテトサラダやサンドイッチのように、冷たい状態で混ぜたり塗ったりするメニューであれば、マーガリンのほうが扱いやすいでしょう。
無塩バターの代用にマーガリンが適していない場合
無塩バターの代用品としてマーガリンが適していないのは、お料理にバターの濃厚さや風味、コクが欲しい場合です。
植物性油脂が主な原料のマーガリンは、動物性のバターに比べて風味があっさりしています。
またマーガリンは『焦がしバター』を使う、マドレーヌやフィナンシェなどの調理には向いていません。マーガリンには水分が含まれており、高温で加熱すると飛びはねるおそれがあるためです。
さらにマーガリンに含まれる水分や塩分は、小麦粉と混ざる際にグルテンを生成してしまいます。グルテンが生成されると、生地に粘り気が出て、焼き上がりがふわっとしづらくなる可能性も。
このように、状況によっては無塩バターの代用品としてマーガリンの使用が適さない場合もあるのです。
マーガリン以外に使える『無塩バター』の代用品6選
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ここでは無塩バターの代用品として、マーガリン以外に使えるものを6つご紹介します。
有塩バター
無塩バターの代用品として、有塩バターは代用可能な場合とそうでない場合があります。
有塩バターにはその名の通り塩分が含まれるため、料理によっては味のバランスが崩れてしまう可能性があるためです。
塩味がついてもおいしく食べられるメニューならば、代用ができるでしょう。ただし、バタークリームのように甘い味が求められるものには不向きかもしれません。
サラダ油
無塩バターの代用品として、サラダ油も使用できます。サラダ油とは大豆、菜種、とうもろこし、ひまわり、紅花などの植物の種子を精製して作られたものです。
1つの植物だけではなく、複数の原料から作られているものもあり『混合サラダ油』と呼ばれています。
無味無臭のサラダ油は、クッキーなどに使用するとあっさりとした軽い仕上がりが期待できる反面、バターとは違い常温では液体のため、パンを焼く際などには生地が柔らかくなってしまうおそれも。
使用の際は、量を加減しながら使うとよいでしょう。
オリーブオイル
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オリーブオイルは、オリーブの果実から採った油です。
完全に無味無臭というわけではなく、独特の風味があります。お菓子づくりなどで風味を残したくない場合は、香りの少ない製品を使用しましょう。
オリーブオイルを代用すると、無塩バターよりも軽くすっきりとした仕上がりが期待できます。
ただしパン生地などの場合、同量で使うと生地が柔らかくなってしまうおそれがあるため気を付けましょう。使う量はバターの3分の1から半分程度が目安です。
ショートニング
ショートニングとは、もともとラードの代用品として開発された、植物性や動物性の固形油脂です。無味無臭のため小麦粉や卵など、ほかの食材の風味を生かしたい場合に向いています。
またバターと比べて伸びがよく、生地にも混ぜやすい点が特徴です。そのため、クッキーやパンなどで使えばサックリとした軽い食感を引き出せるでしょう。
しかし中には、ショートニングの製造過程で発生する『トランス脂肪酸』が、身体に悪い影響を与えるのではないかと気になる人がいるかもしれません。
その場合には、オーガニックのものやトランス脂肪酸フリーの商品を選ぶとよいでしょう。
ココナッツオイル
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ココナッツオイルはココヤシの実の胚乳(はいにゅう)と呼ばれる部位から抽出された油で、室温が20℃以下だと白く固まる性質があります。
クッキーやパウンドケーキなどのお菓子づくりに重宝しますが、一方でほんのり甘く香ばしい独特の風味が苦手な人もいるようです。
ココナッツオイルはココヤシから採れる植物性の油のため、動物性食品を口にしない『ヴィーガン』や、グルテンフリーのメニューを作る際にもおおいに役立ちます。
ファットスプレッド
無塩バターの代用品として、マーガリンの一種である『ファットスプレッド』も使用が可能です。
ファットスプレッドは、マーガリンと似ていますが明確な違いがあります。主な違いは脂肪分と水分量です。
マーガリンが脂肪分80%以上、水分17%以下であるのに対し、ファットスプレッドは脂肪分が80%未満のものを指します。
店頭で『マーガリン』として見かける商品の多くが、ファットスプレッドのようです。
ファットスプレッドは、マーガリンよりもさらに軽くあっさりした口あたりが特徴です。
マーガリン同様、水分が多いため焼き菓子などでは仕上がりが変わる可能性がありますが、多くの場合無塩バターの代用品として利用できるでしょう。
マーガリンを無塩バターの代用品として使用する際の注意点
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無塩バターの代用品としてマーガリンを使用する際の注意点は、以下の通りです。
植物性油脂が原料のマーガリンを使うと、動物性油脂のバターと比べてコクや風味が少なくあっさりとした仕上がりになります。
お菓子づくりでコクや風味をプラスするなら、レモン汁、バニラエッセンス、ナッツやチョコレートなどをプラスするとよいでしょう。
またマーガリンには塩分が含まれているため、バタークリームなどの甘い味を求める際には不向きです。その際には量を調節したり、無塩マーガリンを利用したりしましょう。
このようにマーガリンを無塩バターの代用品として利用する際には、料理によって工夫が必要となります。
マーガリンは無塩バターの代用品として使用可能!使い分けがポイント
マーガリンはもともとバターの代用品として誕生したもので、無塩バターの代用品としても使用が可能です。
バターよりも安価で手に入りやすいため、気軽にお料理やお菓子づくりを楽しめるでしょう。
しかしバターとまったく同じ性質ではなく、料理によっては向き不向きがあります。その場合には今回ご紹介したほかの代用品を使うなど、工夫するとよいでしょう。
[文・構成/grape編集部]