【状況別】松ヤニの落とし方をご紹介!クリーナー以外でも松ヤニは落とせる?
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「剪定作業中に松ヤニが手についてしまった」
「公園で子供と遊んでいたら服に松ヤニがついたので、落とし方を知りたい」
松ヤニの落とし方を知らず、松ヤニに触れた際に上記のような悩みを抱いた経験のある人もいるかもしれません。
松ヤニの落とし方は、松ヤニがついたものによって異なります。状況に応じた落とし方を知っておくと、今後同じような状況の時に焦らず対応できるでしょう。
本記事では、松ヤニのクリーナーの代用にできるものや、状況別の落とし方などについてご紹介します。
松ヤニとは?どこでつく可能性がある?
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松ヤニは、松の木から分泌される天然の樹脂だそうです。音楽やスポーツなどのさまざまな場所で使われています。
例えば、音楽ではバイオリンの音を鳴らすために松ヤニが使われるようです。また、ハンドボールなどのスポーツの場面でも、滑り止めとして松ヤニが使われています。
ほかにも、日常生活で松ヤニが身体や服などにつく可能性がある状況を下記にまとめました。
松ヤニは水に溶けにくいとされているため、手や服につくと水洗いでは落ちにくいといわれています。状況に応じた松ヤニの落とし方を知っておくと、対処しやすいでしょう。
ついた松ヤニを放置するとどうなる?
松ヤニを放置すると、付着しているものに悪影響を与える可能性があります。
例えば、もし車についた松ヤニを放置すると、付着した部分から塗装にダメージを与えるのだとか。
ほかにも、松の剪定などでハサミを使った際についたヤニを放置すると、切れ味が悪くなるといわれています。
服につくと、シミや黄ばみになる場合もあるそうです。こうした事態を防ぐためにも、松ヤニはできるだけ早く落としたほうがよいでしょう。
松ヤニクリーナーの代用になるものは?
松ヤニを落とすための、松ヤニの専用クリーナーも売られています。
しかし、「専用クリーナーを持っていない」「できれば身の回りにあるアイテムで落としたい」と考える人もいるかもしれません。
ここでは、専用クリーナーの代用として松ヤニを落とすのに使えるとされているアイテムをご紹介します。
なお、今後も松ヤニがつくような環境に行くことが多いのであれば、専用クリーナーの購入も検討しましょう。
消毒用アルコール
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無水エタノールや消毒用のアルコールは、松ヤニを落とすのに使えるといわれています。理由としては、松ヤニの成分はアルコールには溶けやすいとされているためです。
松ヤニがついた部分に使用し、成分が溶けるとべたつきが緩和されるのだとか。
消毒用アルコールは人によって、触れた部分が肌荒れを起こす可能性があります。何度も使う場合は、ほかの代用品の使用も検討しましょう。
また、消毒用アルコールを服に使用すると素材によっては傷む可能性があります。
松ヤニを落とす前に、消毒用アルコールを使用しても問題ないかを確認しておきましょう。
中性洗剤
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小さいものに松ヤニがついた時や、松ヤニのついた範囲が小さい時に使いやすい代用品が、食器用洗剤をはじめとする中性洗剤です。
状況に応じて使用方法は変わりますが、浸け置きやこすり洗いなどで松ヤニを落とせる可能性があるといわれています。
中性洗剤を薄めた水を布に含ませて松ヤニを拭き取る方法や、直接中性洗剤を松ヤニにかけて洗う方法があるので、試してみましょう。
なお、中性洗剤がついたまま放置すると、使用する素材にダメージを与える恐れがあります。使用する際は様子を見ながら行い、しっかり洗い流しましょう。
除光液
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ネイルを落とすために使用する除光液も、松ヤニを落とすために使えるといわれています。
使い方は、消毒用アルコールと大きく変わりません。
ただし、松ヤニを落としたい素材によっては傷む可能性があるため、目立たないところで試してから使うとよいでしょう。
食用油
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食用油は、自宅ですぐに松ヤニのべたつきを落としたい時に向いているアイテムといえます。料理をする家庭であれば、食用油を置いているケースも多いでしょう。
食用油の使い方としては、布に油を染み込ませ、松ヤニがついた部分を優しくゆっくりと拭き取ります。
なお、油を使用しているため、安全のためにも火の近くで作業をしないようにしましょう。
状況別の松ヤニの落とし方
松ヤニは、使用した状況に応じて、車やハサミ、服、手などにつく可能性があります。
付着した場所によって落とし方や使用するのに向いているアイテムが変わるため、状況に応じた方法を選びましょう。
ここでは、松ヤニがついた場所別に、落とし方の一例をご紹介します。
服についた時
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服についた松ヤニの落とし方は、以下の通りです。
1.松ヤニを落としたい服の下に、汚れてもよいタオルを敷く。
2.ガーゼやコットンに、消毒用アルコールや除光液などを含ませる。
3.松ヤニがついたところをトントンとシミ抜きのように叩く。
すぐには落ちない場合もあるため、必要に応じてコットンやガーゼを交換しながら、少しずつ落とすようなイメージで行うとよいでしょう。
また、消毒用アルコールや除光液を服に使用すると、素材によっては色落ちする可能性もあります。念のため、目立たない場所でテストをしてから使用しましょう。
手についた時
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手についた松ヤニの落とし方は、以下の手順を参考にしてください。
1.消毒用アルコールを適量手に取る。
2.揉み込むようにして手ついた松ヤニに、しっかり馴染ませる。
3.水で洗い流す。
松ヤニがついた部分がかぶれている場合や、違和感を感じた場合は、なるべく早めに皮膚科を受診したほうがよいでしょう。
車についた時
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車についた松ヤニを落とす際には、食器用洗剤や消毒用アルコールを使用するとよいそうです。以下の方法で落とせるといわれています。
1.車についた余分な汚れを水などで落とす。
2.水で薄めた食器用洗剤や消毒用アルコールを少量やわらかい布に含ませ、優しく拭き取る。
3.松ヤニが取れたら水で流す。
一度で拭き取れない際は、少量足して優しく拭くことを繰り返すとよいそうです。松ヤニが取れないからと無理に落とそうとすると、車の塗装も一緒に剥がれてしまったり、傷をつけてしまったりする可能性があるため注意しましょう。
また、塗装に食器用洗剤や消毒用アルコールが残っている状態で放置すると、その部分がシミになったりコーティングが剥がれたりする可能性があるのだとか。
使用後は、しっかりと洗い流しましょう。
ハサミについた時
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松の剪定などでハサミに松ヤニがついた時は、可能であればクリーナーを使用するとよいそうです。
もし持っていれば、松ヤニ専用のクリーナーや刃物のクリーナーなどを使用しましょう。専用クリーナーがない場合は、消毒用アルコールで代用できる可能性があります。
落とし方は以下の通りです。
1.スプレータイプなら直接松ヤニがついた部分にスプレーし、ボトルタイプなら布などに専用クリーナーを染み込ませる。
2.松ヤニの部分を拭き取る。
ハサミなど刃物の松ヤニを落とす時は、ケガに注意しましょう。
松ヤニは状況に合わせた落とし方で対処しよう
松ヤニは状況によって付着する場所がさまざまです。状況に応じた落とし方を知っておくと、万が一松ヤニがついても慌てずに対処できるでしょう。
専用クリーナーがあると便利ですが、専用クリーナーがなければ消毒用アルコールや洗剤などでも代用できるとされています。
ご紹介した松ヤニの落とし方も参考に、状況に合った松ヤニの落とし方を試してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]