生クリームの代用に牛乳は使える?意外な食材を生クリームの代わりに使う方法を解説
公開: 更新:

※写真はイメージ

森昌子の現在に、黒柳徹子がドン引き!? 引退を惜しむ声 森昌子(もりまさこ)さんは、日本を代表する女性歌手の一人で、女優としても活躍しています。60歳となった森昌子さんは2019年3月に、2019年末で芸能生活から引退することを発表。そんな森昌子さんのこれまでの活躍や、ネット上で話題となった黒柳徹子さんとの共演について詳しく見ていきましょう。

三上博史って結婚してる? プロポーズし続けた相手が気になる!俳優として活躍している三上博史(みかみ・ひろし)さんが結婚しているのかや、現在の活躍ぶりなどさまざまな情報をご紹介します!
- 出典
- 『e-Gov 法令検索』
お菓子やパスタなどの調理で、少しだけ生クリームが欲しいと思う時に限って、冷蔵庫にないという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
まったく同じ味にはならないものの、料理の種類によっては牛乳で代用できることもあります。
そこで今回は、生クリームの代用として牛乳を使う方法や、牛乳以外の代用品についてご紹介します。「生クリームがないから…」と諦める前に、ぜひ参考にしてください。
牛乳と生クリームの違い
※写真はイメージ
牛乳と生クリームは、乳製品という点では同じですが、実際はまったく異なるものです。
厚生労働省は『乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(以下乳等省令)』の第二条14で、クリームのことを次のように定義しています。
つまり、生クリームの主な成分は乳脂肪分ということになります。
生クリームの種類
生クリームを購入する際に、店舗でさまざまな種類が販売されているのを見たことがある人もいるでしょう。
クリームの種類を大きく分けると、一切添加物が入っておらず乳脂肪分が18.0%以上の『クリーム』と、添加物の入っている『乳または乳製品を主要原料とする食品』の2つです。
さらに『乳または乳製品を主要原料とする食品』は、下記の3つに分けられます。
それぞれ、使いやすさや風味が異なるようです。
なお『植物性脂肪』とは、ヤシ油やパーム油を指します。植物性脂肪で作られた生クリームは、比較的さっぱりとしている点が特徴です。
メニューによっては牛乳を代用することも可能
生クリームと牛乳では成分が異なるため、牛乳を完全な生クリームにすることはできません。ただし、メニューによっては、牛乳で代用することも可能です。
生クリームを使用する際は、液体のまま使うこともありますが、ケーキのデコレーションのようにツノが立つまでしっかりと泡立てる場合もあるなど、メニューによって異なります。
しかし牛乳は、どんなに泡立ててもツノが立つことはありません。
そのため、ケーキのように生クリームの形が残るメニューよりも、液体のままや少しとろみをつけた状態で使うメニューのほうが向いているでしょう。
牛乳を生クリームの代用品として使う方法
※写真はイメージ
牛乳を生クリームの代用で使う際には、バターもしくはゼラチンを加える方法と、牛乳をそのまま使う方法があります。
それぞれの使い方や、向いているメニューをチェックしてみましょう。
牛乳+バター
牛乳にバターを加えることで、生クリームに近いコクが生まれます。分量は、牛乳3~4に対してバターが1の割合です。
【材料】
【作り方】
しっかり風味付けしたい場合は、牛乳の量を減らしてください。泡立てることはできないため、クリームパスタやグラタン、シチューや、お菓子作りに使うのがおすすめです。
お菓子作りの際は、無塩バターを使うのもよいでしょう。
牛乳+ゼラチン
生クリームほど完全なホイップ状にはなりませんが、牛乳にゼラチンを加えることで、とろみが付きます。
■材料
■作り方
ハンドミキサーで泡立てても、ツノが立つほどにはなりません。ショートケーキのデコレーションに使うのは不向きなため、シフォンケーキのトッピングなどに使うとよいでしょう。
なお、ゼラチンは常温のまま放置すると溶けてしまいます。使う直前に泡立てましょう。
牛乳をそのまま使う
生クリームをホイップせずに液体で使う場合の代用として、牛乳をそのまま使用する方法もあります。
カルボナーラやポタージュ、スイートポテトなど、生クリームをほんの少量使うレシピの場合は牛乳でも代用しやすいでしょう。水っぽくならないように、様子を見ながら少量ずつ使うことをおすすめします。
牛乳以外で生クリームの代用になる食材
※写真はイメージ
牛乳以外にも、冷蔵庫にありそうな食品で、生クリームの代用になるものがあります。
これらも、ひと手間を加えることで、グッと生クリームに近付けることが可能です。
作り方と、向いているメニューを確認しましょう。
ヨーグルト
料理の際に、水切りヨーグルトを作ったことのある人もいるでしょう。
水切りヨーグルトも、生クリームの代用として使えます。
【材料】
【作り方】
味は生クリームとは異なるものの、見た目は近くなるでしょう。
さっぱりした味わいのため、生クリームが苦手な人にもおすすめです。
甘さが欲しい場合は、砂糖をお好みで加えてください。
豆腐
絹豆腐もヨーグルトのように水切りをすることで、生クリームの代用になります。豆腐の味がしっかり残るため、豆腐好きな人におすすめのアレンジです。
【材料】
【作り方】
しっかり水切りできていれば、デコレーションに使うことも可能です。砂糖やメープルシロップを混ぜると、甘みが出ます。
コーヒーフレッシュ(コーヒーミルク)
見た目が生クリームに似ている『コーヒーフレッシュ(別名:コーヒーミルク)』も、代用品になります。
コーヒーフレッシュの主な原料は、植物性脂肪です。そのため、比較的あっさりしたクリームとして使用できます。
また、個包装されているため、少量だけ使いたい時にも便利です。ビーフシチューなどに、少量だけトッピングしたい時に使ってみましょう。
ココナッツミルク
ココナッツミルクを、生クリーム代わりに使うこともできます。
【材料】
【作り方】
液体としっかり分離させることで、ケーキのトッピングやデコレーションにも使えます。砂糖やバニラエッセンスを混ぜて、甘みや香り付けをしてもよいでしょう。
ただし真っ白ではないため、見た目にこだわりたい場合は不向きです。
豆乳+レモン汁
牛乳ではなく、豆乳で代用もできます。しっかり固めるためには、大豆固形分の高い『無調整豆乳』を選ぶのがポイントです。
【材料】
【作り方】/b>
豆乳は、レモン汁の酸が加わることで、一気に固まります。レモン汁が多すぎるとレモン風味が強くなるため、様子を見ながら入れてください。
比較的あっさりしたクリームに仕上がるため、コーヒーゼリーやシフォンケーキのトッピングに向いています。
実は生クリームは意外と料理に役立つ
※写真はイメージ
「今回は代用品で済ませたけれど、やはり生クリームの味には適わない…」と感じるかもしれません。中には「普段は使わないため、生クリームを常備したくない」という人もいるでしょう。
しかし生クリームは、意外と料理に役立つ食材なのです。普段のメニューに生クリームを加えることで、料理のバリエーションを増やせます。
例えば『エビマヨ』。エビマヨのソースに牛乳や練乳を入れるレシピがありますが、その代わりに生クリームを少量入れるとクリーミーになり、味にコクが出ます。
お菓子のほかに、うどんやチーズリゾットに入れてもまろやかな味を楽しめそうです。
生クリームがなくても焦らなくて大丈夫!牛乳や代用品で料理しよう
料理の際に、少量だけ生クリームが必要になるケースは珍しくありません。そんな時に限って、生クリームがないという経験をした人も、これからは諦めなくても大丈夫です。
牛乳やヨーグルト、豆腐などを生クリームの代わりに使えます。
完全に同じ味わいや風味にするのは難しいかもしれませんが、料理の彩りとして、一度試してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]